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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2020/09/12
夏のお出かけ 【その1 高岡散歩、近江八幡散歩】
お久しぶりです。
日中の気温は高めですが、夜にはその暑さも残らなくなり…秋の気配がすぐそこまでやってきていることを実感します。
いつもとは少し違う雰囲気となってしまったこの夏、しかし、その中で、感染防止は意識しつつ、いつも通りとはいかないまでも、何回かお出かけに行ってきました。
ということで、この夏のお出かけを何回かに分けてお届けします。
まずは、7月のお話しから…7月18日、この日は街歩きで富山県高岡へ。
朝、7時前に自宅を出発、そのまま東海北陸道〜能越道を経由して、一気に高岡駅前へ。駅前の駐車場にクルマを停めます。
高岡市は、古くは万葉集の昔、国司に赴任した大伴家持の歌に歌われたとこでも知られる歴史のある街です。
江戸時代初期に加賀藩主により高岡城が築かれ、城下町か形成されるも、僅か6年ほどで廃城、しかし、街の人はそのまま残され、以降も銅器や漆器などの製造、流通拠点として発展を続けました。当時からの旧い街並みが随所に残っています。
駅から、その旧い街並みが残る山町筋、金屋町筋へ歩きます。
お天気はあいにくの雨模様、そのせいもあるかもしれませんが、駅前も市街も、行き交う人はまばらです。

駅前の大伴家持像を眺めつつ、まずは、高岡大仏へ(トップ写真)
江戸時代初期に建立された後、幾度かの焼失を経て、昭和初期に、高岡銅器の技術を活かして建立されています。高岡と聞いて、大仏を連想される人も多いのではないでしょうか。
歩くこと約15分ほどで、大仏様の姿が見えてきました。
観光客の姿はほとんどありません。コロナの疫病が退散し、元の生活に戻れるようお参りした後、胎内も拝観します。
お参りしながら巡っていると、心無しか穏やかな気持ちになりますね。
そぼ降る雨の中、山町筋へ向かいます。

土蔵造りの建物がならびます。比較的広い道幅の両側にずらりと並ぶ土蔵は壮観です。


特徴的なのは、土蔵造りの家のほとんどが、江戸時代ではなく明治時代〜昭和初期に建てられた、ということ。
その時代の和風家屋がこれだけ残っているのは貴重で、興味ある時代がゆえに少し感動的でもあります。また、すぐ近くには赤煉瓦造りの旧銀行の建物もあるのですが、違和感なく溶け込んでいるのは、同時代の建物らしく、土蔵造りの町家も少しずつ洋風の装飾を取り入れたりしている事もあるのでしょう。そういう面からも興味深いです。
傘をさすとスマホを構えにくいので、雨に濡れながらも傘を置いて写真を撮りながら、ゆっくりと見て歩きます。
そのままぶらぶらと、金屋町筋へ。


こちらは、千本格子の家並みが続きます。
山町筋と様相が違うのは、鋳物(銅器)産業の中心地であったことが関係しているのでしょう。
石畳の道沿いに続く家並み。雨もまた、良い雰囲気を醸し出しています。
山町筋と金屋町筋、雰囲気の違う2つの街並みが広がっている高岡の街、私がこれまで歩いてきた伝統的な街並みの中でも屈指の規模と特徴を持っている、と感じました。観光地としてもっと有名になってもおかしくない、と思います。
ひとしきり堪能して、駅へ戻ります。

市街を走る路面電車。最新の車両も導入されて、市民の足として活躍しています。
雨模様というのもあったのかもしれませんが、どこも人の姿は少なく、全く混雑無く街歩きができました。
クルマに戻り、帰路につきます。帰りは北陸道経由ですが、十分明るい内に帰宅できました。
約2週間後…
8月3日、この日は、街歩きだけでは無く、ドライブラリー「琵琶湖クイズ&ラリー」の参加を兼ねて行ってきました。
参加と言っても集合するのでは無く、自分の都合の良い日時に1台でコースを走れるものです。今回はハスラーの初ドライブラリーでもありました。

コースの途中、安土城考古博物館前で。
非常に興味のある施設ですが、この日は街歩きを優先してこのまま通過。(後日、しっかり見学してきました)
コースのゴールが近江八幡市の日牟禮八幡宮前ですので、ゴール後、街歩きに向かうつもりだったのですが、八幡宮近くにクルマを停めようとするも、参拝客などで結構な混みよう…混雑を避けるべく、少し移動した先にある観光駐車場に停めます。
ぶらぶらと街歩きを開始。
近江八幡市は、日牟禮八幡宮や八幡堀、近江商人の本拠地となる商家の街並みなどで有名ですが、いつもは通過するだけでしたので、じっくり歩くのは初めてです。


