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- 【2024年秋 遠征記その3】遠野散歩 後編と盛岡の夜
まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2024/11/15
【2024年秋 遠征記その3】遠野散歩 後編と盛岡の夜
その2 からの続きです。
ゆっくりとペダルを漕ぐこと約30分、再び遠野の市街地まで戻ってきました。

まだ、列車の発車時刻までは余裕があります。
ここからは、遠野の歴史や遠野物語についても勉強したくて、博物館に向かいます。

その前に「とおの物語の館」の前を通ります。
語り部による昔話の公演なども行われているそうです。
時間の関係で、訪れるのは「とおの物語の館」と市立博物館のどちらか。迷いましたが、地域の歴史も知りたい、ということで今回は市立博物館を訪れることにしました。
図書館に併設された遠野市立博物館へ。まだ新しくてきれいな施設です。
館内は写真撮影可の展示もありましたが、SNSなどに載せていいのかはわかりませんでしたので、こちらには載せていません。
新しい博物館らしく、非常に解りやすく展示されているのが特徴。
最初は「遠野物語」を知ることをテーマに、いくつかのお話を短編で紹介する大画面のビデオシアター。
複数のテーマから見たいものを選んで上映されます。他に見学客はいないので私が選び放題。さきほど訪れた「オシラ様(娘と馬の恋物語)」と「カッパ淵(馬にいたずらするカッパの話)」の話を鑑賞しました。
そこからは遠野の歴史・文化を、説明パネルと展示物で紹介、そして企画展は、「家の神」家や土地に祀られ、家族を守る神。「オシラ様」「オクナイ様」や「座敷わらし」などに関する資料や展示を見ることができます。
じっくりと時間を立つのも忘れて見学。外に出るころには、日も傾き、そして少々肌寒くなっていました。
夕暮れの街を、名残を惜しむようにサイクリングします。


駅前に戻ってきました。お世話になった自転車を返却します。
ずっと訪れたい、と思っていた遠野の街、ようやく今回訪れることができました。全部まわり切れたというわけではありませんが、「遠野物語」の世界に、ほんの少しは触れることができた、と思います。
人が住むとそこに文化が生まれ、それがまた地域の魅力を高めてくれる、ということを改めて感じることができました。
ゆっくりとペダルを漕ぐこと約30分、再び遠野の市街地まで戻ってきました。

まだ、列車の発車時刻までは余裕があります。
ここからは、遠野の歴史や遠野物語についても勉強したくて、博物館に向かいます。

その前に「とおの物語の館」の前を通ります。
語り部による昔話の公演なども行われているそうです。
時間の関係で、訪れるのは「とおの物語の館」と市立博物館のどちらか。迷いましたが、地域の歴史も知りたい、ということで今回は市立博物館を訪れることにしました。
図書館に併設された遠野市立博物館へ。まだ新しくてきれいな施設です。
館内は写真撮影可の展示もありましたが、SNSなどに載せていいのかはわかりませんでしたので、こちらには載せていません。
新しい博物館らしく、非常に解りやすく展示されているのが特徴。
最初は「遠野物語」を知ることをテーマに、いくつかのお話を短編で紹介する大画面のビデオシアター。
複数のテーマから見たいものを選んで上映されます。他に見学客はいないので私が選び放題。さきほど訪れた「オシラ様(娘と馬の恋物語)」と「カッパ淵(馬にいたずらするカッパの話)」の話を鑑賞しました。
そこからは遠野の歴史・文化を、説明パネルと展示物で紹介、そして企画展は、「家の神」家や土地に祀られ、家族を守る神。「オシラ様」「オクナイ様」や「座敷わらし」などに関する資料や展示を見ることができます。
じっくりと時間を立つのも忘れて見学。外に出るころには、日も傾き、そして少々肌寒くなっていました。
夕暮れの街を、名残を惜しむようにサイクリングします。


駅前に戻ってきました。お世話になった自転車を返却します。
ずっと訪れたい、と思っていた遠野の街、ようやく今回訪れることができました。全部まわり切れたというわけではありませんが、「遠野物語」の世界に、ほんの少しは触れることができた、と思います。
人が住むとそこに文化が生まれ、それがまた地域の魅力を高めてくれる、ということを改めて感じることができました。
これをきっかけに「遠野物語」をしっかりとひも解いて読んでみたい、と思います。

