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からけんのブログ一覧

2024年02月27日 イイね!

元祖アバルトに会う。

元祖アバルトに会う。ただふらっとイオンに行く。アバルトマニアは絶叫か。ルパン3世FIATのアバルト版があった。

ぼくは、595CCとか、駆動がRエンジンもR、レースで活躍とかしか知らない。蘊蓄は知らないが、造りを見ると感激した。日本の旧車もそうだが、おそろしく高価なぜいたく品だ。



いやいや、普通の労働者向けにドイツの国民車みたいな発想で作られたとか平気で言うやつがいる。とんでもない。1960年のイタリアの平均賃金とアバルトの値段を比べてみろ。

みんな命がけで働いてやっとのことでFIATを買う時代。

やっぱり当時としてもかなり恵まれた人たちの趣味の世界のクルマ。


あのね、僕はだからこそ素晴らしいと言いたいわけ。ホンの一例。ゼニがかかったメーター回り。これは曲げ加工をした人のみが知るアルミの扱いのすばらしさ。一見貧弱。でも本質はきちんと押さえる。


頑丈、質実剛健の小さなサソリはこのときから今まで生き続けている。すべてが欠乏する敗戦国イタリアがのし上がるためには知恵で勝つしかない。

しかし、彼らは余裕しゃくしゃく昼寝と酒と歌を忘れず、しかもポイントを押さえたクルマを作った。

えらそうに書いたが、僕はわからないことだらけ。アバルトの仕組みを探るのに夢中。謎解きの段階。

ボンネットを開ける。なぜこんな引き回しをしているのか、なぜこんなところにプラ製品を使うのか。疑問は深まる。その中でわずかに解けた謎から言えること。

彼らはデザインひとつとっても理由のないことはしない。どうでもよいところは実にどうでもよく、肝心なところはとことん頑丈に。

東洋の島ではいかに安く、高そうに見える車を作るか腐心している。そんなことで追いついたと思うなよ。月面でひっくり返っているSLIMを誇りにする貧乏人たち。ルネッサンスの国には永遠に勝てないね。

百均がグッチに追いつくかい?


さて、画像。サソリのはさみが憎いね。こんなふうだったり、



ここには、



ほら、


サソリのはさみの向き、ね。マニアがこだわりそうね。


現行モデルよりも素敵だね。当たり前ね。今のカネに換算すると1000万。文句あっかあ、そんだけのモン作っとるんじゃい。技術者の声が聞こえる。



イオンの一角に無造作に置かれあまり注目されない。ときどきかわいい~~の声。



(都合で5月下旬まで書けません。どうかFANでいてください。必ず復活します。)
Posted at 2024/02/27 22:13:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年02月25日 イイね!

病気のカラシが帰宅  ビビの行動

病気のカラシが帰宅  ビビの行動カラシ(左) ビビ(右)

家には二匹の猫がいる。先日カラシの具合が悪くなった。おしっこが出ずに苦しんでいる。あけぼのどうぶつ病院に直行。この病院はとってもいい。良心的で安心感を抱く。人間も診てくれないかな。



普段、ビビ(オス)はカラシ(メス)にぞっこんでいつも後追いしている。ところがカラシは猫嫌いの猫。カラシは僕に惚れている。

僕は両方大好きだ。美形のカラシ。


検査台へ。




注射だけで何とか大丈夫そう。



問題はお留守番のビビ。普段の行動から察する。さぞやさみしがっていることだろう。僕は帰宅を待ちわびるビビをいたましく感じた。

カラシをなめまわし帰宅を喜ぶビビ。想像。


実は動物病院ではほかの手術があってカラシの診察は4時間後になったのだ。僕はカラシを病院に残しいったん帰宅。

僕の一時帰宅に、当然カラシがいると思ったビビは非常に落胆して「オ~~」と泣き続けた。

カラシがいない。ビビは本当にさみしそう。エサも食べず。入口のドアから動かない。



数時間後、帰宅したカラシ。ところが、僕はビビの行動に意表を突かれた。

「ウ~~」(チンピラ語で言うと、「オラオラ、なめやがって。」)