この辺りは人通りも多くありません。
近江八幡も伝統的建造物群の範囲が広く、晴れて暑い中、汗をかきながら歩きます。クルマから出る時はずっとマスクをしているのですが、これだけ暑いとたまらず、人がいない所を見計ってはマスクを外して歩きます。


八幡堀あたりまでやって来ると、少しずつ観光客の姿も多くなってきました。マスクをしっかりと付け直します。
水路のある街は、それだけで魅力が倍増します。
水路沿いの風情のある家並みを愛でつつ、水の流れも相まって、先ほどより清涼感が増して気持ちよく佇むことができます。

お土産は、バウムクーヘンで有名な「クラブハリエ」で。
あとは駐車場まで戻るだけなのですが、少し遠回りして、洋風建築「ヴォーリズ建築」の集まる洋風建築群を巡りました。


明治〜昭和の洋風建築というと、横浜や神戸が有名ですが、ここ近江八幡も、明治末期からここに滞在した「ヴォーリズ」の設計による洋風建築が集まっていて、見応えがあります。
気が付いたら、駐車場に戻るまで3時間以上、歩き回っていました。暑さで流石に限界です。クルマに戻り、まずは持参した飲み物を一気飲み、でした。
こうして、この夏の前半は、比較的近くの、日帰り街歩きで過ぎていきました。
今回の2度の街歩きも、感染防止には十分に気をつけて、移動は車、密になりそうな所は避けることに気を付けながら…となりました。
お土産などはつとめて買うようにしましたが、地元グルメを楽しむのは少し我慢。食事はコンビニやテイクアウト、さらには早めに切り上げて自宅まで何も食べず、とかでしたので、グルメレポートもありません。
それでも、こういうことがあることで、いつも以上にお出かけができることの有り難さを感じました。
さて、この後はお盆休み。いつもなら遠征に出かけるのですが、今年はどうなったことやら…続きはまた、この後で。
日中の気温は高めですが、夜にはその暑さも残らなくなり…秋の気配がすぐそこまでやってきていることを実感します。
いつもとは少し違う雰囲気となってしまったこの夏、しかし、その中で、感染防止は意識しつつ、いつも通りとはいかないまでも、何回かお出かけに行ってきました。
ということで、この夏のお出かけを何回かに分けてお届けします。
まずは、7月のお話しから…7月18日、この日は街歩きで富山県高岡へ。
朝、7時前に自宅を出発、そのまま東海北陸道〜能越道を経由して、一気に高岡駅前へ。駅前の駐車場にクルマを停めます。
高岡市は、古くは万葉集の昔、国司に赴任した大伴家持の歌に歌われたとこでも知られる歴史のある街です。
江戸時代初期に加賀藩主により高岡城が築かれ、城下町か形成されるも、僅か6年ほどで廃城、しかし、街の人はそのまま残され、以降も銅器や漆器などの製造、流通拠点として発展を続けました。当時からの旧い街並みが随所に残っています。
駅から、その旧い街並みが残る山町筋、金屋町筋へ歩きます。
お天気はあいにくの雨模様、そのせいもあるかもしれませんが、駅前も市街も、行き交う人はまばらです。

駅前の大伴家持像を眺めつつ、まずは、高岡大仏へ(トップ写真)
江戸時代初期に建立された後、幾度かの焼失を経て、昭和初期に、高岡銅器の技術を活かして建立されています。高岡と聞いて、大仏を連想される人も多いのではないでしょうか。
歩くこと約15分ほどで、大仏様の姿が見えてきました。
観光客の姿はほとんどありません。コロナの疫病が退散し、元の生活に戻れるようお参りした後、胎内も拝観します。
お参りしながら巡っていると、心無しか穏やかな気持ちになりますね。
そぼ降る雨の中、山町筋へ向かいます。

