さてさて。
日付が変わって、皆、寝静まった真夜中に事件は起きました。。。
自分の右足の脹脛が攣ってしまい、激しい痛みで目が覚めました。
「ううっ・・・痛てぇ、痛ぇ・・・」と、声を押し殺して呻いてみても、隣で寝ているカミさんは気が付くそぶりも無く、イビキかいて爆睡中(;^ω^)
一人でのた打ち回って苦しんでる自分がてんでバカみたい。。。
部屋の電気を点けたくても、右脹脛が攣っちゃってて立ち上がることができません。
ほんの数分の出来事なのに、こういう時って妙に長く感じるものですね。
やっとのことで起き上がって、手を伸ばして右足の親指を掴み、上に引っ張る様にしていたら漸く右足脹脛の痙攣が収まりました。
痙攣が収まって一息ついて、枕元に置いてあるスマホを見たら、まだ午前1時少し前でした。
前夜、午後9時という、いつもよりかなり早い時間に寝てしまった事もあって、さすがにこんな時間に目が覚めたらすっかり頭も覚醒してしまったらしく、今度は中々寝付けなくなっちゃいました。
それでももうひと眠りできるから、と、暫く目を瞑って布団に包まってゴロゴロしていたら、隣でイビキをかいて寝ていたカミさんが突然起きました。
そして、部屋を出ようとしましたが引き戸が開かない様で、何やらガタガタやってます。
「・・・ねぇ、起きてよー・・・戸が開かない! 電気点けて!」
と、小声で囁くカミさん。トイレに行きたい様子。
仕方なく起きて灯りをつけ、部屋の引き戸のロックを解除してやりました。
「何で鍵なんかしたん?」
と、訝るカミさん。
泥棒に入られたら困るから、と返答すると・・・
「そんな人、居る訳ないでしょ!!」
と、かなりご機嫌ナナメw
それでもトイレから戻ってきたと思ったらすぐにまたイビキをかいて寝ちゃいました。
こっちはさっきまで足が痙攣して苦しんでたというのに、自分がトイレ行くからという理由で人を起こしといて何という身勝手な奴!、と、内心思ったりしましたが、いつの間にか自分も眠ってしまいました。
再び、ふと目が覚めたのでスマホを見てみたらまだ午前5時少し前でした。
この時間なら元々起床予定の時間。
起きだして窓の障子を開け、まだ暗い外の様子を見ようとしましたが、窓が結露していて良く解りません。
自分が起きだしてゴソゴソやっていたからか、その物音でカミさんを起こしちゃった様でカミさんも起きました。
「天気どうげ?(どんな感じ、の意)」
(↑西上州(群馬県の西の方生まれの人が良く使う)の「方言」w)
「よっく(良く)分かんねぇ(分からないよ)。薄っ暗ぇかんな(薄暗いからね)」
(↑これも西上州(群馬県の西の方生まれの人が良く使う)の「方言」w)
という様な上州(群馬)弁まる出しの日常会話を交わす二人w
(↑解る人にはわかる?!)
でも(前回も書いたかと思いますが)山小屋の朝は早いので、元々午前5時起きは予定の範囲。
何せこの尾瀬沼山荘、朝食時間は午前6時から午前7時までの間だし、チェックアウトは午前8時までとなっているので、朝は結構忙しいんです。
そうは云っても朝食時間まではまだ時間が有るので、スマホでユーチューブ動画を見たり、尾瀬沼湖畔へ行ってみたりして過ごしました。
午前5時半を廻って周囲が明るくなってきたので外を見てみたら、天気も良さそうです。
今回取れた部屋から見た尾瀬沼の景色はこんな感じ。
尾瀬沼湖畔へ行って撮影したのがこちら。
尾瀬ヶ原方向

尾瀬沼と燧ケ岳

燧ケ岳のアップ

沼山峠(福島県)方向
朝一は食堂が狭くて混みあうので、他の宿泊客の方々が食事を済ませて引き上げる頃合いを見計らってワザと30分時間をズラして食堂へ行ってみました。
案の定、混みあっていた食堂もすぐにガラ空きになり、他に1グループ5名様が残っているだけで、自分たちの分だけ食事用トレーが残っている状態でした。
そそくさとまだ残っているサラダやパン、コーヒーなどをトレーに載せて真ん中のテーブルへ着席。
食堂に入る際に聞かれた「おにぎりサケ茶漬け」「オムレツ」「ウィンナーの付け合わせ」も運ばれてきました。
お腹が空いてたので、二人共あっという間に完食(笑)
食事が済んだらすぐに部屋へ戻り、歯磨きしたりして身支度を整え、チェックアウトの準備も完了。
天気も良いので、尾瀬沼湖畔を通り、前日は行くことが出来なかった大江湿原という処まで歩いてみよう、という事になりました。
チェックアウトの際に支配人さんに大江湿原まで行ってみるという話しをしたら、
「リュックなどの荷物は休憩所の売店の奥、西端の壁のあたりに置いて頂ければ預かれますよ。そこは宿泊者用の荷物置き場なので。」
という嬉しいお言葉を頂きました。
重いリュックを背負って、雨で濡れて滑りやすい木道を歩くのは正直な処、避けたかったので、これは有難かったです。
早速、休憩所の指示された場所にリュックを置き、飲み物と貴重品などが入ったバッグだけ、という身軽な状態で大江湿原へ向かいました。
(つづく)