駅に戻ります。切符を買い求め、そのまま列車の到着まで中で待ちます。

花巻行き列車の改札が始まり、ホームに出るとすっかり日が暮れていました。

肌寒い風が吹くホーム。もう少しすると、もっと冷たい風が吹き、そして雪に覆われるのでしょうか。
やってきた1両の列車に乗り込みます。車内は1席に1組ほどの乗車率。後部にあるロングシートに腰を落ち着けます。
車窓は真っ暗。明るい車内は静か。
釜石線は、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の銀河鉄道のモデル、と言われています。
まずはお酒、岩手の地酒3種呑み比べを注文。

店員さんがグラスを持ってきた後に、「よいしょ、よいしょ…」と今度は一升瓶を3本も抱えてカウンターの上に置いてくれました。そして銘柄の紹介と簡単な説明…なかなか大変です。

料理はお刺身の盛り合わせに、いぶりがっこなどの東北各地の名産品が入ったポテトサラダを南部せんべいで挟んだもの。そして、地元産キュウリの「のんべえ漬け」。
…ちなみに、さきほどの一升瓶は、料理が運ばれてきたのと入れ替えに持っていきました。
地酒3銘柄の、それぞれの違いを楽しみながら、料理をゆっくりと味わいます。
のんべえ漬けはお酒とよく合い、ポテトサラダもせんべいのサクサク感や中のいぶりがっこなどのコリコリ感の食感とあっさりとした味付けがGOOD、そして新鮮なお刺身…我ながら良い選択ができました。
昨日までの疲れからか、合わせて1合ほどのお酒でよく回り、ちょうど気持ちいい酔い具合です。
お店を後にします、飲んだ後の締めはラーメンならぬ、盛岡三大面のひとつ「じゃじゃ麺」!
本当は少し酔い覚ましに歩いてから、とも思ったのですが、それだと営業時間が終わりそうなので、このまま連荘。以前にも訪れたじゃじゃ麺のお店「小吃店」へと向かいます。

じゃじゃ麺の小。(かきまぜた後です)

もちろん、食べた後のお皿に玉子をとき入れてそこにスープを入れてもらう「チータンタン」も忘れません。
これで大満足、お腹も一杯になります。
夜の散策へ。
ライトアップされた「開運橋」(トップ写真)を渡り、大通の繁華街へ

「大通」の入口


いつものように人通りが絶えた一瞬を待って撮影していますが、金曜の夜とあってか、かなりの賑わいぶり。居酒屋やカラオケショップ、ラーメン店や和洋の飲食店など、眩いばかりの灯りの中で楽しむ人たちを見ながら、こちらも夜の繁華街の雰囲気を楽しみました。

そんな中、通りがかりに見つけたのが、岩手県出身の首相 原敬別邸跡の銘板。
2023年、アメリカのNYタイムズ紙が「2023年に行くべき世界の52ヶ所の中で、1位のロンドンに次いで2位に盛岡を選んだ」というニュースが報じられたのを覚えています。今回は日程の都合で、そんな盛岡の魅力を十分に堪能できないのは残念です。
その代わり、と言っては何ですが、宿に戻り際、北上川にかかる橋の上で少し佇み、街の空気をしっかりと味わったのでした。
まさに…

「秋は短し旅せよ岩手」
こうして、盛岡の夜は更けていきました。
その4 に続きます。

駅に戻ります。切符を買い求め、そのまま列車の到着まで中で待ちます。

花巻行き列車の改札が始まり、ホームに出るとすっかり日が暮れていました。

肌寒い風が吹くホーム。もう少しすると、もっと冷たい風が吹き、そして雪に覆われるのでしょうか。
やってきた1両の列車に乗り込みます。車内は1席に1組ほどの乗車率。後部にあるロングシートに腰を落ち着けます。
車窓は真っ暗。明るい車内は静か。
釜石線は、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の銀河鉄道のモデル、と言われています。
車窓から星は見えませんでしたが、時折、まばらに灯る街灯が流れていくのを見るうちに、やがてうつらうつら・・・夢を見るとともなしに見て・・・そんな中を走り続けていきました。
盛岡駅に到着したのは、19時少し前。

