PROVA OHLINES DFV  

敢えて無印GT-HにしたのはPROVAさんのOHLINSを体感したかったから。
資金も貯まり、純正ショックを4万キロ体感したので、いよいよ交換を実施しました。

本体 ¥360,000 + 税 という価格は痺れましたが、でも商品を見たらスゲー芸術的な工作精度で納得しました。

PROVAさんの商品説明欄によると

・OHLINS DFVをベースにリセッティング
・オリジナルスプリングを組合わせ
・よどみない減衰特性
・レスポンスに優れた減衰力
・シャープかつ優れた接地性
・高速域での圧倒的なスタビリティ

等々書かれていましたが、ホントこの通りでした。これ以上の言葉は無いです。

私は北関東の荒れ地に住んでいるので車高はあまり落とせないので、吊るしの状態では標準車高(比): Fr: -27(350) mm Rr: -25(347) mmのところを前後とも-10mm狙いでセットして頂きました。

※先日の245/45R18化で外径が1cmUpしてたのでその分を相殺

※以下帰路で色々試したレビューですが、タイヤはコンフォート系のプライマシー5になってますのでその辺も考慮しつつお読み頂ければと思います。


【前後10段戻し（推奨値）】
・横浜～都市高速にて。正に商品説明通り。スポーツタイヤ+良い路面ならこれが一番。

【前後5段戻し（固め）】
・首都高C2～6号での体感。ステアリングは超シャープ、ダンピングは固いけど角は丸い。面白いけど若干腰が辛い。

【前後15段戻し（やわやわ）】
・地方高速～一般道にて。STIの可変ダンパーのコンフォートよりかなりコンフォート。まさに水面を走るが如く。なのに指2本分ぐらいの操舵が純正ショックより全然シャープ。揺れの収束も一発。

【前後12段戻し（ちょい柔】
・一般道かっとびペースにて。ブレーキ時に標準よりもフロントタイヤの限界早い感じ。シャープさは15段戻しとさほど変わらず。

【前後14段戻し（もうちょい柔）】
・一般道快速ペース。こっちのほうが粘る感じ。そういうものなのか？しばらくこれで様子見。

※前後違いとかも試しながらベストを見つけて行きます

以前は同じPROVAのeifelダンパーとか使ってました。比較すると

・OHLINSはキャラ変の幅が広い
・どんだけ固くても角が丸い（DFV凄い）
・どんだけ柔らかくても一発で収束（DFV凄い）
・柔らかくしても微少舵角もシャープ

この4点は以前のeifel（確かショーワ製）より良いなーと思いました。

ただ、車高でわがまま言ったせいか、路面にビターっと貼り付く感覚は少し薄めてしまったのかもしれない（推奨車高にはたぶん深い意味があるはず）

せっかくのOHLINSなのにそんなやわやわで使うの勿体ない！と言われてしまいそうですが、やわやわなのにフワつくこともなくハイペースでも安心して走れて、コンフォートタイヤなのにシャープに曲がれて、オーバーホールも出来て、北関東の荒れ地においては良い選択をしたと思います。ちなみにPROVAさんのOHLINSのオーバーホールはPROVAさんを通して依頼する必要があるらしく、また2年後ぐらいにお邪魔しようと思います（北関東のフェアとかでも御願い出来ると良いなあ）