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まとめ記事(コンテンツ)
みみ助さん
2015/01/17
ACTIVE EXECUTIVE 3NUMBER
今回はマツダの上級ミニバン、MPV(初代・LV系)を紹介します。
80年代後半から北米市場で人気が高まっていた「マルチパーパス・パッセンジャー・ビークル」(多目的乗用車)という呼び名をそのまま採用し、1988年に米国デビュー、1990年に日本市場でも販売が開始されたMPV。
(前期型・アンフィニMPV)

それまでの3列シート車の主流とは違い、エンジンを車体前部に搭載したフルボンネットスタイルはダッジ・キャラバンやクライスラー・ボイジャーなどへの近似性を強く感じさせます。

全長は意外なほど短く、初期型で4465mm、大型バンパーが与えられた写真の後期型でも4660mmというもの。
その代わり全幅は1825mmとアメリカンサイズで、どっしりとした佇まいが特徴的でした。

キャビンは短めの全長ゆえに縦方向のゆとりはさほどでもありませんでしたが、大柄でゆったりした大きさを持つシートは掛け心地も快適。

前期型には上質感あふれる本革シートも設定され、セダンライクな高級感も持ち合わせていました。

リヤドアはこのクラスとしては珍しくヒンジドア。
90度近くまで開くのが特徴でしたが、
初期型ではドアガラスがなんとハメ殺しになっていました。
後期型では市場の要望に合わせて昇降式に変更されましたが、パーソナル感を強く打ち出していた初期型ならではと言える部分。

インパネもインテリアイズムの流れを汲み、初期型は随分凝ったデザインが採用されていましたね。

搭載されたエンジンは、ルーチェやセンティアなどにも搭載されたV6SOHCの3L、JE-E型を筆頭に、トルクフルな2.5LディーゼルターボのWL-T型、扱いやすさが魅力の4気筒2.5LガソリンのG5-E型の3種類。
どれも数値的には目を見張るものではないものですが、ゆったりしたドライビングが似合うMPVらしいユニット。
中でもトルクフルなV6のフィーリングはなかなか印象的でしたね。


後期型からは車高をアップし、本格的なセンターデフロック機構を備えた「スーパーデュアル4WD」を搭載するグランツシリーズが追加され、それまでのMPVとはひと味違ったクロスオーバー的な雰囲気はなかなか個性的。
さらにはよりいっそうクロカンテイストをプラスした「4WDジャケット」というセットオプションも用意。

今までのMPVにはないSUVのイメージも新たに身につけました。
初期型では豪華装備満載のモノグレードでスタートしたMPVでしたが、1991年にアンフィニブランドに変更されてからは徐々にバリエーションを拡大。

後期型ではトップグレードのタイプRを筆頭に、買い求めやすい価格のラインナップが揃います。

中でもグランツのタイプVはシリーズ唯一となる2列シート5人乗りのモデル。

最終型の生産終了からはや16年あまり、当時マツダとしてはそこそこ売れていたモデルだっただけに時折見かける機会もありますが、かなり少なくなった気がします。
アメリカンテイストの大らかさの中にも、FRレイアウトらしいジェントルな一面も持ち合わせる上質なマルチワゴン。
時代を先取りした感はありましたが、ミニバンブームの先駆けを走り抜けたクルマとして、記憶にとどめておきたい1台だと思います。
80年代後半から北米市場で人気が高まっていた「マルチパーパス・パッセンジャー・ビークル」(多目的乗用車)という呼び名をそのまま採用し、1988年に米国デビュー、1990年に日本市場でも販売が開始されたMPV。
(前期型・アンフィニMPV)

それまでの3列シート車の主流とは違い、エンジンを車体前部に搭載したフルボンネットスタイルはダッジ・キャラバンやクライスラー・ボイジャーなどへの近似性を強く感じさせます。

全長は意外なほど短く、初期型で4465mm、大型バンパーが与えられた写真の後期型でも4660mmというもの。
その代わり全幅は1825mmとアメリカンサイズで、どっしりとした佇まいが特徴的でした。

キャビンは短めの全長ゆえに縦方向のゆとりはさほどでもありませんでしたが、大柄でゆったりした大きさを持つシートは掛け心地も快適。

前期型には上質感あふれる本革シートも設定され、セダンライクな高級感も持ち合わせていました。

リヤドアはこのクラスとしては珍しくヒンジドア。
90度近くまで開くのが特徴でしたが、
初期型ではドアガラスがなんとハメ殺しになっていました。
後期型では市場の要望に合わせて昇降式に変更されましたが、パーソナル感を強く打ち出していた初期型ならではと言える部分。

インパネもインテリアイズムの流れを汲み、初期型は随分凝ったデザインが採用されていましたね。

搭載されたエンジンは、ルーチェやセンティアなどにも搭載されたV6SOHCの3L、JE-E型を筆頭に、トルクフルな2.5LディーゼルターボのWL-T型、扱いやすさが魅力の4気筒2.5LガソリンのG5-E型の3種類。
どれも数値的には目を見張るものではないものですが、ゆったりしたドライビングが似合うMPVらしいユニット。
中でもトルクフルなV6のフィーリングはなかなか印象的でしたね。


後期型からは車高をアップし、本格的なセンターデフロック機構を備えた「スーパーデュアル4WD」を搭載するグランツシリーズが追加され、それまでのMPVとはひと味違ったクロスオーバー的な雰囲気はなかなか個性的。
さらにはよりいっそうクロカンテイストをプラスした「4WDジャケット」というセットオプションも用意。

今までのMPVにはないSUVのイメージも新たに身につけました。
初期型では豪華装備満載のモノグレードでスタートしたMPVでしたが、1991年にアンフィニブランドに変更されてからは徐々にバリエーションを拡大。

後期型ではトップグレードのタイプRを筆頭に、買い求めやすい価格のラインナップが揃います。

中でもグランツのタイプVはシリーズ唯一となる2列シート5人乗りのモデル。

最終型の生産終了からはや16年あまり、当時マツダとしてはそこそこ売れていたモデルだっただけに時折見かける機会もありますが、かなり少なくなった気がします。
アメリカンテイストの大らかさの中にも、FRレイアウトらしいジェントルな一面も持ち合わせる上質なマルチワゴン。
時代を先取りした感はありましたが、ミニバンブームの先駆けを走り抜けたクルマとして、記憶にとどめておきたい1台だと思います。
Posted at 2015/01/17 08:06:08
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