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- 【2013年夏 遠征記その4】八郎潟と秋田(小)散歩
まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2013/08/13
【2013年夏 遠征記その4】八郎潟と秋田(小)散歩
その3 からの続きです。
いよいよ、長かった遠征記も最終章になりました。
角館を後にして、本日の宿泊地、秋田市へと車を進めます。
が、今から直行してもチェックインの時間にはまだ早すぎます。
ですので、その前に秋田市を通りすぎて、八郎潟方面へ。
ちなみにですが、最初に立てた予定では、
角館
↓
八郎潟、大潟村を経由して男鹿半島へ。入道崎までの男鹿半島ドライブ
↓
なまはげ館見学
↓
秋田市の宿にチェックイン
↓
秋田の夜散策と、郷土料理&地酒の夕飯
↓
翌朝、朝の秋田散歩
↓
帰路(途中、よさげな街orスポットに寄り道)
という、こうして並べただけでも楽しそうなプランだったのですが、そのほとんどをキャンセルです・・・
嘆いていても仕方がないので、まずは秋田道から大潟村へ。

八郎潟にかかる橋を渡ります。大きな川というより、海に近い広さです。
大潟村に入ると、どこまでも続くストレートの道が・・・

横を見るとこれまたどこまでも続く水田が一面に広がります。琵琶湖に継ぐ2番目に広い湖のほとんどを干拓した、というだけあって、まさに「大地」という言葉がふさわしいです。
車の乗り降りを頻繁にしたくなかったので、いずれも車窓からの見物となりました。
いったん、男鹿市に入りますが、そのまま男鹿半島方面ではなく秋田市内方面へ。
男鹿半島といえば、のなまはげは、途中のドライブイン入口に立つ大きな模型を目にすることができただけでした。
秋田市内の宿にチェックインしたのは14時半頃でした。
今日はこのままここで休みますが、問題は明日の帰路。最短でも自宅まで800km近く&10時間以上。この状態でこれだけの間、車の運転でお尻を圧迫したまま、というのは考えたくありません。
最後の手段で、ここで病院に行って応急の措置と薬をもらい、何とか自宅までしのぐことに決めます。
しかし、携帯サイトから市内の肛門科を検索して何軒かTELするも、あいにくとお盆時期でどこも休診。
総合病院で1軒、午前のみ外来を受け付けている、とのことで、病院は翌日行くことにします。
宿で少し休んだ後、夕刻近くになってお尻をだましだまし駅前へ。

秋田駅。秋田新幹線開通で駅も周辺も再開発されている感じです。


駅前と竿灯大通り。竿灯大通りにかかるアーケード屋根が、高く新しく、まるで要塞のようにそそり立っています。

千秋公園(久保田城址)。
秋田市のシンボルともいえる、緑豊かな都市公園です。気持ちいい散策ができそうです。

秋田市内は、駅も市街も非常に整然とした街並みでした。
この日は駅周辺を歩き、翌日は車で少し巡ったのですが、電線が地中化されている範囲がかなり広く、スッキリとした街並みが広がっています。電線地中化が進んでいる、ということは、冬の雪対策のこともあるのでしょうか。
何はともあれ、またいつか、こんどはじっくりと街歩きをしてみたいです。
この日はさすがに、これ以上歩くことは難しく(折りたたみ自転車は持参していますが、乗ることを想像しただけで痛みが・・・
)、ここで夕飯にします。もちろんお酒は抜きで。
あまり食欲は無いのですが郷土料理は食べたい、という矛盾を抱えつつ、1軒のお店に入ります。
出されたのがこちら。

地元名産「比内地鶏」のもも肉に地元産の卵を合わせた親子丼、稲庭うどん、「ぎばさ」と言われる秋田独特のめかぶに似た海藻の入った味噌汁、そして、漬物も、真ん中のたくあんに似た漬物は「いぶりがっこ」と呼ばれるこれまた秋田名産の漬物。
秋田づくしの定食で、食欲が無かったにもかかわらず、ペロリと大変美味しくいただきました。
街歩きは不十分でしたが、食の方はまあ満足です
夕食後、ドラッグストアで、ガーゼなどお尻のケアに必要なものを購入して宿に戻ったのでした。
翌朝(8月14日)、目が覚めます。お尻のケアを念入りに行ったことと、前の日に無理して歩いたり運転しなかったせいか、途中で起きることもなくぐっすりと朝まで眠ることができました。
朝食バイキングはお腹にやさしい野菜系を中心にとった後、チェックアウトして市内の総合病院へ。
受け付けをして、ほどなくして呼ばれて診察室へ。
診察する医師は若い男性ですが、立ち会っている看護師さんは秋田美人の若い女性。しかし、恥ずかしいなどと言っていられる状態ではなく、言われるままにお尻を出して横になります。
医師「あーこれは痛そうですね。では、自宅に帰られるまでの応急措置になってしまいますが、飛び出た部分を元に戻してお薬をつけますね」
言うやいなや、「応急措置」を開始。お尻の筋肉を鷲掴みにして引きちぎられるような激痛が走ります