尋常じゃなく怒る。僕はその理由がしばらくわからなかった。

やっと帰ったカラシを威嚇するなんて。いつもはしつこくまつわりつくビビに対しカラシが威嚇することがある。ビビがカラシを威嚇するのは初めて見た。




ビビの怒りの心理はこうだ。

「俺の心配がわからないのか。」

カラシにわかるはずない。元来脳天気なカラシだ。おしっこが出なくて知らないところに連れていかれ、注射をされ、エコーをとられ・・・きっと殺されると思ったに違いない。

ビビの思いは、
「勝手に出て行ってひょっこり帰り、俺の心配など気にもかけていない。頭にくるぜ。」


人の気持ちが行違うように猫の気持ちも行違う。ただ、人と違うのは誤解がエスカレートしないこと。

カラシが戻り2時間ぐらいたつとビビは怒りを鎮めカラシをなめ始めた。よく帰ったねという声が聞こえた。



美人は得だ。
Posted at 2024/02/26 00:54:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年02月21日 イイね!

豚さんに別れを告げて 具雑煮

豚さんに別れを告げて 具雑煮有明海といっても湾。揺れはない。45分。昼寝にはちょうど良い航海。

←豚さんを見ていたらなんだかかわいそうに見えてきた。いかんいかん。他人事ではないのだ。

運動しよう。ぐうたらが糖尿になる。・・・僕。




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カモメパンはカモメのエサ。もっとパンを大きくしてポスターを作れ。間違えたじゃないか。


一路島原。
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これはもう、ひっそりとしたたたずみの城下町、なんてことは言ってられない。ゴーストタウン直前。まさに気息奄々。

日本での過疎は田舎全般に広まっている。農村にとどまるものではない。地方の中核都市まで疲弊しきっている。政策の貧困だよ。ぽつんと一軒家が消滅しつつあるのは世界の趨勢。どの国も田舎は過疎だ。しかしその格差は必然的に生じるものではないと思うのです。

なぜなら、栄える資本主義国は地方中核都市が元気だという事実があるから。

たしかに低賃金労働者が集約して住むように政策誘導すれば、経済効率は上がる。しかし、その当事者たる人間の視点からモノを見てみろよ。砂糖にたかる蟻のようじゃないか。そのアリは過密にあえぐが、もはや砂糖のかけらもない地方を選択することはできない。

地方は滅んでいるからだ。地方の末端行政が活性化を叫んでも無理。全国的傾向に対しては国家の政策介入が必要だ。

どこもそうだが島原のアーケイドも悲しい。福岡では30坪の土地に20坪の家を建て一戸建てだと錯覚をする。絶望の過密。その一方で、島原の櫛の歯が欠けたアーケイド。

(画像は悲しすぎて省略)



定番の観光は人が多くていやだが、梅が満開。君子豹変。脳天気に島原城梅園見学。

見下ろす梅園もなかなか。
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平安時代の花見は桜ではなく梅だったそうだ。2,3日で散る桜よりもいいかも。
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コンクリート城ですが、ここは素直に、でっかいなあ。
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むかしは普通のそこらの食堂で食えた。お城の近くの姫松屋。観光地なのに大変おいしい。具雑煮(ぐぞうに)
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こちらも負けてない。そば。
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あ、島原高校のJK。ホント久しぶりにまともな高校生を見た。絶滅危惧種だな。福岡にはいない。学校は楽しいといっていた。

僕は君たちが島原にいて本当によかったと思う。島原で生きているのは具雑煮とJK。
Posted at 2024/02/21 13:04:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年02月20日 イイね!

