まとめ記事(コンテンツ)

2018/05/15

検証実験:再生できないバッテリー 事例C

カテゴリ : 電装系 > バッテリー > その他

1
Atlas Battery JIS(日本専用) 60B24R
2012年7月から使用を開始し、
2018年3月まで5年8か月使用しました。

2018年1月ごろから、エンジンの始動がかったるくなったことを感じました。
車載のままパルス式サルフェーション除去装置で回復を試みましたが、2018年3月にとうとう”お亡くなり”になりました。
2
短距離・短時間・ライト点灯走行が多いので、充電したら回復するのではないかと考えました。
太陽光パネルで充電し、電解液の比重を計測しました。

第1セル 1.300以上
とても良い状態です。
3
第2セル 1.300以上
とても良い状態です。
4
第3セル 1.300以上
とても良い状態です。
5
第4セル 1.300以上
とても良い状態です。
6
第5セル 1.300以上
とても良い状態です。

なんで?
なんでバッテリーがダメになっているんだろう?
7
第6セル 1.100以下
目盛のはるか下

撃沈!

ここが原因でした。
8
第6セルの不良によりバッテリーがダメになったことが分かりました。
比重が極端に低いことから、セルの中で電極がショートしたのではないかと考えられます。
パルス式サルフェーション除去装置で再生できないバッテリーの典型例です。
特に、第1セル・第6セル(ターミナルのついたセル)がダメになりやすいようです。

これもそうですが、弱ったバッテリーにパルスをかけるとそのまま”お亡くなり”になることがあるようです。
電極が傷んでいるところにパルスがかかると、さらに傷を広げてしまうのでしょうか?
それとももともと電極が回復できないぐらい傷んでいるのでしょうか?


バッテリーを回復させることができなかったことにショックを受けていましたが、・・・
ふと気が付くと・・・
第1セルから第5セルまでは極めて良い状態です。比重からいけば、新品満充電の状態です。
5年8か月使用してこの状態ということは、パルス式サルフェーション除去装置でサルフェーションは解消されているということになります。
パルス式サルフェーション除去装置の効果を会心意識いたしました。

こちらも見てね!
バッテリー・サルフェーション除去装置の制作と効果
https://minkara.carview.co.jp/summary/1099/

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

最近見た車

最近見たクルマはありません。

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース