さようなら手柄山回転展望台　

　

　いよいよ本格的な雨になり、ニュースではタイの洞窟で救出作業が続いており

　一先ず安心できましたが、まだまだ問題は山積みです。

　さて、今年の1月に訪れてみようと思っていましたが、いつでも行けると頭の中は

　近くを通った時についでに寄ってみよう思い春頃に訪れてみました。


　昭和４１年に開業し、兵庫県の姫路駅と手柄山駅間を結んだ旧姫路市営モノレールです。

　８年だけ走った幻のモノレールで写真は当時のものでしょうか？

　ネットから拝借しました。









　

　これが回転展望台です。

　室内はレストランになっており、ゆっくりと回転しながら姫路市を満喫できます。









　少し離れて見るとこんな感じ。

　この建物は僕にとっては興味が湧いてきます。










　40年前にここでカップルがデートして結婚された方もいるんじゃ～ないでしょうか？

　やがて子供ができ


　その子供も年頃になり、デートをし

　「親もここでデートをし結婚したんだ！」と言う台詞も聞こえてきそうです。

　美しいアーチが印象的でした。





　
　

　ここに着き、展望台入口は既に閉まっており目の前が真っ暗になった。


　「嘘だろう」と思ったが事実を受け入れるのに数分かかった。










　写真をクリックすると分かりやすいですが赤いパイロンの向こう側は

　既にアスファルトが捲られており工事期間中だと思いました。






　

　建物の写真を撮った後にこの看板に気がつきましたが、本当にガッカリです。










　ＪＲ姫路駅から南西に１km半、山陽電車手柄駅から東に５００ｍほど。

　手柄山中央公園の中央に聳える回転展望台４階の喫茶店。

　「姫路大博覧会」のテーマ塔として昭和４１年に竣工、以来半世紀以上にわたり姫路市民に親しまれてきた。

　残念なことに老朽化に伴い2018年３月に閉鎖されることになりました。


　写真は当時の車両をレストアし展示していたものだと思います。

　ここからまたネットから拝借しました。







　

　昭和チックなメニューですね～

　どれも美味しそう～


　入口には味のある食品サンプルがずらりと並ぶ大きなガラスケース。






　
　

　この床の外側が回転していたと思われます。

　円形の線がありますね～

　展望台は１５分で一周する小ぢんまりとしたものだが、眺望は抜群で姫路城も見える。

　








　このパイプ椅子、レトロ風でいいな～

　ゆっくり回転すると子供も喜んだに違いない！









　ビーフカレー美味しそう！

　スプーンをナプキンで包んでいますが今はあまり見られないです。







　

　食べた後はクリームソーダ！

　当時としては食べ物と飲み物をオーダーする人は贅沢とされました。


　今ではマッ○ドナルドでバーガー・ドリンク・ポテトは当たり前になってきてますが・・・










　これがメニューです












　半世紀以上に頑張ってきた回転展望台、老朽化の伴い幕を閉じたが

　今でもここを訪れた観光客や姫路市民の思い出は消える事はけっしてない！

　さようなら手柄山回転展望台。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして今までお疲れ様！