我が書庫より~日産・プリメーラ(P10)
投稿日 : 2012年07月29日
1
今回のカタログは初代日産プリメーラ。
スタイルや走りの面において、相当に欧州車を意識したクルマであり、当時の国産セダンのトレンドとは一線を画するものであった。
特に、前輪にマルチリンク式サスペンションを採用した足回りは絶品のハンドリングであったとか…。
但し、初期型ではかなりハードなサスセッティングのためクレームも多発したようで、後期型では乗り心地も考慮したセッティングに改められている。
2
後期型から2000ccのTeとT4に採用されたフルフレックスショックアブソーバーと、T4の4WDシステム「アテーサ」。
前後のトルク配分を50:50に設定したビスカスセンターデフに加えて、後輪にもビスカスLSDを装備。
あらゆる状況でも安定した走りを実現している。
3
トランクリッドにはヒンジの出っ張りが少ないダブルヒンジ式を採用し、大きく開くことも特徴的だった。
トランク容量も大きく、一部廉価グレードを除いてトランクスルーも設定されていた。
4
4WDのT4のみに設定された本革バージョンの内装。
シートのみならず、シフトレバーとサイドブレーキレバーにも革巻きを採用、さらにアルミホイールもセットで装備された。
5
パワーウインドウのメインスイッチは運転席ドアでなく、センターコンソールに装備されていたのは欧州流儀か。
但し、運転席ドアにはワンタッチ操作用のオートスイッチが独立して設置されていた他、後期型では助手席ドアにも独立したスイッチが設置されていた。
最廉価版のCu以外に装備されるエアコンはオートエアコンになっているが、1800ccのSVに限ってマニュアル式だった。
6
2000ccのスポーティグレード・Teと4WDのT4。
2000ccにはこれ以外にラグジュアリー路線に振ったTmもあり、内外装をスポーティに装ったSセレクションもあった。
7
1800cc車はCiを基本にラグジュアリー路線に振ったLセレクションと、スポーティ路線のCiクルーズがあったが、Ciクルーズは2000ccのTeなどと同じ内装にCDプレーヤーも装備された。
8
お約束の(爆)廉価版。
モデル末期に追加されたSVはCuにカラードドアミラー、マニュアルエアコン、カセットデッキ(2スピーカー)などを追加して求めやすい価格としたお買い得仕様。
Cuはエアコンもオプションで、ホイールカバーも非装着となっている。
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