山奥の不思議な線路(その2)・・・堀川ちゃんに再会
投稿日 : 2013年05月25日
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***(その1)から続く***
多くの勾配標識と共に草生すよれよれとした不思議な線路は続きます。
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切換ポイントも有りましたが、分岐先の線路は撤去されていました。。。
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緑の中に続く線路。。。
ここは何処???
私はだあれ??
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「熊簡桜台」駅から50m程のところにも不思議な駅が有りました。。
こうなるともう訳が解りません。。。
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さらにその60m程先の線路の終端部には、ナント単コロのデイーゼル動車が佇んでいるではありませんか!!!!!!!!!!
驚きは最高潮に達しました。。。
しかもそのディーゼル動車は、知る人ぞ知る、富山県の立山砂防軌道に居た「堀川ちゃん」じゃないですか!!!!!!
昭和50年代に北アルプス登山をしていた人なら殆どの人が知っている、アルプス・立山の常願寺川左岸斜面にジグザグに張り巡らされたスイッチバック連続の急勾配な線路を登る立山砂防軌道・・・
そこを健気に登り下りしていた「堀川ちゃん」がこんなところで生き残っていたなんて。。。。(涙)
高校山岳部以来、31年振りの奇跡の再会です。。。
道路側に出ると「平谷中野駅前」というバス停が有りますが、果たして本当にバスは来るのか・・・。
謎は深まるばかり・・・。
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堀川ちゃんの1エンド側(前)は何とも言えない独特な顔つきですね。。。
決してカッコイイとは言えない風貌。。。
周囲に一種独特な空気をもたらしていました。
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堀川ちゃんの2エンド側(後ろ)の顔です。。
こちらの方が可愛くて愛嬌が有りますね。。
しかもクリーム地に緑色が金太郎風に塗り分けられているし・・・
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線路の終端には可愛い豆トロが佇んでいました。。。
是非ともこれに乗って線路を辿りたいという思いがこみ上げてきましたが、どうやら個人の所有物な様なので、高ぶる気持ちを抑えました。。
今回、古座川クリーンアップ大作戦の往路・熊野の山奥でこんな不思議な鉄道を生で見れたのは、鉄ヲタの私にとっては大収穫でした。。
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後日、「堀川ちゃん」からPCで再調査したところ、これは個人の趣味で敷設・建造された「熊野簡易軌道」と呼ばれる鉄道であることが判明しました。。
旅客輸送や貨物輸送を目的とした鉄道ではなく、完全な一個人の所有物らしいです。。
所有されている方は正に鉄道趣味人の鏡です。。
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