歯をくいしばって痛みに耐え、ようやく終わった時には全身にびっしょりと冷や汗をかいていました
薬をつけて、さらには痛みどめ&腫れ止めの軟膏も処方してもらうことができて、とりあえずは一安心です。
看護師さん「飛行機で帰られるのですか?」私「いえ、自動車です」
私が答えると心配そうに「それは大変。気を付けてお帰りくださいね」と言ってくれました。
もちろん、これで痛みが引いたわけではないのですが、直に当たる部分が小さくなったことと、痛みどめの軟膏をもらえたこと、それになにより精神的な安心さが得られたことで、何とか帰路につくことができます。
10時30分、秋田市内を出発。帰りは日本海沿いのルートを取ります。
ちなみに、東北道~首都圏経由だと自宅まで約1000km。日本海沿い経由で約750km。
距離は日本海沿いの方がずっと短いのですが、ナビで出た所要時間はそこまで変わりません。
ならば、と日本海沿いルートを選択しました。
晴れて暑い中、秋田道で由利本荘~R7を走ります。海沿いを走る個所も多く、日本海の穏やかな青さがまぶしいです。そして、反対側に目を転じれば、やや雲をかぶってはいますが鳥海山の雄大な眺めが見渡せます。
所々開通している日本海東北道とR7を交互に、ひたすら車を走らせました。
お尻の方は、座った状態だとそこまで痛みはありません。しかし、ずっと同じ姿勢なのもいけないので、こまめに休憩を取るようにします。

山形県、鼠ヶ関付近で、国道から少し離れて海沿いドライブ中に撮った1枚。
14時少し前に新潟県に入ります。村上から日本海東北道~北陸道へ。ここからは去年の夏の仙台・山形遠征の時とまったく同じルートになります。
新潟県はやはり広く、軽い昼食とトイレ休憩以外はひたすら走り続けても、通過に3時間以上かかりました。
途中で日が暮れます。そのまま北陸道を経由して、自宅に到着したのは23時少し前。
秋田市から、つごう12時間30分の道のりでした

今回の総走行距離は1896.6km。通算燃費は車載計で21.6km/Lでした。
最初の予想通り、春の九州・大分行きとほぼ同じくらいの総走行距離でした。ただ、あの時よりも何かと疲れましたが(笑)。
ということで、途中からお出かけ報告というよりもお尻との闘いの報告になってしまいましたが
、ここまでご覧になられた皆さま、どうもありがとうございました。
追伸
帰宅した翌日、さっそく地元の病院にてじっくりと診察&治療しています。
おかげさまで今は何とか、こうして座ったままブログUPできる程度には回復しています。
いよいよ、長かった遠征記も最終章になりました。
角館を後にして、本日の宿泊地、秋田市へと車を進めます。
が、今から直行してもチェックインの時間にはまだ早すぎます。
ですので、その前に秋田市を通りすぎて、八郎潟方面へ。
ちなみにですが、最初に立てた予定では、
角館
↓
八郎潟、大潟村を経由して男鹿半島へ。入道崎までの男鹿半島ドライブ
↓
なまはげ館見学
↓
秋田市の宿にチェックイン
↓
秋田の夜散策と、郷土料理&地酒の夕飯
↓
翌朝、朝の秋田散歩
↓
帰路(途中、よさげな街orスポットに寄り道)
という、こうして並べただけでも楽しそうなプランだったのですが、そのほとんどをキャンセルです・・・
嘆いていても仕方がないので、まずは秋田道から大潟村へ。

八郎潟にかかる橋を渡ります。大きな川というより、海に近い広さです。
大潟村に入ると、どこまでも続くストレートの道が・・・

横を見るとこれまたどこまでも続く水田が一面に広がります。琵琶湖に継ぐ2番目に広い湖のほとんどを干拓した、というだけあって、まさに「大地」という言葉がふさわしいです。
車の乗り降りを頻繁にしたくなかったので、いずれも車窓からの見物となりました。
いったん、男鹿市に入りますが、そのまま男鹿半島方面ではなく秋田市内方面へ。
男鹿半島といえば、のなまはげは、途中のドライブイン入口に立つ大きな模型を目にすることができただけでした。
秋田市内の宿にチェックインしたのは14時半頃でした。
今日はこのままここで休みますが、問題は明日の帰路。最短でも自宅まで800km近く&10時間以上。この状態でこれだけの間、車の運転でお尻を圧迫したまま、というのは考えたくありません。
最後の手段で、ここで病院に行って応急の措置と薬をもらい、何とか自宅までしのぐことに決めます。
しかし、携帯サイトから市内の肛門科を検索して何軒かTELするも、あいにくとお盆時期でどこも休診。
総合病院で1軒、午前のみ外来を受け付けている、とのことで、病院は翌日行くことにします。
宿で少し休んだ後、夕刻近くになってお尻をだましだまし駅前へ。

