まとめ記事(コンテンツ)

2023/12/29

【2023年冬 遠征記その3】仙台夜散歩

その2 からの続きです。

白石駅を出発した仙台行き普通列車は、左手に蔵王連峰を望みながら快走します。

次の東白石駅は、阿武隈川の支流、白石川の川沿いにホームがあります。
このあたりは川の幅が広くなり、流れもゆるくなって湖のような川面。その川面に白鳥が思い思いに佇んでいました。背景には雪を抱いた蔵王連峰。絵になる光景ですが、あいにくと反対側のロングシートに座っているので写真を撮ることができないのが残念です。

冬の日暮れは早く、みるみるうちに辺りが暗くなってきました。
それと比例するように、途中駅から乗客がどんどん乗り込んできます。
常磐線と合流する岩沼駅を発車する頃には、通勤ラッシュ並みの身動きも取れない混雑。これから仙台に遊びや食事に行くのでしょうか、若者のグループが目立ちます。

16時40分頃、仙台駅に到着。この日の宿泊地です。

…仙台駅はごった返していました…帰省で帰ってきた人、それを迎えに来た人、若者のグループ、家族連れ、そして通勤帰りのサラリーマン、そして出店もあって呼び込みの声もあちこちから…朝の東京駅と同等でゆっくりにしか進めないほどの人です。

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ほうぼうの体で外に出ますが、駅前を縦横に走るペデストリアンデッキも人の波です。

まずは宿にチェックイン、荷物を置いて再び駅へ。

少し早めですが、夕食はピーク時間帯の前に済ませることにします。
よさげなお店を見かけて入店、カウンターの端っこに腰を落ち着けます。

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三角揚げに笹かまぼこ、地酒を燗で。
三角揚げ、外はカリッとして、中はふわふわ、この対比がよく、また付け合わせのおろしとネギ、少しかけた七味のアクセントも絶妙です。
そして笹かまぼこ、実は7年前の仙台で、地元でいただいた笹かまぼこの美味しさに感動し、次回またいただくことを楽しみにしていました。

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次にやってきたのが牛タン塩。柔らかい厚切り牛タンは、噛むほどに肉の旨味が広がります。

メニューを見ていると、「はらこめし」に目が止まります。
鮭の出し汁で炊いたご飯の上に鮭切り身といくらがのった郷土料理で、最後の〆によさそうですが、あいにくとさきほどの温麵を食べてそこまで時間が経っていない、ということで、お腹のことを考えてここは控えます。

食事後はそのまま夜の散策へ。
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青葉通りを西へ。一番町の交差点。

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一番町のアーケード街。
こちらも行き交う人であふれていました。

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迎春を迎えるばかりのイルミネーション。

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杜の都仙台を象徴する定禅寺通りのけやき並木と、仙台随一の繁華街、国分町通り。

ネオンの灯りが煌めく国分町は、まさに忘年会のピーク、人の波とクルマの通りが絶えません。その雰囲気を楽しみながらのそぞろ歩きしつつ…

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駅前まで戻ってきました。

まだまだ大賑わいの駅構内を歩きます。まずはお土産店をチェック。お目当ては「ずんだ餅」
妻が「ずんだ餅」が好きということで、お土産はすでに決まっていますが、枝豆の餡が外にかかるタイプと中に餡が入っているタイプがあります。
外にかかるタイプが見た感じも美味しそうですが、日持ちがしません。お店の人に聞くと、保冷剤付きで帰る直前に購入しても、自宅の冷蔵庫に入れるのがギリギリになりそう、ということで、どちらにするか、明日まで考えることにします。

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カフェで一服。
この後、よく眠れるようにホットココアをいただきます。程よい甘さでホッと一息つくことができました。

宿に戻ります。あとは熱いシャワーを浴びて眠るだけ。
その前に…

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宿に戻る前に立ち寄ったコンビニで見つけた「はらこめし」のおにぎり。
このサイズなら十分、お腹に入ります。

味付きご飯と鮭の切り身、いくらのバランスがよく、美味しくいただくことができます。こうして、仙台の夜が更けていきました。

その4 に続きます。

Posted at 2024/01/02 13:38:57

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