山奥の不思議な線路(その1)・・・時刻表に無い線路
投稿日 : 2013年05月25日
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紀伊半島・熊野の山奥・・・
2年前の夏、カヌーの帰りに湯の口温泉に立ち寄り、そこから棚田地帯を見学した後、新宮方面へ抜ける小道を走行中、鉄ヲタとしてはとても気になるご覧の標識・・・「このさき踏切りちゅうい」・・・を発見しました。
その日は数台の車でカルガモ走行していましたので、下車して確認する事は出来ませんでしたが。。。
それ以来、いつかは来てこの目で確かめてみようと思っていました。。
舗装はされているけど、細い林道の様な道で駐車場も無いので止むを得ず道路脇に車を止めました。
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道路の端 に建植されているこの標識に惹きつけられた訳なんですよ・・・
見るからに怪しげでしょ・・・。
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道路からは怪しげな線路が森に沿って敷設されているのが見えます。。
線路が2本不自然に敷設されているので、ここは一応ヤードの様な所なのでしょうか???
そしてそもそもここは何という鉄道の線路なんでしょうか???
モチロン全国版の大型時刻表を穴が開くほど見たり、国土地理院の地図を取り寄せて確認してみても、どこにもその存在は掲載されていません。・・・
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近くまで行くと、駅らしい所が有りました。。
なんだか鉄道模型のジオラマを見ている様な風景・・・。
昭和の古き良き時代の開拓鉄道にタイムスリップした様な感覚です。。
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そしてさらに近寄って駅名を見て愕然。。。
「ん」・・・・・
はぁ????
「ん」駅・・・・・
ちなみに漢字で「雲」と書きます。。。
これは只者ではない・・・。列車はもう走っていないのか、線路は錆びて、草が沢山生えていました。
。。
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「ん」駅の全景です。。
この風景・・・
なんだか凄く惹きこまれるものが有ります。。。
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旧森林鉄道の遺跡なのかな???
「ん」駅の先には橋梁も有りましたが、線路が4本、複線でもなく奇妙な配列で敷設されていました。。。
なんでなの???
益々謎です。。
橋の向こうの線路はもう殆ど自然に還っていました
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「ん」駅から100m程の所にある「熊簡桜台」駅・・・・・。
いったい誰が何のために乗り降りするのか謎は深まるばかりです。。。
****フォトギャラリー (その2) も続いてご覧ください****
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