溶接時のボディー歪みについて　板金屋さんの考え方

板金屋さんの考え方と説明～

溶接するとあらぬ方向へと引っ張る力が加わり鉄同士が歪んでしまいます。
これは結構な力なんです。
そこで写真のようにボディーを固定して熱による歪みを最小限にしながら鉄板やロールケイジを溶接していきます。
もちろんフレームの高さ、長さ、対角の長さを修正してから固定します。
車の下２０センチぐらいに仮想平面をレーザーで出し、そこからボディーの左右定点までの距離を測ります。
要はまっすぐ固定して溶接による歪みを少なくするということです。
それが板金修理ってもんでしょう！！


私は他の考え方や方法はよく分からないのでこれで良いと信じて助手席の穴開きを溶接します！
まあ、フレームの左右差２ミリなんて私にはどうせ分かりませんけど・・・。