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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2012/08/13
【2012年夏 遠征記 その2】松島へ
その1からの続きです。
群馬県の下仁田を出発した後は、上信越道~関越道~北関東道~東北道と一気に移動します。
北関東道の宇都宮上三川ICで降りた後は、R4をひたすら北上。
夕飯を挟んで福島県の郡山まで走った後、再び東北道に乗って、23:00頃に福島市の松川PAに到着。ここで仮眠をとります。
気が付いたら翌8月13日の朝6時過ぎでした。
エンジンを切ったまま眠っていたのですが、そこまで暑くなかったせいもあり、朝までぐっすりと眠ることができたようです。
今日は、いよいよ次の目的地へ・・・そう、タイトルからもおわかりだと思いますが、今回は東北方面の街歩きです。まず向かうは日本三景の1つ、宮城県の松島。
国見ICから再びR4を北上。仙台市内に入ったのは10時少し前でした。
駅近くの、宿泊予定のホテルの提携駐車場に車を停めます。車はこのまま明日まで停めっぱなしにして、ここからは電車で移動することに。

仙台駅。仙台は学生時代に夜行列車で通過したことがあるだけで、実際に足を踏み入れるのは初めてです。
ここから松島まではJR仙石線で向かいます・・・が、その前にちょっと早めの昼食です。
仙台といえば・・・そう、牛たん
駅の構内に、牛たんと寿司のお店が並ぶ、その名も「牛たん、寿司通り」という一角があり、朝の10時過ぎからすでに営業していました。

いくつかお店があって目移りしますが、すでにこの時間から行列を作っていた「利久」というお店に並びました。
ほどなくして店内に案内され、「牛たん定食」をオーダーします。

「利久」の牛たん定食。分厚い牛たんの炭火焼と麦飯入りごはん、テールスープ、それにとろろまでついています。
これだけ分厚い牛たんを食べるのは、正直初めてでした。私の地元の焼き肉店では、普通、タンといえばもっと薄くスライスされて出てきます。
口にすると・・・肉の柔らかさ、炭火焼の香ばしさ、それに食べ応えのある肉厚感と、もともとタンが好きな私には美味しいのなんの・・・しかも、朝食もとらずに、ここまでお腹を空かせてやってきていますので、尚更です。
そして、テールスープもしっかりとテール肉が入っていて、旨みのあるスープとともに非常に美味しくいただきました。これは嵌まりそうです。
一気に食べ終えて、まずは大満足して駅に向かいます。
ちょうど快速電車の発車に間に合う事が出来ました。これだと、約25分で松島海岸駅に到着します。
車内はそこそこの混雑で、やはり観光客らしき人達も目立ちました。

松島海岸駅に到着。

駅前は観光客や帰省客でごった返していました。写真右側には、松島を巡る遊覧船のチケットを買い求める長い行列が続いています。
また、左手のバスは、震災の影響で未だ不通となっている区間を走る仙石線の代行バスです。ここから石巻方面に向かうのでしょうか、こちらも車内は満席でした。
駅の前の国道を渡ると、目の前に松島の絶景が見えてきました。穏やかな海に、大小さまざまな島がいくつも浮かんでいます。
海沿いに歩き、隣接する小島に建てられた五大堂へ。

陸続きではないので、五大堂に向かうには海にかかったこのような橋を渡ります。
橋板の間からは真下に海面が見えますので、ちょっとした吊り橋感覚でした・・・

五大堂からみた松島の海。穏やかな海を、幾隻もの船が行き交っています。
戻ってから、再び国道を海とは反対側に渡って、次に向かうは瑞厳寺。
国宝の本堂をはじめとした堂々とした建物と洞窟群、参道の立派な杉木立が印象的です。

いくつもある大きな洞窟と、その前に並ぶたくさんの石仏。
参道をのんびり歩いた後は、再び国道沿いに。

駐車場は満車で、道路も渋滞気味です。
国道沿いには、たくさんの土産物店や食事ができるお店が並んでいます。
その中の1つのお店で「牡蠣カレーパン」という看板が目に入りました。

