まとめ記事(コンテンツ)

2020/04/21

武漢ウイルス・緊急事態宣言後の東京の状況(2週間)

今日で緊急事態宣言発出から丁度2週間になりました。

この2週間のもっとも大きな懸念は、緊急事態宣言を出そうが国民全員が一切の外出を自粛しようが、その効果が出始めるのは概ね行動変容が起こってから2週間のタイムラグがあるため、効果が表れ始める前に感染爆発が起こってしまうことでした。(過去のブログ

この点、特にマスコミは全く事情が理解できていなかったようで、ずっと頓珍漢な報道を繰り返し、ここ数日になってようやく外出自粛の達成度などがニュースでもワイドショーでも取り上げられるようになりました。

本来は緊急事態宣言発出の直後から達成状況をずっとモニタリングし、報道し続けることで国民に外出自粛の徹底を図っていくべきで、2週間経った後に「達成度は?」「未達です」「大変だ!どーしよー」なんてやっているのは頭が悪いこと丸出しです。(過去のブログ

この点は政府や都も精緻な分析はしていたようですが、積極的な情報公開はせず国民には達成状況が全く見えなかったため、首相や知事が外出自粛を連呼するだけで、どこまで効果が出るかは不透明、というか綱渡り状態でした。

しかし悪いことばかりではなく、少なくとも東京都に於いては、どうも緊急事態宣言の一週間ほど前から都民の行動変容が始まっており、ここ一週間の感染者数は減少とはいかないものの、少なくとも増加の速度にブレーキが掛かったことは伺えました。


そして都の医療機関、並びに軽症者の受入施設の状況ですが、こんな感じになりました。

なかなか情報発信が追い付かずに状況が見えずヤキモキさせられましたwが、二日前から退院患者の数字の更新が始まって、既に600人が退院していることがわかりました。

ということは、取り敢えず数字の上では病床数と軽症者施設は入院者数に対してパンクせずに済んだことになります。そして、、、
退院600人、死亡77人なので、これらの人たちは4/2以前の感染者ということになります。勿論、個別には入院が長引いている人も居るでしょうが、概ね3週間が入院期間ということが判れば、今後は4/3以降の感染者数が順次退院していく流れになる筈です。理屈の上では(^_^;)。

ここまで判ると、明日以降は感染者数が減少に転じるか?が焦点です。

どうも緊急事態宣言前からフライングwで外出自粛が進んでいたようですが、緊急事態宣言発出後には更に一段の自粛が進んだ筈(だと思いたい)。

なので、引き続き「外出自粛の8割減の達成状況」と「日々の感染者の発生状況」がモニタリングのポイントで、加えて増やすと言われているPCR検査数と感染者数の相関も注目です。

※4/22 12:00追加
Posted at 2020/04/21 18:26:30

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