まとめ記事(コンテンツ)

2013/09/28

新しきセダンの肖像。

久しぶりのアップとなりましたが、今回の気になるクルマは、トヨタ・カムリ(V20型)です。

スペシャリティクーペであるセリカの4ドア版として、1980年に登場したスポーティサルーンのカムリ。
2代目では駆動方式をFFに改め、続く86年に質感と効率的なパッケージングをより向上させてデビューしたのが、今回紹介する3代目となります。





コロナほど庶民的ではなく、マークIIほど豪華ではない適度な高級感がうけ、街中でも良く見かけるクルマでした。


メカニズムはこの頃のトヨタ車の例に漏れず、「LASRE」や「PEGASUS」に代表される先進技術を多数採用。

現代に続く「ハイメカツインカム」を初めて搭載したのもこのカムリ。



GTには電子制御サスペンション「TEMS」も標準装備されました。


80年代から普及し始めた乗用4WDが新たに設定されたのもトピック。
「ECハイマチック」と呼ばれるこのシステムは、スイッチひとつでデフロックが可能になるなど、意外に凝ったものでもありました。



室内は先代に比べぐっと洗練され、ダークブルーやマルーンといった、当時流行の内装が用意されます。



ボディサイズの割にはとても居住性が良かったのもカムリの美点でした。



最終型の生産終了から間もなく四半世紀が経とうとしていますが、後継のV30系より今でも良く見かけるような気がしますね。



年配の方が売れ筋だった白いルミエールやXTサルーンあたりを大事にしているパターンが多いようです。



逆に現役時代でも、スポーツツインカムのGTや廉価版のLTなどはほとんど見かけることはありませんでしたね。



自分の親戚宅にもイメージリーダーの2.0ZXがあり、我が家にもフル装備のGX71が居ながらも未来的なデザインのデジパネや、マークIIにも設定の無かったキーレスに子供ながら「スゲー!」と思ったものです。





そして何といっても魅力的だったのは1VZ-FE型2L V6エンジンを搭載した上級版「プロミネント」の存在。



この頃はブルーバードマキシマやギャランΣなどといったミドルクラスのV6モデルがたくさんありましたが、自分が一番好きだったのがこのカムリプロミネントでしたね。

今やカムリもクラウンと肩を並べるほどの大きなクルマになりましたが、地味ながらも魅力あるセダンとしてこれからも頑張ってもらいたいものです。

Posted at 2013/09/28 17:47:54

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