土蔵造りの建物がならびます。比較的広い道幅の両側にずらりと並ぶ土蔵は壮観です。


特徴的なのは、土蔵造りの家のほとんどが、江戸時代ではなく明治時代〜昭和初期に建てられた、ということ。
その時代の和風家屋がこれだけ残っているのは貴重で、興味ある時代がゆえに少し感動的でもあります。また、すぐ近くには赤煉瓦造りの旧銀行の建物もあるのですが、違和感なく溶け込んでいるのは、同時代の建物らしく、土蔵造りの町家も少しずつ洋風の装飾を取り入れたりしている事もあるのでしょう。そういう面からも興味深いです。
傘をさすとスマホを構えにくいので、雨に濡れながらも傘を置いて写真を撮りながら、ゆっくりと見て歩きます。
そのままぶらぶらと、金屋町筋へ。


こちらは、千本格子の家並みが続きます。
山町筋と様相が違うのは、鋳物(銅器)産業の中心地であったことが関係しているのでしょう。
石畳の道沿いに続く家並み。雨もまた、良い雰囲気を醸し出しています。
山町筋と金屋町筋、雰囲気の違う2つの街並みが広がっている高岡の街、私がこれまで歩いてきた伝統的な街並みの中でも屈指の規模と特徴を持っている、と感じました。観光地としてもっと有名になってもおかしくない、と思います。
ひとしきり堪能して、駅へ戻ります。

市街を走る路面電車。最新の車両も導入されて、市民の足として活躍しています。
雨模様というのもあったのかもしれませんが、どこも人の姿は少なく、全く混雑無く街歩きができました。
クルマに戻り、帰路につきます。帰りは北陸道経由ですが、十分明るい内に帰宅できました。
約2週間後…
8月3日、この日は、街歩きだけでは無く、ドライブラリー「琵琶湖クイズ&ラリー」の参加を兼ねて行ってきました。
参加と言っても集合するのでは無く、自分の都合の良い日時に1台でコースを走れるものです。今回はハスラーの初ドライブラリーでもありました。

コースの途中、安土城考古博物館前で。
非常に興味のある施設ですが、この日は街歩きを優先してこのまま通過。(後日、しっかり見学してきました)
コースのゴールが近江八幡市の日牟禮八幡宮前ですので、ゴール後、街歩きに向かうつもりだったのですが、八幡宮近くにクルマを停めようとするも、参拝客などで結構な混みよう…混雑を避けるべく、少し移動した先にある観光駐車場に停めます。
ぶらぶらと街歩きを開始。
近江八幡市は、日牟禮八幡宮や八幡堀、近江商人の本拠地となる商家の街並みなどで有名ですが、いつもは通過するだけでしたので、じっくり歩くのは初めてです。


この辺りは人通りも多くありません。
近江八幡も伝統的建造物群の範囲が広く、晴れて暑い中、汗をかきながら歩きます。クルマから出る時はずっとマスクをしているのですが、これだけ暑いとたまらず、人がいない所を見計ってはマスクを外して歩きます。


八幡堀あたりまでやって来ると、少しずつ観光客の姿も多くなってきました。マスクをしっかりと付け直します。
水路のある街は、それだけで魅力が倍増します。
水路沿いの風情のある家並みを愛でつつ、水の流れも相まって、先ほどより清涼感が増して気持ちよく佇むことができます。

お土産は、バウムクーヘンで有名な「クラブハリエ」で。
あとは駐車場まで戻るだけなのですが、少し遠回りして、洋風建築「ヴォーリズ建築」の集まる洋風建築群を巡りました。


明治〜昭和の洋風建築というと、横浜や神戸が有名ですが、ここ近江八幡も、明治末期からここに滞在した「ヴォーリズ」の設計による洋風建築が集まっていて、見応えがあります。
気が付いたら、駐車場に戻るまで3時間以上、歩き回っていました。暑さで流石に限界です。クルマに戻り、まずは持参した飲み物を一気飲み、でした。
こうして、この夏の前半は、比較的近くの、日帰り街歩きで過ぎていきました。
今回の2度の街歩きも、感染防止には十分に気をつけて、移動は車、密になりそうな所は避けることに気を付けながら…となりました。
お土産などはつとめて買うようにしましたが、地元グルメを楽しむのは少し我慢。食事はコンビニやテイクアウト、さらには早めに切り上げて自宅まで何も食べず、とかでしたので、グルメレポートもありません。
それでも、こういうことがあることで、いつも以上にお出かけができることの有り難さを感じました。
さて、この後はお盆休み。いつもなら遠征に出かけるのですが、今年はどうなったことやら…続きはまた、この後で。
Posted at 2020/09/12 19:22:16
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