「ここを訪れた9割のお父さん、お母さんが・・・」の謳い文句が気になって、1つ買い求めます。
齧り付くと、このあたりの名産物でもある牡蠣がいくつも、カレーパンの中に丸々入っていました。確かに牡蠣の旨味もあいまって、普通のカレーパンとはちょっと違った味わいで、なかなかいけます。
次に気になったのは、「豆腐揚げかまぼこ」。
注文を受けてから揚げてくれるので、熱々が味わえます。
外の「カリッと」感と中のふわふわ感が絶妙で、こちらも美味しくいただきました。

肝心のかまぼこに焦点が合っていなくてすみません。
遊覧船には乗りませんでしたが、自分なりに景色も食べ物も堪能して、ここで仙台市内に戻ることにします。ただ、行きと同じ経路ではつまらないので、JR東北線の松島駅まで歩くことに。

歩くこと約20分、東北線の松島駅に到着します。
こちらは、仙石線の松島海岸駅とは対照的に人の姿も少なく、静まりかえっていました。
仙台行きの電車が到着するまでの間、改札を通って駅のホームに佇みます。

長いホームと旧い跨線橋、聞こえるのはセミしぐれだけ・・・何十年か前の夏にタイムスリップしたようで、ホームに蒸気機関車が客車を引っ張って滑り込んできても不思議ではない雰囲気です。
このような、歴史を感じさせながらも、ひと気のない小さな駅のホームに佇むのは大好きです。
ベンチに座ってそんな良い雰囲気に浸っていると、1人のおばあさんが「どちらの汽車(電車ではないです)にお乗りで?」と私に話しかけてきました。
仙台行きは、方向的にこのホームだろう、と私は勝手に思い込んでいたのですが、おばあさんの話では次の電車は松島駅で折り返すので、線路を挟んだ反対側に到着する、とのこと・・・私を見て、乗るホームを勘違いしていると察してくれたようです。
お陰で、電車が来て慌てて移動する事態も避けられて、彼女には感謝感謝です。丁寧にお礼を返したのは言うまでもありません。
旅先に出ると、こんな思わぬ親切に出会うことがありますが、これも旅の楽しさの1つです。
向かいのホームに移動すると、しばらくして仙台方向から折り返しの電車がやってきました。
この駅に似合うような、直角の背もたれの客車ではもちろんなくて、車内は通勤用ロングシートの、ごく普通の電車でした。
その3 に続きます。
群馬県の下仁田を出発した後は、上信越道~関越道~北関東道~東北道と一気に移動します。
北関東道の宇都宮上三川ICで降りた後は、R4をひたすら北上。
夕飯を挟んで福島県の郡山まで走った後、再び東北道に乗って、23:00頃に福島市の松川PAに到着。ここで仮眠をとります。
気が付いたら翌8月13日の朝6時過ぎでした。
エンジンを切ったまま眠っていたのですが、そこまで暑くなかったせいもあり、朝までぐっすりと眠ることができたようです。
今日は、いよいよ次の目的地へ・・・そう、タイトルからもおわかりだと思いますが、今回は東北方面の街歩きです。まず向かうは日本三景の1つ、宮城県の松島。
国見ICから再びR4を北上。仙台市内に入ったのは10時少し前でした。
駅近くの、宿泊予定のホテルの提携駐車場に車を停めます。車はこのまま明日まで停めっぱなしにして、ここからは電車で移動することに。

仙台駅。仙台は学生時代に夜行列車で通過したことがあるだけで、実際に足を踏み入れるのは初めてです。
ここから松島まではJR仙石線で向かいます・・・が、その前にちょっと早めの昼食です。
仙台といえば・・・そう、牛たん

駅の構内に、牛たんと寿司のお店が並ぶ、その名も「牛たん、寿司通り」という一角があり、朝の10時過ぎからすでに営業していました。

いくつかお店があって目移りしますが、すでにこの時間から行列を作っていた「利久」というお店に並びました。
ほどなくして店内に案内され、「牛たん定食」をオーダーします。

「利久」の牛たん定食。分厚い牛たんの炭火焼と麦飯入りごはん、テールスープ、それにとろろまでついています。
これだけ分厚い牛たんを食べるのは、正直初めてでした。私の地元の焼き肉店では、普通、タンといえばもっと薄くスライスされて出てきます。
口にすると・・・肉の柔らかさ、炭火焼の香ばしさ、それに食べ応えのある肉厚感と、もともとタンが好きな私には美味しいのなんの・・・しかも、朝食もとらずに、ここまでお腹を空かせてやってきていますので、尚更です。
そして、テールスープもしっかりとテール肉が入っていて、旨みのあるスープとともに非常に美味しくいただきました。これは嵌まりそうです。
一気に食べ終えて、まずは大満足して駅に向かいます。
ちょうど快速電車の発車に間に合う事が出来ました。これだと、約25分で松島海岸駅に到着します。
車内はそこそこの混雑で、やはり観光客らしき人達も目立ちました。

