まとめ記事(コンテンツ)

2012/01/07

亜久里がレーサーしない日。

今年最初の「気になる車のよもやま話」は、日産・ラングレー(N13型)のお話です。








兄弟車であるパルサーをベースにスカイラインテイストのスタイルを纏い、同じプリンス店専売のエントリーカーとして生まれたラングレー。

「ケンとメリーのスカイライン」にちなみ、「ポールとポーラのラングレー」というキャッチフレーズも印象的でした。


それまで3&5ドアハッチバックのみだった2代目までに対し、3代目となるこのN13型は新たに4ドアセダンも新設定。
薄型のヘッドライトや丸型のテールランプ、スカイラインと同じステアリングなどを装備し、比較的コンパクトなボディながら当時発売中の7thスカイライン(R31型)にそっくりのスタイルが与えられていました。



イメージキャラクターも若かりしF1レーサーの鈴木亜久里氏が務め、走りの良さや上質感をアピール。




トップモデルの1600GTツインカムには120馬力を発生するPLASMA CA16DEエンジンも搭載するなど、「スカイラインズ・ミニ」の名に恥じない走りが実現されていたのも特徴です。




私とラングレーの思い出と言えば、子供の頃に通学路脇の庭先に停まっていた3ドアハッチバックの1600GTツインカム・ホワイトエアロフォルム!



全身真っ白にコーディネートされたボディに誇らしく輝く「VISCOUS LSD」のデカールにJBLラウンドスピーカー。
スポイラー付のキリッと締まったリヤビューに菱形に光るテールランプは子供ながらなかなかかっこ良く見えたもの。

残念ながら1990年、長男パルサーがN14にモデルチェンジすると同時に、兄弟車リベルタビラと共に生産中止となってしまいましたが、今でもまれにワンオーナーで大事にされているのを見かけるととても懐かしくなりますね。

あくまでまじめでベーシックなクルマでしたが、この時期百花繚乱状態だった兄弟車の中にあって、確かな個性を感じることができたラングレー。



悪く言えば兄貴の名誉にぶら下がって… とも言えなくもないですが、現代となっては本家スカイラインも立派な高級車となって庶民に手が届くクルマではなくなってしまいましたし、「普通に乗れるスカイライン」として、ラングレーという選択肢があってもいいのになぁ、という気もします。

R35顔のティーダとか、あったらちょっと面白いかもしれませんね(笑)
Posted at 2012/01/07 15:03:43

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