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まとめ記事(コンテンツ)
みみ助さん
2016/05/11
美しい野性
今回はトヨタ・チェイサー(X30/40系)のカタログです。
1977年、マークⅡのスポーティバージョンとして新登場したチェイサー。
それまで中型車の持ち駒が無かったオート店のフラッグシップモデルとしてデビューしました。

スタイリングはマークⅡと同じボディを用いつつ、前後は専用のパネルで差別化。

英国調のエレガントさが特徴だったマークⅡに比べ、チェイサーはシンプルな軽快さがポイント。

実際にはブラウンやダークグリーンといった落ち着いたカラーが多かったですが、イメージカラーの「ラディアントイエロー」はチェイサーのスポーティイメージをより鮮烈に印象づけていました。

写真では見えませんが、上下3段に分かれたテールランプは、20年あまりの時を経て100系で復活したのも記憶に新しいですね。

現代においても違和感なくまとめられた室内。

マークⅡとの違いはメーターの枠が丸から四角になる程度でしたが、ハードトップでもリヤシートは広く、上級車ならではの仕立ての良さを感じることができました。

エンジンは全5種類。

メインの2リッター直列6気筒であるM-EU型は125ps/17.0kgmというスペック。
三元触媒の採用で昭和53年排ガス規制をクリアしたのがアピールポイントでしたが、ドライバビリティの低下はいかんともし難く、モッサリとしたフィーリングにはため息しか出ませんでしたね。
マークⅡに設定のあった2600の4M-U型はその性格上チェイサーには設定されず、その他6気筒にはキャブ仕様のM-U型、4気筒は2000の18R-U型と1800の13T-U及び3T-U型が用意されていました。
今思えばマークⅡはともかく、チェイサーだけでも18R-Gを積んだ「GT」が有っても良かったように思います。
おかげで歴代チェイサー唯一DOHCのラインナップがないモデルになりましたが、このあたりは次期型で発展していきましたね。
サスペンションはトヨタ2000GT譲りが自慢の4輪独立懸架を上級グレードに採用。

さらに4輪ディスクブレーキも奢られ、走りの良さもアピール。
さらにSGツーリングには世界初のオーバードライブ付3速AT(要は普通の4AT)がオプション設定されていました。

装備はマークⅡに準じていましたが、OKモニターやEDモニターといった、当時のトヨタ車では定番のアイテムも抜かりなく。
カーステレオが全車オプションというのも時代ですね。

チェイサーのラインナップ。
セダン


ハードトップ


チェイサーにはマークⅡの「グランデ」に相当する高級グレードが無く、SGツーリングがマークⅡLGツーリングのちょっと上というポジショニングにありました。
SGSは今回紹介した前期型では影に隠れた存在でしたが、後期型では新たにハーダーサスペンションを装着。
アンタレスレッドのSGSは一躍イメージリーダーへと変身したのは有名ですね。

4気筒のトップグレードである2000GSは5MTのみという硬派な存在で、足回りもこのグレードだけは4独&4輪ディスクでした。
最後にはサンフランシスコの街を駆け抜けるチェイサーのスナップが。

チェイサーのデザインはアメリカ西海岸の街並みにも違和感なく溶け込みますね。
マークⅡに比べて販売台数の少なかったチェイサーは、既に80年代後半には走っている姿を見るのもかなり少なくなっていましたが、最近では旧車イベントでもマークⅡとともに見かけるようになりました。
私も子供の頃、身近なところにあったこともあり、幾度となくこのチェイサーには乗りましたが、子供心にも素直に「カッコいい」と思わせるクルマでした。
伸びやかなデザインは今でも色褪せることのないスタイリッシュさがありますね。
1977年、マークⅡのスポーティバージョンとして新登場したチェイサー。
それまで中型車の持ち駒が無かったオート店のフラッグシップモデルとしてデビューしました。

スタイリングはマークⅡと同じボディを用いつつ、前後は専用のパネルで差別化。

英国調のエレガントさが特徴だったマークⅡに比べ、チェイサーはシンプルな軽快さがポイント。

実際にはブラウンやダークグリーンといった落ち着いたカラーが多かったですが、イメージカラーの「ラディアントイエロー」はチェイサーのスポーティイメージをより鮮烈に印象づけていました。

写真では見えませんが、上下3段に分かれたテールランプは、20年あまりの時を経て100系で復活したのも記憶に新しいですね。

現代においても違和感なくまとめられた室内。

マークⅡとの違いはメーターの枠が丸から四角になる程度でしたが、ハードトップでもリヤシートは広く、上級車ならではの仕立ての良さを感じることができました。

エンジンは全5種類。

メインの2リッター直列6気筒であるM-EU型は125ps/17.0kgmというスペック。
三元触媒の採用で昭和53年排ガス規制をクリアしたのがアピールポイントでしたが、ドライバビリティの低下はいかんともし難く、モッサリとしたフィーリングにはため息しか出ませんでしたね。
マークⅡに設定のあった2600の4M-U型はその性格上チェイサーには設定されず、その他6気筒にはキャブ仕様のM-U型、4気筒は2000の18R-U型と1800の13T-U及び3T-U型が用意されていました。
今思えばマークⅡはともかく、チェイサーだけでも18R-Gを積んだ「GT」が有っても良かったように思います。
おかげで歴代チェイサー唯一DOHCのラインナップがないモデルになりましたが、このあたりは次期型で発展していきましたね。
サスペンションはトヨタ2000GT譲りが自慢の4輪独立懸架を上級グレードに採用。

さらに4輪ディスクブレーキも奢られ、走りの良さもアピール。
さらにSGツーリングには世界初のオーバードライブ付3速AT(要は普通の4AT)がオプション設定されていました。

装備はマークⅡに準じていましたが、OKモニターやEDモニターといった、当時のトヨタ車では定番のアイテムも抜かりなく。
カーステレオが全車オプションというのも時代ですね。

チェイサーのラインナップ。
セダン


ハードトップ


チェイサーにはマークⅡの「グランデ」に相当する高級グレードが無く、SGツーリングがマークⅡLGツーリングのちょっと上というポジショニングにありました。
SGSは今回紹介した前期型では影に隠れた存在でしたが、後期型では新たにハーダーサスペンションを装着。
アンタレスレッドのSGSは一躍イメージリーダーへと変身したのは有名ですね。

4気筒のトップグレードである2000GSは5MTのみという硬派な存在で、足回りもこのグレードだけは4独&4輪ディスクでした。
最後にはサンフランシスコの街を駆け抜けるチェイサーのスナップが。

チェイサーのデザインはアメリカ西海岸の街並みにも違和感なく溶け込みますね。
マークⅡに比べて販売台数の少なかったチェイサーは、既に80年代後半には走っている姿を見るのもかなり少なくなっていましたが、最近では旧車イベントでもマークⅡとともに見かけるようになりました。
私も子供の頃、身近なところにあったこともあり、幾度となくこのチェイサーには乗りましたが、子供心にも素直に「カッコいい」と思わせるクルマでした。
伸びやかなデザインは今でも色褪せることのないスタイリッシュさがありますね。
Posted at 2016/05/11 11:42:29
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