秋田駅。秋田新幹線開通で駅も周辺も再開発されている感じです。


駅前と竿灯大通り。竿灯大通りにかかるアーケード屋根が、高く新しく、まるで要塞のようにそそり立っています。

千秋公園(久保田城址)。
秋田市のシンボルともいえる、緑豊かな都市公園です。気持ちいい散策ができそうです。

秋田市内は、駅も市街も非常に整然とした街並みでした。
この日は駅周辺を歩き、翌日は車で少し巡ったのですが、電線が地中化されている範囲がかなり広く、スッキリとした街並みが広がっています。電線地中化が進んでいる、ということは、冬の雪対策のこともあるのでしょうか。
何はともあれ、またいつか、こんどはじっくりと街歩きをしてみたいです。
この日はさすがに、これ以上歩くことは難しく(折りたたみ自転車は持参していますが、乗ることを想像しただけで痛みが・・・

あまり食欲は無いのですが郷土料理は食べたい、という矛盾を抱えつつ、1軒のお店に入ります。
出されたのがこちら。

地元名産「比内地鶏」のもも肉に地元産の卵を合わせた親子丼、稲庭うどん、「ぎばさ」と言われる秋田独特のめかぶに似た海藻の入った味噌汁、そして、漬物も、真ん中のたくあんに似た漬物は「いぶりがっこ」と呼ばれるこれまた秋田名産の漬物。
秋田づくしの定食で、食欲が無かったにもかかわらず、ペロリと大変美味しくいただきました。
街歩きは不十分でしたが、食の方はまあ満足です

夕食後、ドラッグストアで、ガーゼなどお尻のケアに必要なものを購入して宿に戻ったのでした。
翌朝(8月14日)、目が覚めます。お尻のケアを念入りに行ったことと、前の日に無理して歩いたり運転しなかったせいか、途中で起きることもなくぐっすりと朝まで眠ることができました。
朝食バイキングはお腹にやさしい野菜系を中心にとった後、チェックアウトして市内の総合病院へ。
受け付けをして、ほどなくして呼ばれて診察室へ。
診察する医師は若い男性ですが、立ち会っている看護師さんは秋田美人の若い女性。しかし、恥ずかしいなどと言っていられる状態ではなく、言われるままにお尻を出して横になります。
医師「あーこれは痛そうですね。では、自宅に帰られるまでの応急措置になってしまいますが、飛び出た部分を元に戻してお薬をつけますね」
言うやいなや、「応急措置」を開始。お尻の筋肉を鷲掴みにして引きちぎられるような激痛が走ります


歯をくいしばって痛みに耐え、ようやく終わった時には全身にびっしょりと冷や汗をかいていました

薬をつけて、さらには痛みどめ&腫れ止めの軟膏も処方してもらうことができて、とりあえずは一安心です。
看護師さん「飛行機で帰られるのですか?」私「いえ、自動車です」
私が答えると心配そうに「それは大変。気を付けてお帰りくださいね」と言ってくれました。
もちろん、これで痛みが引いたわけではないのですが、直に当たる部分が小さくなったことと、痛みどめの軟膏をもらえたこと、それになにより精神的な安心さが得られたことで、何とか帰路につくことができます。
10時30分、秋田市内を出発。帰りは日本海沿いのルートを取ります。
ちなみに、東北道~首都圏経由だと自宅まで約1000km。日本海沿い経由で約750km。
距離は日本海沿いの方がずっと短いのですが、ナビで出た所要時間はそこまで変わりません。
ならば、と日本海沿いルートを選択しました。
晴れて暑い中、秋田道で由利本荘~R7を走ります。海沿いを走る個所も多く、日本海の穏やかな青さがまぶしいです。そして、反対側に目を転じれば、やや雲をかぶってはいますが鳥海山の雄大な眺めが見渡せます。
所々開通している日本海東北道とR7を交互に、ひたすら車を走らせました。
お尻の方は、座った状態だとそこまで痛みはありません。しかし、ずっと同じ姿勢なのもいけないので、こまめに休憩を取るようにします。

山形県、鼠ヶ関付近で、国道から少し離れて海沿いドライブ中に撮った1枚。
14時少し前に新潟県に入ります。村上から日本海東北道~北陸道へ。ここからは去年の夏の仙台・山形遠征の時とまったく同じルートになります。
新潟県はやはり広く、軽い昼食とトイレ休憩以外はひたすら走り続けても、通過に3時間以上かかりました。
途中で日が暮れます。そのまま北陸道を経由して、自宅に到着したのは23時少し前。
秋田市から、つごう12時間30分の道のりでした


今回の総走行距離は1896.6km。通算燃費は車載計で21.6km/Lでした。
最初の予想通り、春の九州・大分行きとほぼ同じくらいの総走行距離でした。ただ、あの時よりも何かと疲れましたが(笑)。
ということで、途中からお出かけ報告というよりもお尻との闘いの報告になってしまいましたが

追伸
帰宅した翌日、さっそく地元の病院にてじっくりと診察&治療しています。
おかげさまで今は何とか、こうして座ったままブログUPできる程度には回復しています。
Posted at 2013/08/17 09:40:37
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