ラジエーターグリル清掃

こんにちは、モデラーNです。
今回は2021年と2022年の年跨ぎの時期に私の順番が回ってきました。
（今後は私の順番をプログレ当番と呼ばせていただきます）

まずは年末の大掃除としてラジエーターグリルを取り外し、
清掃と磨き、そして補修をしていきたいと思います。

いきなりグリルを取り外した画像になりますが、
ラジエーターグリルは・・・
上部3か所の赤い矢印部分はグリル裏に直についたボルト、
下部2か所黄色い矢印部分はグリルに挟んだボルト、
下部中央の水色の矢印部分は樹脂のクリップ・・・で固定されています。
グリル取り外しの際は、以上5か所のボルトを固定する袋ナットを外してから、
下部中央のクリップを摘んで前に押したまま、
グリル裏からコンコンと軽く衝撃を与えると「ガバッ!」と外れます。

あと、ボンネットロックリリースレバーのボルト（以前サビてたのを交換したやつ）も
グリル裏に固定されているので取り外します。
(緑の矢印)

グリルの取り付け部分はキレイに水垢と汚れを落とし、ボルトの台座が
接触していたところをタッチアップしておきました（いずれもサビてなくてひと安心）

前期・後期型を問わず、ネットオークション等で中古品グリルの画像を見ると、
大抵のグリルで下部のボルトを挟む部分の樹脂が割れていますが、
ご多分に漏れず我らのプログレもこの有様・・・
(しかも欠けた樹脂は粉々になってました)

幸い半分は残ってますし、助手席側は無事なので再固定には問題なさそうです。
またこのままそっと戻しておく（ただしボルトは控えめに締めておく）ことにします。

編集者注：こんな風に割れているとは知りませんでした。いずれ何らかの対策が必要になる日が来るかも知れませんがそれまでは現行品を大切に使いたいですね。

グリルは家に持ち帰り、中央のエンブレムを外してから
桟の奥まで念入りに洗いました。
エンブレム下のグリルはこんな感じ。

エンブレムは中央上がビス止め、中央下はエンブレム裏のピン、
それと4時と8時の位置にある左右の爪で固定されてます。

「道路公団が造り損なった道路みたいな感じ(by三本和彦)」の
エンブレムはタミヤコンパウンドの細目と仕上げ目で磨いてツヤ出し。
経年劣化によるメッキのくすみと細かい傷がありますが、
深い藍色(実は黒じゃないんです!!)と金の差し色も全く剥げておらず程度は上々。
併せてグリル本体のクロームメッキ部もコンパウンドで磨いておきます。

編集者注：黒だと思ってました（汗）

エンブレム固定ボルトのサビはクレオスのMr.カラーの8番シルバーで補修(プラモ用かよ!)
下の台座も汚れていたので掃除しました。

グリル桟のガンメタ部分も所々チッピングがあるので補修。

家に転がっていたトヨタの178シルバーMと202ブラックのタッチペンを混ぜ、
そのままではツヤが出すぎるのでMr.カラー(またプラモ用かよ!!)の
フラットベース(つや消し用添加剤)を少量加えて似た色を作り、
一つ一つタッチアップ。

パーツを外して自宅に持ち込むと、こうした細かい作業を
じっくり落ち着いてできるのが良いですね(なんじゃそれ)

グリルを再びクルマに取り付けて作業終了。
元々キレイだったので、劇的な変化はなし。
まぁキレイといっても、21年落ちですから桟のガンメタ部分にシミがあったり、
周りのクロームメッキもスリキズが多数あります。
ですが、新車じゃないからこれで十分(自己)満足してます。

編集者注：年の瀬の寒い中、お疲れ様でした。