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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2022/05/28
善光寺詣と長野散歩
前回からの続きです。
長野行き新幹線「あさま」は、高崎駅を定刻通りに発車します。
この日はどうするか? 実は前の晩までしっかり決めていませんでした。
乗車券の方は、特急券とともに長野経由で最初から購入済み。北陸(長野)新幹線〜中央線特急「しなの」で名古屋までのルートは決まっているのですが、真っ直ぐ帰ってもつまらない…
宿で色々と考えた結果、長野市の散策と善光寺参詣に決定。
折しも、善光寺は7年に一度の「御開帳」の期間。なかなかこういう時に行ける機会は無いですからね。
「あさま」は快晴の空の下を快走。
乗車率は自由席でも5割程度。土曜朝の東京発ですから、もっと混雑しているのかと思っていましたが、少し意外です。
車窓右手には、榛名山が青空をバックに雄大な姿を見せています。
長野県に入ったら、今度は同じ右手に浅間山の茶色くて武骨な山容が。
初めて乗る長野(北陸?)新幹線ですが、車窓風景の素晴らしさに感心します、
軽井沢で少し降車客がいた他は、入れ替わりはほぼ無く、終点の長野駅に到着。一車両に5割程度と言っても全車の乗客が降りると結構な人数で、乗客は三々五々、ホームに降り立ちます。やはり、みんな善光寺にお参りなのでしょうか? そういえば、先日のGW期間は最大何時間待ちの列ができた、とも聞きました。

長野駅。構内は観光客で賑わっていて、いつものように市街地図をもらいに立ち寄った観光案内所も人であふれていました。

振り返ってこちらは駅前。左側から善光寺に向かう参道が延びています。

勇躍して歩き始めます。ここから善光寺までは2km弱。バスで向かうのがメインですが、散策がてら歩いて向かう人もかなり多いです。
気温はグングン上がります。だんだんと汗が吹き出してきました。

通りの途中には、こんなイベントも準備の真っ最中。
長野市内は御開帳一色、という感じで、街の人も観光客も、お祭りムードです。
て、その善光寺の御開帳では、何が行われているのでしょう?
実は、こちらに来る直前に調べました。
御開帳のときには、秘仏である御本尊と同じお姿の「前立本尊」が数えで7年に一度、拝観することができます。
また、本堂の前に高さ10mほどの「回向柱」が立てられ、前立本尊とは糸で結ばれます。この回向柱に触れながら願掛けすることで功徳が得られる、とのこと。
前立本尊を拝む「内陣参拝」と、回向柱に触れながらの願掛けは、御開帳の期間だけできます。
回向柱に願掛けをしようとする人の列は、仲見世通りの先、山門(トップ写真)の少し前からできていました。
最後尾に並びます。
直射日光がもろに肌にあたり、ジリジリ照らします。
たまに雲が遮ってくれると、肌にあたるのは気持ちいい空気だけになってホッとした気分に。しかしそれも束の間で、雲が動くと再び初夏の日差しが…。
列は少しずつ進み、ようやく山門の下まで。
最初は遠かった回向柱が、だいぶ近づいてきました。

ようやくここまでやって来ました。
山門をくぐった先あたりで、横6列に並び、ある程度の人数が1グループで回向柱に願掛けします。
柱に手を付けて願掛けするので、今のご時世は前後に手指消毒、回向柱にも光触媒による抗菌、抗ウィルス処理が施されています。
これまでの御開帳の時には考えられなかったことでしょう。
順番が来て、私もしっかり手をついて願掛け。
そのあと、本堂でお参りして、これで目的達成。
境内は人でごった返しています。
回向柱の他にも、前立本尊をお参りする「内陣参拝」、宝印「御印文」を額に押す「御院文頂戴」、「お戒壇巡り」、さらには御朱印まで、あちこちに長い行列ができています。

各所の待ち時間がモニターで一覧できます。先ほどと回向柱をはじめ、この時はどこも、80〜90分の待ち時間でした。なんか、テーマパークの待ち時間表示を見ているようです。
強い陽射しが相変わらず照り続ける中、参道を戻ります。
暑さと並び疲れで、たまらず途中の茶店で冷たい甘酒をいただきます。

冷たくて、爽やかな甘さで生き返ります。
ここから駅まで街歩き。

権堂のアーケード街。
以前の街歩きでも通りましたが、それ以来、何年かぶりかの散策です。

長野大通り。
真夏のような陽気の中で汗を搔き掻き、駅に戻る頃には、足も棒になっていました。
時刻はお昼どき。
駅近くのお店で昼食にしようか、とあちこち見て回りますが、さすが長野の街、良さげなお店はどこも信州そばのお店。
蕎麦が食べられる身体であったなら、冷たい山盛りのざるそばに天ぷら、とか最高なのですが…
結局、駅弁を買い求め、車内でいただくことにします。

ホームに向かうと、ちょうど私の乗る特急「しなの」が入線したところでした。
発車までの時間、駅弁をゆっくりといただきます。

今回の駅弁は、「味噌かつ弁当」。信州ポークのカツに、かけるお味噌は信州味噌。飲み物も、食べられないならせめて飲むだけでも、ということで信州そばのそば茶にします。
信州づくしのお昼ご飯で大満足!
「しなの」は、善光寺平の大展望や木曽川の渓谷、旧中山道の宿場町を横目に眺めながら信州路を快走します。

