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まとめ記事(コンテンツ)
みみ助さん
2015/03/15
from the States
このシリーズもしばらくトヨタ車ばかりが続いていますが、もうしばらくお付き合い下さいませ(笑)
今回はトヨタ・セプターを取り上げます。
セプターは北米版のカムリをベースに国内向けのアレンジを施し、セダン・クーペ・ワゴンという3つのボディバリエーションを持つモデル。
日本市場へは1992年より投入され、セダンは国内生産、ワゴンとクーペは米ケンタッキー州のTMMで生産される逆輸入車として、カローラ店及びビスタ店より販売が開始されました。

車検証の車名表記が国内モデルとは違い、「トヨタ TMM」となっていたのが特徴的でしたね。
今回はそんなmade in USAのワゴンとクーペの後期型カタログを紹介します。
日本仕様のカムリよりひと回り以上大きなボディは、ワゴンで4820×1770×1475mmというゆったりしたサイズ。

セプター発売当時、このクラスのトヨタのステーションワゴンはコロナベースのカルディナか旧態化したマークⅡワゴンしかなく、
サイズの割に手頃な価格のセプターはステーションワゴンブームの影響もあり、そこそこのヒットとなりましたね。

2本のリアワイパーはトヨタのアッパークラスワゴンのアイデンティティ。
フロント以上にワイドさを感じるリヤビューです。
一方、クーペはほとんど見かけることのなかった希少なモデル。

北米ではセクレタリーカーとしてそれなりの需要はあったものの、スタイルは4ドアモデルとほとんど変わらない所謂「2ドアセダン」的モデルであったため、日本市場では極めて販売低調となり、どちらかと言えば貿易摩擦解消車という位置付けのモデルでしたね。

インパネは日本向けSV30系カムリと同意匠のものながら、細部がセプター専用にアレンジされています。

トップグレードの3.0Gにはレザーシートのオプション設定があるのがアメリカ生まれらしさ。
一方、日本向けカムリ(同プロミネント)には装着車のあったデジパネや足踏み式パーキングブレーキ等の豪華装備はシリーズ通して設定されることはありませんでした。

ワゴンGグレードのラゲッジルームには
後ろ向きのサードシートが備えられます。
さすがに人が座っているのを見たことはありませんでしたが、広大なカーゴスペースを持つセプターならでは。
クーペにもトランクスルーが採用され、充分な積載力も確保。

アメリカンマダムがウォルマートで爆買いして荷物満載…
そんな使い方も似合っちゃいそうです。
エンジンはウィンダムにも搭載されるV6・3リッターの3VZ-FEと、直4・2.2Lの5S-FEの2種類。

200psのV6は高級感あるジェントルさ、140psの直4は絶対的なパワーはないものの、大柄なボディを走らせるのに必要充分なパワーを持ち合わせていました。
ワゴン&クーペのフルラインナップ。

両ボディともに3.0Lと2.2Lのエンジンが搭載され、3.0L車は上級のGグレードのみが、2.2L車は標準車に加え、ワゴンのみにGグレードも設定されました。
ワゴンの2.2標準車はサードシートレスの5人乗りで、唯一マニュアルエアコンを装備する212万円のお買い得版。
実際に街中で見かけるセプターは、ほとんどがこのワゴン2.2標準車でしたね。
逆に3.0Gはあまり出会うことはなかった気がします。
セプターは96年まで生産が続けられ、カムリグラシアが登場すると同時にその使命を終えました。
生産終了からまもなく20年、さすがに現役車両に出会う機会も少なくなってきましたね。
今やトヨタのステーションワゴンもアベンシスとカローラフィールダーだけになってしまい寂しい限りですが、百花繚乱だった当時のワゴンブームの中でも、アメリカ生まれらしい独特の大らかさを持ったセプター。
今なお魅力あふれる1台だと思います♪
今回はトヨタ・セプターを取り上げます。
セプターは北米版のカムリをベースに国内向けのアレンジを施し、セダン・クーペ・ワゴンという3つのボディバリエーションを持つモデル。
日本市場へは1992年より投入され、セダンは国内生産、ワゴンとクーペは米ケンタッキー州のTMMで生産される逆輸入車として、カローラ店及びビスタ店より販売が開始されました。

車検証の車名表記が国内モデルとは違い、「トヨタ TMM」となっていたのが特徴的でしたね。
今回はそんなmade in USAのワゴンとクーペの後期型カタログを紹介します。
日本仕様のカムリよりひと回り以上大きなボディは、ワゴンで4820×1770×1475mmというゆったりしたサイズ。

セプター発売当時、このクラスのトヨタのステーションワゴンはコロナベースのカルディナか旧態化したマークⅡワゴンしかなく、
サイズの割に手頃な価格のセプターはステーションワゴンブームの影響もあり、そこそこのヒットとなりましたね。

2本のリアワイパーはトヨタのアッパークラスワゴンのアイデンティティ。
フロント以上にワイドさを感じるリヤビューです。
一方、クーペはほとんど見かけることのなかった希少なモデル。

北米ではセクレタリーカーとしてそれなりの需要はあったものの、スタイルは4ドアモデルとほとんど変わらない所謂「2ドアセダン」的モデルであったため、日本市場では極めて販売低調となり、どちらかと言えば貿易摩擦解消車という位置付けのモデルでしたね。

インパネは日本向けSV30系カムリと同意匠のものながら、細部がセプター専用にアレンジされています。

トップグレードの3.0Gにはレザーシートのオプション設定があるのがアメリカ生まれらしさ。
一方、日本向けカムリ(同プロミネント)には装着車のあったデジパネや足踏み式パーキングブレーキ等の豪華装備はシリーズ通して設定されることはありませんでした。

ワゴンGグレードのラゲッジルームには
後ろ向きのサードシートが備えられます。
さすがに人が座っているのを見たことはありませんでしたが、広大なカーゴスペースを持つセプターならでは。
クーペにもトランクスルーが採用され、充分な積載力も確保。

アメリカンマダムがウォルマートで爆買いして荷物満載…
そんな使い方も似合っちゃいそうです。
エンジンはウィンダムにも搭載されるV6・3リッターの3VZ-FEと、直4・2.2Lの5S-FEの2種類。

200psのV6は高級感あるジェントルさ、140psの直4は絶対的なパワーはないものの、大柄なボディを走らせるのに必要充分なパワーを持ち合わせていました。
ワゴン&クーペのフルラインナップ。

両ボディともに3.0Lと2.2Lのエンジンが搭載され、3.0L車は上級のGグレードのみが、2.2L車は標準車に加え、ワゴンのみにGグレードも設定されました。
ワゴンの2.2標準車はサードシートレスの5人乗りで、唯一マニュアルエアコンを装備する212万円のお買い得版。
実際に街中で見かけるセプターは、ほとんどがこのワゴン2.2標準車でしたね。
逆に3.0Gはあまり出会うことはなかった気がします。
セプターは96年まで生産が続けられ、カムリグラシアが登場すると同時にその使命を終えました。
生産終了からまもなく20年、さすがに現役車両に出会う機会も少なくなってきましたね。
今やトヨタのステーションワゴンもアベンシスとカローラフィールダーだけになってしまい寂しい限りですが、百花繚乱だった当時のワゴンブームの中でも、アメリカ生まれらしい独特の大らかさを持ったセプター。
今なお魅力あふれる1台だと思います♪
Posted at 2015/03/15 15:48:36
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