土日旅行 有明フェリーで島原へ

土日旅行 有明フェリーで島原へこの389号線の海上部分だそうだ。15㌩ぐらいでゆっくり進む。1時間に1~2便。45分。対岸の多比良港とピストン輸送体制。島原は半島なので陸地を迂回してもいけるがとても大回り。

僕が子供のころから運行されている。以前は須川~本渡、島原~三角など多くの航路があり選択の幅が広かった。現在は3航路に集約。その一つが有明フェリー。


年に一度ほどいろいろ理由をつけて乗る。今回は具雑煮への旅。このフェリー、ローカル色丸出し。クレジットカード不可。でも時流に逆らう意図はないのだ。ただ結果としてどっしりと昭和感。



ここが切符売り場。普通は車検証を出すが、おばちゃんが「5メートル以下ね」というから「ハイ」というとパス。

運よくキャンペーン中。クルマと大人二人で2500円。いいかい、2500円の船旅だよ。


このところの物価高は窮屈だ。この時期に値下げなんて沁みる沁みる。幸福感。

ひとつ気にいると、もう何でも素敵に見えてくる。このベタなロゴさえレトロに輝く。


対岸。平成新山、普賢岳。ふもとの島原で「具雑煮」の夕食予定。


やっぱりあった。瓶コーラの自販。栓抜き付き。機械は新しいがまあ許せ。昭和感の感が大事なんだよ。


船内で見つけた。100円のパン。ちっともうまくない。


カモメのエサ用だった。食いかけて気がついたが、悔しかったので全部食った。ほかに食う人はいなく、みんなカモメにやっている。




船内でフェリーカードをもらった。タダ。今後集めよう。タダ。



船内いたるところ使用感が溢れます。


船内のアバルト。向こうに豚さん。それも旅感を演出。


ヒトは頭数で料金がかかる。豚は無料。アバルトは島原へ。具雑煮の巻は明日。島原高校のJKと知り合いになった。不同意ではないので捕まらない。
Posted at 2024/02/20 15:54:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年02月15日 イイね!

定番を手入れして長く着る スタジャン 

定番を手入れして長く着る スタジャン ←このスタジャンは胸に 「B」。

このBが「Y」に変わるだけでがぜんモテる国と時代があった。韓国ソウルの新村(シンチョン)。娯楽の少ない80年代。スタジャンだけでエンタメの世界に酔えた。当然ニセモノが出る。あきらかにぼんくら顔で胸に「Y」のスタジャン。

男はつらいものだ。だが韓国ではひどくつらい。女はしたたかだ。モテたい一心の田舎者ぼんくらは、だましたつもりが騙される。自称梨花女子大生はさんざん貢がせ消える。男は軍隊。

安物、ニセモノ、まがい物で新村はできていた。

そうやってニセモノ同士がひと時の夢を見て現実逃避をする。学校の前には喫茶店があった。その名もハゲタカ喫茶。ホテルに連れ込む前に悲しい二人がお話しをする。お話しという儀式をする。


2,3日前に聞いた。このハゲタカ喫茶、韓国語で言うとトクスリ茶房。まだあるそうだ。僕がいたころは希望のない時代。カネがない、職がない、学歴がない、・・・。若者の表情は暗い。

当時、僕は留学生。日本ではお国の批判ばかり吠えてきたが、生きて食ってなんぼなんだなと実感。


それがなんと今、この国に希望が芽生えた。絶対にありえなかったことだ。暗い軍事政権で軍人が威張る時代。男は3年も兵役。貴重な青春を奪われる。それが終わるなんて全員が思わなかったことだ。


まだ民主主義の歴史が浅く試行錯誤を繰り返す。暖かく見てほしいと思う。



その「Y」を外したスタジャン。言っとくけど僕は本物だからね。

オイルで手入れ。色が移らないように新聞紙とマスキングテープ。2年に1回程度。オイルは本物を使うこと。(保湿 保脂 一週間このままなじませてから着る)30年まったく古くならない。むしろ時間というごまかせないヤレ感がヤバいよ。

普段着にはややもったいない。服の中で時代が息をしている。


ほかにはこんなの↓が気に入っている。とくにバイクに乗るとき。


小癪な袖口。スタジャン好きには定番だね。




これは馬。防風、防寒。毎年ミンクオイル。15年。


冬、扇風機が革ジャンハンガーになる。
Posted at 2024/02/15 23:30:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「元祖アバルトに会う。 http://cvw.jp/b/849485/47557633/
何シテル?   02/27 22:13
続けて読んでいただく方々に感謝しております 裏切り者、舞い上がった者、偉そうなバカと戦うブロガーであり続けます ...
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