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イイね!
2012年07月11日

お掃除しながら…

いやぁ…。ここ最近いろんな意味で「やられっぱなし」な毎日が続いておりますorz

昨晩も閉店の30分ほど前から、デッキブラシ片手にヘロヘロになりながら工場内の床磨きをやっていたわけですが、ふと耳を傾けたとあるラジオ番組で、グーグル日本法人元社長・辻野晃一郎氏のこの言葉を取り上げていました。

曰く、

自分が正しくなかったら修正できるのがリーダーである

自分の主張なり行動なりが間違っていたと気づいたり、他人や部下から指摘されたときに、それを認め、かつ、修正することができないなら、リーダーとしての素質に欠ける。
つまり、「悪い物を悪いと素直に認めることができ、それに対して素直に詫びて、正しい方向に修正することができる」者こそリーダーである、と説いているわけですな。

これを聞いたとき、自分自身「ハッ」とさせられましたね。
と、同時に、これまで出会ってきた一般的に「リーダー」と目される人物たちの中で、この言葉を実直に実践している人間ってのは残念ながら記憶にないな、とも思いました。

まぁ、確かに、他人から「オメェのやり方は違う!」と真っ向否定されるといい気分にはならないですし、それで快感を覚えるのはよほどのドMしかいないわけですよ。
ぶっちゃけた話、それまで「良かれ」と思い、信じ切ってきた手前もあるわけですから。
ただ、「それは違う」といってくれる人間がいるからこそ間違いであったことに気付け、修正を図れる訳で、指摘してもらったことに感謝をするその先にあるのが「お詫び」なんではないかと。
別に、立場は関係ない話ですが、とりわけ「リーダー」と呼ばれる立場の場合、プロジェクトの方向性をも担ってるわけで、「間違っていたら素直に認め、謝罪し、修正を図る」という謙虚さがなければ、部下なんてついて行こうとは思わないんですね

しかしながら、現実はそう簡単にはいかないわけで、私自身、これまでいくつもの会社を経て今に至りますが、リーダーや経営者に間違いを指摘した先に待っていたのは、(リーダー側の)己の保身と、間違いを指摘した以上に罵倒される日々だったような気がします。
まぁ、アレですな。間違いを簡単に認めないぐらいの「我の強さ」がなければ、リーダーとは言えんのでしょうが、そういう経営者なりリーダーがいるところは、早晩経営が行き詰まってみたり、ネット等で悪評が広まっていたところばかりだったような気がしますし、私も早々に見切りをつけてきたつもりです。
企業にしても、人間にしても。

昨今、世間を賑わせている大津市の「いじめ問題」にしても、同じことが言えるような気がします。
私も断片的、かつ、スポット的にしか情報に触れていませんけど、犯人側のガキどもの親が地元の有力者だとかって言う実にくだらない理由(これもホントかどうか不明ですが)で、まるで消極的な対応に終始し、その結果一人の人間が死んだことすら「なかったことに」しようとしてる姿勢が、「問題視されてる」なんていうレベルじゃないぐらいの勢いで世間から怒りを買っていますよね。

別に「有力者の子供たるもの、聖人君子たれ!」なんてことは言うつもりもさらさらないですが、少なくとも「札束で往復ビンタしてナンボ」ってんじゃなく、それ相応の資質ってのは持っていてしかるべきだと思いますし、もし、他人から己の行いが間違っていることを指摘されたなら、それを認め、世間様に対してお詫びをするってのが筋なんじゃないかと思います。
…奴らの所行を鑑みれば、詫びどころでは済みませんが。

それと同時に、学校側なり教育関係者なりも、相手が何であろうとも「悪いものは悪い!」と言い切れるだけの気概なり強い意志を持ってこのことに当たっていかないと、早晩同じことの繰り返しになるのは目に見えて明らかだと思いますね。
今回の場合は、全く期待も出来ませんが。

昨晩の「報ステ」に、「夜回り先生」こと水谷修氏が出演されていて苦言を呈しておられましたが、身内の恥は身内の恥として受け止め、調査委員会を作るにしても、文科省とか教育委員会といった「身内」で固めるような、まるで「原子力村」のような体裁ではなく、第三者の目で見て客観的に判断が出来る組織を構成しない限り、世の中から納得してもらえるような結果は得られないと思います。

あ、でも、あえて水谷先生に苦言を呈するならば、犯人グループの顔写真やら実名等の情報がネット上にすっかり流れていますが、こればかりは仕方のないことだと思いますよ。
なぜって、それだけのことをやらかし、人の命、人生を奪っているにもかかわらず、本人たちはおろかその身内までも何ら反省の色すら見えないんですから、少なくとも私は、末代まで糾弾されてしかるべきと考えます。

さて、冒頭の話に戻しますと、自分自身にリーダーの素質たるものがあるかと問われれば、間違いなく「ない!」と自信を持って答えるでしょうな。
自分の性格から考えると、間違いなくふんぞり返っているだけっていう私が一番大っ嫌いなリーダー像になるのは目に見えてますんで。

ですので、やれ「独立」とか、「会社経営」とかってのにはま~ったく興味がなかったりします。
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Posted at 2012/07/11 01:43:05

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この記事へのコメント

2012年7月11日 18:02
一昔前のリーダーと最近求められているであろうリーダー像は随分変化しているように思います。ただ組織を引っ張るだけでなくいかに本質を見抜くか何が必要なのか難しい時代なんだと思います。少年犯罪の件ですが個人的には改正すべきかなと思います。そもそも少年法が制定された時代の想定を越える悪質な事が実際起きてる訳ですし加害者が守られて被害者が置き去りになる現状はおかしいなと思います。こんなコメントの後ですがお誕生日おめでとうございます(^^)
コメントへの返答
2012年7月12日 0:05
こんばんは。毎度です!

いやはや、有り難うございますm(_ _)m
なんとか「2度目の成人式」を迎えることとなりました。
…自分自身でも、半ば忘れかけてたんですが(笑)。

おっしゃるように、理想のリーダー像というのはその時代によって変化するものでありますが、一昔前のように「何が何でも俺に付いて来い!」的な強引さだけでは、今の時代では通用しないと思います。
確かに組織を形成する上で、ある程度の牽引力は必要とされますが、反面、そればかりだと疲弊するばかりで、それこそ本質が見えなくなって、結果として空中分解するだけなんだと考えます。
しかしながら実際のところは、本とかの受け売りだけで行動に移してしまうリーダーが多いような気がしてなりません…。

少年法の件は、実に困った問題ですよね…。
この法律の意味する部分はわからないでもないんですが、じゃあ実態に合致してるのかと問われれば、全く機能すらしていないという印象がぬぐえないですね。
これもまた、時代に対応した形で誤りがあるならば、それを素直に認め改善を行う必要があると思います。

今回取り上げた言葉は、リーダーとしての素質を説いた物ではあるんですが、こうして考えると、世の中のすべてのことに当てはまるような気がしますね。

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