TVキャンセラーと映像出力アダプター 取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
走行中に後席に取り付けたリアモニターでDVDを視聴できるように、TVキャンセラーと映像出力アダプターを一緒に取り付けました。
製品は、BLITZの"TV JUMPER DV-S / TCBA-10"と Data Systemの"ビデオ出力ハーネス / VHO-U66"です。
2
取付前に例によって関連するヒューズを取り外しておきます。
ディーラーさんから配線図を頂き確認したところ、マツダコネクトと周辺機器の電源供給は、エンジンルーム内ヒューズボックスからルームランプ15A(取説378頁4番)とオーディオ25A(同14番)のヒューズを抜いて、10分ほど待ちます。私の場合はこれで不具合は起きませんでしたが、製品の取付説明書にはバッテリーのマイナス端子を外すよう記載がありますので、あくまで自己責任で(^^;
3
まずは、センターディスプレー(コネクティビティ・マスタ・ユニット)を取り外します。これについては先人の方々が詳しく解説して頂いてますので、参考にさせて頂きました。m(_ _)m
最初にモニター手前の小さいパネルを取り外します。ダッシュボードは非常に傷つきやすい感じなので、養生はしっかりとやっといたほうが良いです。パネルの手前(リア側)から厚みの薄い内張り剥がしを差し込み、てこの原理で上方向に浮かせるようにして外します。折角の機会なので、外したパネル裏側の写真を載せておきます。3カ所のツメで固定されています。
パネルを外すとディスプレー本体がM10ボルト2本で固定されてます。ちょっと固いですがボルトを外し、ディスプレー本体を両手でサイドからしっかりとホールドした状態で上方向に持ち上げ、白いクリップを外します。最初は固いですが左右順番にゆっくりやれば大丈夫だと思います。
4
①次にモニター裏(フロント側)の大きめのパネルを取り外します。ここでも養生はしっかりとやっといたほうが良いです。パネルの左右両サイドが自然に浮き上がっていますので、ダッシュボードとの隙間に内貼り剥がしを差し込み、てこの原理で上方向に浮かせ、徐々にフロント側に回り込むようにパネル全体を浮かせていって外します。
②センターディスプレーの画面部分を少し持ち上げ、リア側にゆっくり慎重に引き出します。モニターの下後方についているユニットの角が鋭角で固いので、引き出す際にダッシュボードを傷つけやすいので注意しましょう。
③センターディスプレーユニットの背面です。MOPのDVD/TV付の場合、青矢印の6カ所のコネクタで車体からの配線が繋がっていますのでカプラーピンを押さえながら順にコネクタを外していきます。配線の余剰長さが余りないものもあって、センターディスプレーユニットを十分に引き出せていない状態での作業になりますので、苦労しました。
④すべての配線を外したのちに、センターディスプレーユニットを完全に引き出して分離完了です。
ちなみに、ユニットのフロント側は③のベロを④の差込口に差し込んで固定する様になっているので、ユニットを再度取り付ける際には差込口手前の金属フレーム部分に配線が挟まらない様に注意して作業する必要があります。
5
折角なので、外したパネル裏側の写真を載せておきます。
ダッシュボードに嵌め込むツメが計7か所、ディスプレーユニットを押さえるバーが4か所付いています。画像3の小さいパネルと比べるると、かなり頑丈にダッシュボードに固定されてる事が理解できますね。
このパネル、取り外し&取り付けの際に、センターディスプレー背面のケースに接触して傷が付きやすい感じがしましたので、外したついでに左下写真の青印の位置にエーモンのショックノンテープ(1750)を帯状に貼って保護しておきました。端っこが運転席から見えちゃいますが、同色なので気にはなりませんでした。
6
取り外したディスプレーユニットを室内に持ち込んでハーネスの取付けを行います。
TVキャンセラー(ジャンパー)のハーネス(黄色で表示)は、18ピンコネクタに差し込みます。本体接続コネクターにジャンパー本体を接続することになります。
映像(ピデオ)出力アダプターのハーネス(水色で表示)は、28ピンコネクタに差し込みます。映像分配器を経由して映像出力端子にリアモニターの映像入力線を接続することになります。映像分配器用にACC電源が必要ですが、28ピンコネクタからは取れないため、別にACC線だけ接続する必要があります。ちょうど隣の18ピンコネクタから取れるので、ジャンパーハーネスの中継線を剥いて繋ぎ半田で固めておきました。(赤星マークで表示)
ついでにこの状態で、Jusbyのマツダコネクト専用保護フィルムをモニター画面に貼り付けておきました。車内はホコリっぽいので室内に持ち込んだ際にやるほうが、格段に楽です。
7
室内作業を終えたディスプレーユニットの再取り付けです。
ハーネス2本のコネクタを車体側のコネクタにそれぞれ繋ぎ、残りの4本の配線は原状復帰させます。両ハーネスからの本体接続コネクターと映像出力端子は矢印の方向に差し込んで、助手席グローブボックス裏に落とすようにしておきます。この先の接続作業はグローブボックスを外した助手席側から行うことになります。
あとは各配線の挟み込みに注意しつつ、ディスプレーユニットをダッシュボードに差し込んで、ネジとカバーを付ければ終了です。
8
写真を撮り忘れてますが・・・
最後に、本体接続コネクターにTVジャンパー本体を繋ぎ、本体はダッシュボード内の適当なところに固定しつつ、そこから延びる切り替えスイッチをグローブボックス内収納部分に垂らしておきます。
映像出力端子には、この後取り付けるリアモニターの映像入力端子を繋ぐ事になります。
どの作業もグローブボックスを取り外した、助手席側の開けたスペースで行えるので、楽に進める事ができます。
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