まとめ記事(コンテンツ)

2015/10/17

突き抜けた、オモシロさ。

今回はマツダ・ボンゴフレンディのカタログです。







1995年、従来のワンボックスであったボンゴワゴン&ボンゴブローニィワゴンを統合し、新たにキャブオーバーの1.3ボックスのミニバンスタイルを引っ提げてデビューしたフレンディ。

5ナンバー枠いっぱいのスクエアなボディに広々とした室内空間を実現した、ユーティリティの高さが自慢のワゴンでした。



フレンディの最大の特徴と言えば、なんといっても量産車としては世界初の「オートフリートップ」に他なりませんね。



スイッチひとつで開閉可能なリフトアップルーフは、セミダブルベッド並みの広いスペースを確保。

ルーフ部には大型のガラスサンルーフも装備され、クローズ時にも室内から空を見られる仕組みになっていました。

さらにテントはキャンバス地とネット地の二重構造で、季節に合わせ自由なアレンジが可能。

折りしもフレンディが登場した頃はアウトドアブームの真っ只中。
キャンプ場でひとたびオートフリートップを開ければ、皆の注目の的でしたね。

2&3列目シートを自由にスライドさせられるハイパースライドシートも、フレンディが先駆けて採用した装備のひとつ。



スマートさが魅力の電動ロールカーテンや、対座モードの簡易座席にもなるオットマンなど、アイデアにあふれた装備が満載でした。



座席の下にエンジンがあるキャブオーバースタイルゆえ、運転席はセンターコンソールを備えるセダンスタイル。
高めのアイポイントは見晴らしの良さも美点。



エンジンは2.5Lディーゼルターボ(125ps/30.0kgm)をメインに、2.5L V6DOHC(160ps/21.5kgm)、2000SOHC(105ps/16.5kgm)の3種類。



V6のジェントルなフィーリングも魅力でしたが、ディーゼルの力強さもフレンディを楽々引っ張るパワーの持ち主でした。



ボンゴフレンディのラインナップ。





基本的には最上級のLIMITED、充実装備のRF-V、実用に徹したRS-Vという3グレードが用意され、ルーフ形状、乗車定員、エンジン、駆動方式で細分化されていました。



8ナンバー登録のキャンパーはコンロやシンク、冷蔵庫にサイドガラスビルトインの換気扇まで備える本格派。

フレンディも登場してから20年が経過しましたが、2005年まで10年にわたり生産されたこともあり、まだまだ街で見かける存在ですね。

架装を施したポップアップルーフのミニバンは今でも買うことが出来ますが、フレンディのメーカーライン組立ならではの収まりのよさ、クオリティの高さは今なお魅力的。

こうやって見ていると、フレンディに乗って星空を眺めながらキャンプしてみたくなりますね。

Posted at 2015/10/17 08:02:42

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