松島海岸駅に到着。

駅前は観光客や帰省客でごった返していました。写真右側には、松島を巡る遊覧船のチケットを買い求める長い行列が続いています。
また、左手のバスは、震災の影響で未だ不通となっている区間を走る仙石線の代行バスです。ここから石巻方面に向かうのでしょうか、こちらも車内は満席でした。
駅の前の国道を渡ると、目の前に松島の絶景が見えてきました。穏やかな海に、大小さまざまな島がいくつも浮かんでいます。
海沿いに歩き、隣接する小島に建てられた五大堂へ。

陸続きではないので、五大堂に向かうには海にかかったこのような橋を渡ります。
橋板の間からは真下に海面が見えますので、ちょっとした吊り橋感覚でした・・・


五大堂からみた松島の海。穏やかな海を、幾隻もの船が行き交っています。
戻ってから、再び国道を海とは反対側に渡って、次に向かうは瑞厳寺。
国宝の本堂をはじめとした堂々とした建物と洞窟群、参道の立派な杉木立が印象的です。

いくつもある大きな洞窟と、その前に並ぶたくさんの石仏。
参道をのんびり歩いた後は、再び国道沿いに。

駐車場は満車で、道路も渋滞気味です。
国道沿いには、たくさんの土産物店や食事ができるお店が並んでいます。
その中の1つのお店で「牡蠣カレーパン」という看板が目に入りました。

「ここを訪れた9割のお父さん、お母さんが・・・」の謳い文句が気になって、1つ買い求めます。
齧り付くと、このあたりの名産物でもある牡蠣がいくつも、カレーパンの中に丸々入っていました。確かに牡蠣の旨味もあいまって、普通のカレーパンとはちょっと違った味わいで、なかなかいけます。
次に気になったのは、「豆腐揚げかまぼこ」。
注文を受けてから揚げてくれるので、熱々が味わえます。
外の「カリッと」感と中のふわふわ感が絶妙で、こちらも美味しくいただきました。

肝心のかまぼこに焦点が合っていなくてすみません。
遊覧船には乗りませんでしたが、自分なりに景色も食べ物も堪能して、ここで仙台市内に戻ることにします。ただ、行きと同じ経路ではつまらないので、JR東北線の松島駅まで歩くことに。

歩くこと約20分、東北線の松島駅に到着します。
こちらは、仙石線の松島海岸駅とは対照的に人の姿も少なく、静まりかえっていました。
仙台行きの電車が到着するまでの間、改札を通って駅のホームに佇みます。

長いホームと旧い跨線橋、聞こえるのはセミしぐれだけ・・・何十年か前の夏にタイムスリップしたようで、ホームに蒸気機関車が客車を引っ張って滑り込んできても不思議ではない雰囲気です。
このような、歴史を感じさせながらも、ひと気のない小さな駅のホームに佇むのは大好きです。
ベンチに座ってそんな良い雰囲気に浸っていると、1人のおばあさんが「どちらの汽車(電車ではないです)にお乗りで?」と私に話しかけてきました。
仙台行きは、方向的にこのホームだろう、と私は勝手に思い込んでいたのですが、おばあさんの話では次の電車は松島駅で折り返すので、線路を挟んだ反対側に到着する、とのこと・・・私を見て、乗るホームを勘違いしていると察してくれたようです。
お陰で、電車が来て慌てて移動する事態も避けられて、彼女には感謝感謝です。丁寧にお礼を返したのは言うまでもありません。
旅先に出ると、こんな思わぬ親切に出会うことがありますが、これも旅の楽しさの1つです。
向かいのホームに移動すると、しばらくして仙台方向から折り返しの電車がやってきました。
この駅に似合うような、直角の背もたれの客車ではもちろんなくて、車内は通勤用ロングシートの、ごく普通の電車でした。
その3 に続きます。
Posted at 2012/08/15 21:07:40
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