
昨年2月に船外機のティルトシリンダーに穴が開くという不具合が見つかりました。
原因はおそらく電蝕だと思います。
陸揚げできたのが昨年の11月中旬。
エンジンを降ろさなければティルト関係は分解できないので塩害による固着との戦いでした。
四半世紀昔の製造なので補修パーツが心配されたのですがほとんど揃いました。
2点だけ肝心な部分が廃盤になっていたけど清掃&他機種からの流用で乗り越えることができました。
しかしティルトオイルのエア抜きにはものすごく苦労しました。
修理書に従ってやってもエアが抜けるどころかモーターは回るけどシリンダーが微動だにしない事態が続き、もう少しで船外機が漁礁になる寸前まで行きました。
でもいろいろやっているうちに調子よく動くようになりました。
ついでにハンドルが異常に重くなっていたのでそれらの関係部品も交換して
めちゃくちゃ軽くなりました。ハンドル切るのが楽しみです。
ブッシュがシャフトに固着していたのが原因でした。
自分の物になる前に専用グリスが使われていなかったのが原因のようです。
あとは船底塗料を塗ったら海に降ろすことができます。
まっとれ鳴門鯛!

エンジンの試運転中

エンジンに冷却水が周っている確認ができる検水というシステムです。
このエンジンは永い間この検水が出ていなかったのですが、エンジン内部には循環しているのを把握していたのでそのまま使用していましたがこの際検水通路の詰まりを直しました。
このエンジンの場合ウォーターポンプのくみ上げ量が元々少なかったようでこの度購入した部品の吸水口が1.5倍くらい拡大されていました。
Posted at 2025/07/08 18:35:51 | |
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