
F1は開幕したばかりですがWRCは早くも3戦が終了・・・
それでは第3戦「ラリー・メキシコ」のレポートをお送りします!
今回もテインは、
WRC2(★)カテゴリにチャレンジする
「Stohl Racing」のインプレッサSTI(GRB)N4車両をサポート。
N4車両のみで争われる「プロダクションカーカップ」の
タイトル獲得を目指し、今回も上位獲得を狙います!
★WRC2とは?
WRカーよりも改造範囲が狭く、より市販車に近いカテゴリ。
ラリー・メキシコの全SS走行距離は394.88km、総走行距離は1026.30km。
最長SSは54.85kmと非常にタフなラリーなのです。
本格的なマウンテンステージ、天候はドライ。
エンジンにも過酷な標高1800~2500mという高所の難ステージをどう攻略するかも見どころです。


ドライバーはお馴染み
アーミン・クレマー選手。
そして、シェイクダウン日の夜にラリーがスタート!
SS1~SS2のショートステージを終え、
アーミン・クレマー選手はプロダクションカーカップで2位の好位置につけます。

そして翌日のDay1は本格的なマウンテンロード。
SS3~SS13までの全SS走行距離は160.75kmという長丁場です。
前半に好走を見せたアーミン・クレマー選手はSS6でトップに立つもSS8で再び2位に後退。
その後のリア・クロスメンバーの破損でタイムロスしながらも何とか2位を死守。


最終サービスでリア・クロスメンバーを交換。
45分以内で交換しなければなりませんのでスピーディかつ正確な作業が求められます。

Day2、SS14~SS20までの全SS走行距離は150.07km。
アーミン・クレマー選手は不運にも初めのSS14でサスペンションアームを破損!
何とかゴールするも15分の大きなタイムロス。
その後のラリー続行を諦めざるを得ず無念のデイリタイアを喫します。
しかし、
ラリー2(★)での再出走が認められDay3からラリー復帰!
★ラリー2とは?
走行中のマシントラブル等で修理が必要となり競技続行が不可能になった場合でも、
一定の条件を満たせばペナルティを受けることで、修理完了後に競技に復帰できる制度です。


Day3、SS21~SS23までのSS全走行距離は80.41km。
本ラリー最長となる54.85kmのSS21が含まれ、最終日と言えども気を抜けません。
ラリー2で競技に復帰したアーミン・クレマー選手はプロダクションカーカップ3位でスタート。
順調にステージをこなし、一部ライバルの脱落にも助けられて、
プロダクションカーカップ3位をキープしフィニッシュすることに成功!
第3戦メキシコを終了してのポイントスタンディングは
WRC2プロダクションカーカップにて、トップと8ポイント差の3位。
タイトル獲得のチャンスはまだまだ十分あり!応援宜しくお願い致します。
そして2つ目のラリーレポートは、
「フィンランド・ラリー選手権」


テインのサポートドライバー、ユハ・サロ選手は
2013年シーズン開幕から怒涛の3連勝!
タイトル獲得に向けて順調な滑り出しを見せています。
今後の活躍に乞うご期待!
byスギ
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Posted at
2013/03/18 17:01:42