帰宅客でにぎわう盛岡駅に降り立つのは11年ぶりです。
本日はここで宿泊。宿にチェックイン後、夕食と街歩きに。
まずは夕食。
盛岡駅に到着したのは、19時少し前。

帰宅客でにぎわう盛岡駅に降り立つのは11年ぶりです。
本日はここで宿泊。宿にチェックイン後、夕食と街歩きに。
まずは夕食。
盛岡駅構内で良さげなお店を探します。
以前、盛岡の街歩きで駅に立ち寄った時、駅構内が複雑だった、ということが印象に残っています。その印象は今回も大きく変わりませんでした。
最近は、大きな新幹線駅でも構造は比較的シンプルな場合が多いのですが、盛岡駅は南北の中央に新幹線の改札とコンコースが位置しています。改札も南北それぞれに分かれ、改札フロアの南北間の通り抜けはできますが、その通路はあまり目だない感じ。
最近の駅によくある、中央に大きなコンコースが有り、それに沿って改札が並んでいて駅ビルの出入り口もある、みたいな感覚でいるとちょっと戸惑ってしまいます。
しかも駅ビル商業施設「フェザン」も本館と「おでんせ館」があり、さらには地下フロアはそれぞれの館に飲食店街があって、と、案内板をしっかり見ながらお店を探します。まあ、迷路のようで楽しいは楽しいのですが。
あちこち見て回った後、1軒のお店に。
まずはお酒、岩手の地酒3種呑み比べを注文。

店員さんがグラスを持ってきた後に、「よいしょ、よいしょ…」と今度は一升瓶を3本も抱えてカウンターの上に置いてくれました。そして銘柄の紹介と簡単な説明…なかなか大変です。

料理はお刺身の盛り合わせに、いぶりがっこなどの東北各地の名産品が入ったポテトサラダを南部せんべいで挟んだもの。そして、地元産キュウリの「のんべえ漬け」。
…ちなみに、さきほどの一升瓶は、料理が運ばれてきたのと入れ替えに持っていきました。
地酒3銘柄の、それぞれの違いを楽しみながら、料理をゆっくりと味わいます。
のんべえ漬けはお酒とよく合い、ポテトサラダもせんべいのサクサク感や中のいぶりがっこなどのコリコリ感の食感とあっさりとした味付けがGOOD、そして新鮮なお刺身…我ながら良い選択ができました。
昨日までの疲れからか、合わせて1合ほどのお酒でよく回り、ちょうど気持ちいい酔い具合です。
お店を後にします、飲んだ後の締めはラーメンならぬ、盛岡三大面のひとつ「じゃじゃ麺」!
本当は少し酔い覚ましに歩いてから、とも思ったのですが、それだと営業時間が終わりそうなので、このまま連荘。以前にも訪れたじゃじゃ麺のお店「小吃店」へと向かいます。

じゃじゃ麺の小。(かきまぜた後です)

もちろん、食べた後のお皿に玉子をとき入れてそこにスープを入れてもらう「チータンタン」も忘れません。
これで大満足、お腹も一杯になります。
夜の散策へ。
ライトアップされた「開運橋」(トップ写真)を渡り、大通の繁華街へ

「大通」の入口


いつものように人通りが絶えた一瞬を待って撮影していますが、金曜の夜とあってか、かなりの賑わいぶり。居酒屋やカラオケショップ、ラーメン店や和洋の飲食店など、眩いばかりの灯りの中で楽しむ人たちを見ながら、こちらも夜の繁華街の雰囲気を楽しみました。

そんな中、通りがかりに見つけたのが、岩手県出身の首相 原敬別邸跡の銘板。
2023年、アメリカのNYタイムズ紙が「2023年に行くべき世界の52ヶ所の中で、1位のロンドンに次いで2位に盛岡を選んだ」というニュースが報じられたのを覚えています。今回は日程の都合で、そんな盛岡の魅力を十分に堪能できないのは残念です。
その代わり、と言っては何ですが、宿に戻り際、北上川にかかる橋の上で少し佇み、街の空気をしっかりと味わったのでした。
まさに…

「秋は短し旅せよ岩手」
こうして、盛岡の夜は更けていきました。
その4 に続きます。
Posted at 2024/11/18 21:18:51
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