革シートの清掃+トリートメント(2万9500km時)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ひっさびさに革シートの手入れをしてみます。今回はこれまで使用してきたM.モゥブレィの「サドルソープ」に加えて、トリートメントクリーム「ラナパー」を仕上げに使ってみました。
サドルソープは文字通り石けんを使った革クリーナーです。サドルソープでも若干ながら保湿成分はあったのですが、深い色ツヤはなく比較的自然な色合いでした。
ラナパーはドイツ製の天然素材を使ったトリートメントで、これを使うことで革に栄養を与えるばかりか、保湿、撥水、抗菌、ツヤ出しなどの効果が期待できます。というワケで仕上げに使ってみました。
●M.モゥブレィサドルソープ
https://a.r10.to/huuLM5 2
ラナパーは「蜜蜂ロウ」と「ホホバ油」というサボテン油を主原料とし、革に栄養を与え、革本来の風合いを甦らせるクリーナーです。ご覧のように無色でしかも無臭というのも購入のポイントになりました。
もともとは鞄や靴、革ジャンなどの皮革製品のトリートメントクリームですが、クルマの革シートにも使えそうなので流用してみたというワケです。
●ラナパー レザートリートメント
https://a.r10.to/hN6QHu 3
それではドライバー側の座面右側のサイドサポート部分を段階に分けて比較してみましょう。
まずは洗浄前の状態。約5ヶ月近く特に清掃などもせず、乗りっぱなしの状態がコレ。乗り降りの時はなるべく革に体が擦れないようにしてシワを予防しているつもりなのですが、けっこう出来てしまっているのがわかります。ご覧のように革自体がカサカサに乾ききっているコトもシワが出来やすくなる原因のひとつにあるようです。手入れは大事です。
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M.モゥブレィのサドルソープを使って清掃後に同じ位置を撮影。皮脂や汚れがキレイに落ちてスッキリしているのが分かります。また、カサカサだった革に潤いが復活するコトでシワが目立たなくなっているコトがわかります。これでも十分キレイなんですが、全体に白っぽい色合いで深い色ツヤがもう少し欲しい…というコトでラナパーを塗り込みます。
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色ツヤはもう説明するまでもないですよね。塗布直後なうえに照明の関係でテカテカのツヤツヤがオーバーに見えていますが、実際にはもっと落ち着いた色ツヤです。
塗布後はベタベタなように見えて肌触りはサラサラです。また、謳い文句通り無臭なところもグッドです。革自体に潤いを与えることで柔軟性も出ており、少々革の張りが柔らかくなりました。
そういう点ではパンと張った革が好みという方はやめた方がいいかもしれません。ラナパーを使うごとに革に馴染んで行って柔らかくなる可能性があるので、使っても少量でイイかもしれません。
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少々分かり難いかもですが清掃前、清掃後の比較。運転席がラナパーまで使用後の仕上がり状態。助手席が手入れ前の状態。こうしてみると、過度なツヤではないことが分かるかも?
時間の経過でもっと色合いは自然になっていって落ち着いていくと思われます。手入れの頻度としては3ヶ月に1回程度でいいようです。ずいぶん前にも試しにkiwiiのトリートメントを塗ったコトがあるのですが、あの時は石油系の臭いがキツかったこと、そしてベトつきがひどく、洋服にも付着してヒドイ目にあったことがあります。
それとは比較にならないほどラナパーはイイので、塗布する用量を気をつければ十分クルマの革シートにも使える逸品だと思います。
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