まとめ記事(コンテンツ)

2019/04/29

【2019年春 遠征記その2】川越散歩

その1 からの続きです。

小山駅を出発した電車は、1時間ほどで大宮駅に到着します。

さすがターミナル駅、大宮駅は人で溢れていました。鉄道博物館や氷川神社あたりまで歩いてみようか、とも思ったのですが、時間の都合もあり次の機会にすることに。最初の予定通り川越線に乗り換えて、次の目的地、川越に向かいました。

川越市といえば、今は「小江戸川越」として観光客にも人気のある街。
街歩きが好きな者にとっては、当然のごとく訪れたいところです。実は、私もまだこのブログを始める前に一度、訪れたことがあるのですが、それからだいぶと時間が経ちましたので、記録にも残しておきたくて今回、再訪した次第です。

川越駅に到着。改札を抜けると、こちらも人でごった返しています。
いつもの通り観光案内所で市街地の地図をもらおうと向かうも、案内所も人でいっぱい…何とか1枚いただいて駅を出ます。
私もこれまで、あちこちの街を訪れてはいるつもりですが、こんなに混雑する観光案内所ははじめてです。


さすが人気沸騰の観光地。少々、というかかなり驚きながらも、JR川越駅から出発。

ここから、メインの「蔵造りの町並み」や「時の鐘」までは1.5㎞ほど距離があり、まずは「八幡通り」を経由して向かいます。
商店街となっている「クレアモール」と並行する八幡通りは、人通りも少なく、途中に通りの名前の由来でもある川越八幡宮もあって静かで風情のある通りでした。

20分ほど歩くと、街並みの風景が変わり、少し昔に戻ったような、懐かしい街並みに。


大正浪漫通り。
沢山のこいのぼりが壮観です。



映画やドラマで見るような、大正、昭和初期の頃の町並みが見事に並んでいます。
パナマ帽というのでしょうか? あのような帽子をかぶって着物をきた人が歩いているとすごく似合いそうな街並みです。
私はどちらかというと、蔵造りの町並みよりも個人的にこちらの方の雰囲気が好きかもしれません。
しばらくの間、写真を撮りながら通りに佇み、まさに「大正浪漫」の世界に浸っていました。

仲町交差点から、いよいよ「蔵造りの町並み」を歩きます。

まだ午前中なのですが、ますぐ歩けないほどの人の数…通りには車も行き交っているので、ちょっと気を付けて歩かないといけないくらいです。

そんな人込みをさけて、横道に入ると、そこにも…

このような家並みが…素晴らしいです。


埼玉りそな銀行。こちらも大正時代の建築です。


そのまま小路を道なりに歩くと、「菓子屋横丁」にでます。駄菓子屋さんが軒を並べる通りですが、駄菓子のほかにも美味しそうな和菓子なども売られています。
日差しが強く、ちょっと暑さを感じたので、店先で見かけていただいたのがこちら…

ソフトクリームに、蔵をかたどったカステラが乗っかっています。

冷たいソフトクリームで元気回復、さらに街歩きを続けます。

そういえば、ここ川越の名物グルメですが、結構、いろいろな種類のものがあることに気が付きました。最初に気づいたのは鰻屋さん。さらには味噌を載せた焼き鳥、そして、サツマイモを使ったお菓子、さらには太麺焼きそば等々、どれも、「川越名物」としてお店も何軒かずつあり、評判なのか行列ができているお店も少なくないです。宿で朝食をしっかりとってきたこともあって、どれもいただくことはできなかったのですが、これだけ色々な種類のものが名物グルメとして出されているのはちょっと驚きでした。



川越のシンボル的存在ともいえる「時の鐘」です。
このあたりも人、人…ですので、写真ではなるべく避けて撮るようにして、その後、トリミングで加工しています。
時の鐘をくぐり、薬師神社にお参りもすませました。

街並みをゆっくりと眺めつつ、駅の方に戻ります。先ほどよりも人の数はさらに増えていました。
帰りはクレアモールの商店街を通りますが、こちらもまっすぐ歩けないほどの混雑、このまま駅の方まで続いていました。


こちらは西武本川越駅。まるで要塞のような大きな駅です。

蔵造りの町並みから、ゆっくり歩くこと40分ほど、JR川越駅に戻ってきました。駅からは続々と人の波が、私が今来た道の方へ続いていきます。最初は団体客なのかな? と思ったくらいですが、個人客の集まりなのですね。
これだけの人気ぶりにはまさに圧倒されますが、確かにこれだけの人を惹きつけてやまない魅力のある川越の街並みで、まさに「平成最後」に相応しい街歩きができました。

帰路につきます。帰りは新幹線を利用することに。
帰りに乗った新幹線ですが、少し古いタイプかな、と思ったら、いわゆる「700系」の初期型のようでした。

帰宅後、調べたら、こちらの車両は平成11年ごろに登場、そして、今年度にはほぼ全廃される、とのことで、まさに平成の時代とともに活躍したようです。

こうして、「平成最後」の遠征は、平成とともにその役割を終える新幹線によって締め、と相成りました。


Posted at 2019/04/30 23:35:41

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