まとめ記事(コンテンツ)

2014/01/05

世界にひとつ、日本にソアラ。

私事で恐縮ですが、今年は運転免許を取得して15周年の節目になります。

たった15年の間に12台ものクルマを矢継ぎ早に乗り継いできましたが、時は高校3年生の冬休み、今までコツコツ貯めてきたお小遣いをバーンとはたいて買った念願の初マイカーは、今回紹介する2代目ソアラでした。






80~90年初頭にかけて、絶大な人気を誇った高級クーペのソアラ。
自分が購入した1999年当時はすっかり人気も落ち着き、中古車センターの片隅で「お買い得車」として売られているのが定番のクルマでした。

実際に自分の手元にやってきたのも、1990年式で走行10万キロ目前、車両価格19.8万と格安な純正フルエアロ、サンルーフ付きの2.0GTツインターボL。



お買い得だったとはいえ上級の3Lモデルは(18のガキが買うクルマとしては)まだまだ高く、当時でも100万近いプライスを掲げたクルマがほとんどでしたのでとても手が届きませんでしたね。


初代のイメージはそのままに、より洗練された雰囲気のエクステリア。
日本人の心のツボを押さえたスタイリングは今でも魅力的です。



写真の後期型では、3分割のリアスポイラーも設定されました。
LEDハイマウントストップランプ付きというのも当時は珍しく、非常に装着率の高かったオプションですね。



カーエレクトロニクスをふんだんに取り入れたコクピット。
トップグレードの3.0GTリミテッドのインテリアトリムには、スウェード調表皮をあしらった「グランベールインテリア」が設定されます。



本皮革スポーツシートが高級感あふれるインテリア。
リヤシートもフルサイズのしっかりしたものでしたが、普通に座れるのは小柄な女性くらいまででしたね。



メカニズム面でも、トヨタの技術の粋を結集した様々な新技術が搭載されました。



エンジンは3Lツインカムターボ・240PSの7M-GTEU型を筆頭に、マークⅡ兄弟でお馴染みの1G-GTEU型2LツインターボとNAの合計4種類。
3Lは重量級のボディを豪快に加速させるパワーの持ち主でしたが、2Lはツインターボでも鈍重さが目立っていました。
スピードが乗ってからはそこそこ早かったものの、ブースとが立ち上がってくるまではホントに遅かった…(^^ゞ



この時代の高級車の代名詞と言えば、やはりエアサスペンションです。
確かに乗り心地は雲のようでしたが、朝起きたらいつの間にかシャコタンになってることもしばしば(笑)



世界初の4リンクヒンジを採用したイージーアクセスドア。
確かに並みの2ドア車よりかなり乗降性には優れていた記憶があります。



ソアラでいちばん未来的に感じた装備、スペースビジョンメーター。
鏡の反射を利用した表示方式により、まるで宙に浮かび上がるかのような見た目はかなりセンセーショナルでした。
エレクトロマルチビジョンもまさに憧れの的。



最終型のフルラインナップ。



早いもので20ソアラが生産終了して23年、近頃では中古車的価値よりプレミアが上回り、50万円以下の個体を探すのも難しくなってきました。
富裕層に良く売れたクルマゆえ低走行で程度の良いものも多いですが、とにかく電子制御のカタマリのようなクルマ。
現役の車両も今やコンディションを維持するには故障との戦いであろうと思います。

自分のソアラも結局1年ほどしか乗りませんでしたが、その間だけでもムーンルーフ、エアコン、パワステなど、の修理した回数は数知れず…(^^;)

しかし、それでもソアラはまた乗ってみたいクルマですね。
今度買うなら、もちろんあの時買うことができなかった3.0GTリミテッド・エアサス仕様で決まりです。

皆さんも、今改めて乗ってみたい過去の愛車はありますでしょうか?



Posted at 2014/01/05 21:15:24

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

ニュース