車窓からは、雪を抱いた北アルプス。
こうして、久しぶりのドライブラリーに鉄旅、さらには街歩きと善光寺のお参りまでできて、言うことなしの上信紀行でした。
長野行き新幹線「あさま」は、高崎駅を定刻通りに発車します。
この日はどうするか? 実は前の晩までしっかり決めていませんでした。
乗車券の方は、特急券とともに長野経由で最初から購入済み。北陸(長野)新幹線〜中央線特急「しなの」で名古屋までのルートは決まっているのですが、真っ直ぐ帰ってもつまらない…
宿で色々と考えた結果、長野市の散策と善光寺参詣に決定。
折しも、善光寺は7年に一度の「御開帳」の期間。なかなかこういう時に行ける機会は無いですからね。
「あさま」は快晴の空の下を快走。
乗車率は自由席でも5割程度。土曜朝の東京発ですから、もっと混雑しているのかと思っていましたが、少し意外です。
車窓右手には、榛名山が青空をバックに雄大な姿を見せています。
長野県に入ったら、今度は同じ右手に浅間山の茶色くて武骨な山容が。
初めて乗る長野(北陸?)新幹線ですが、車窓風景の素晴らしさに感心します、
軽井沢で少し降車客がいた他は、入れ替わりはほぼ無く、終点の長野駅に到着。一車両に5割程度と言っても全車の乗客が降りると結構な人数で、乗客は三々五々、ホームに降り立ちます。やはり、みんな善光寺にお参りなのでしょうか? そういえば、先日のGW期間は最大何時間待ちの列ができた、とも聞きました。

長野駅。構内は観光客で賑わっていて、いつものように市街地図をもらいに立ち寄った観光案内所も人であふれていました。

振り返ってこちらは駅前。左側から善光寺に向かう参道が延びています。

勇躍して歩き始めます。ここから善光寺までは2km弱。バスで向かうのがメインですが、散策がてら歩いて向かう人もかなり多いです。
気温はグングン上がります。だんだんと汗が吹き出してきました。

通りの途中には、こんなイベントも準備の真っ最中。
長野市内は御開帳一色、という感じで、街の人も観光客も、お祭りムードです。
て、その善光寺の御開帳では、何が行われているのでしょう?
実は、こちらに来る直前に調べました。
御開帳のときには、秘仏である御本尊と同じお姿の「前立本尊」が数えで7年に一度、拝観することができます。
また、本堂の前に高さ10mほどの「回向柱」が立てられ、前立本尊とは糸で結ばれます。この回向柱に触れながら願掛けすることで功徳が得られる、とのこと。
前立本尊を拝む「内陣参拝」と、回向柱に触れながらの願掛けは、御開帳の期間だけできます。
回向柱に願掛けをしようとする人の列は、仲見世通りの先、山門(トップ写真)の少し前からできていました。
最後尾に並びます。
直射日光がもろに肌にあたり、ジリジリ照らします。
たまに雲が遮ってくれると、肌にあたるのは気持ちいい空気だけになってホッとした気分に。しかしそれも束の間で、雲が動くと再び初夏の日差しが…。
列は少しずつ進み、ようやく山門の下まで。
最初は遠かった回向柱が、だいぶ近づいてきました。

ようやくここまでやって来ました。
山門をくぐった先あたりで、横6列に並び、ある程度の人数が1グループで回向柱に願掛けします。
柱に手を付けて願掛けするので、今のご時世は前後に手指消毒、回向柱にも光触媒による抗菌、抗ウィルス処理が施されています。
これまでの御開帳の時には考えられなかったことでしょう。
順番が来て、私もしっかり手をついて願掛け。
そのあと、本堂でお参りして、これで目的達成。
境内は人でごった返しています。
回向柱の他にも、前立本尊をお参りする「内陣参拝」、宝印「御印文」を額に押す「御院文頂戴」、「お戒壇巡り」、さらには御朱印まで、あちこちに長い行列ができています。

各所の待ち時間がモニターで一覧できます。先ほどと回向柱をはじめ、この時はどこも、80〜90分の待ち時間でした。なんか、テーマパークの待ち時間表示を見ているようです。
強い陽射しが相変わらず照り続ける中、参道を戻ります。
暑さと並び疲れで、たまらず途中の茶店で冷たい甘酒をいただきます。

冷たくて、爽やかな甘さで生き返ります。
ここから駅まで街歩き。

権堂のアーケード街。
以前の街歩きでも通りましたが、それ以来、何年かぶりかの散策です。

長野大通り。
真夏のような陽気の中で汗を搔き掻き、駅に戻る頃には、足も棒になっていました。
時刻はお昼どき。
駅近くのお店で昼食にしようか、とあちこち見て回りますが、さすが長野の街、良さげなお店はどこも信州そばのお店。
蕎麦が食べられる身体であったなら、冷たい山盛りのざるそばに天ぷら、とか最高なのですが…
結局、駅弁を買い求め、車内でいただくことにします。

ホームに向かうと、ちょうど私の乗る特急「しなの」が入線したところでした。
発車までの時間、駅弁をゆっくりといただきます。

今回の駅弁は、「味噌かつ弁当」。信州ポークのカツに、かけるお味噌は信州味噌。飲み物も、食べられないならせめて飲むだけでも、ということで信州そばのそば茶にします。
信州づくしのお昼ご飯で大満足!
「しなの」は、善光寺平の大展望や木曽川の渓谷、旧中山道の宿場町を横目に眺めながら信州路を快走します。

車窓からは、雪を抱いた北アルプス。
こうして、久しぶりのドライブラリーに鉄旅、さらには街歩きと善光寺のお参りまでできて、言うことなしの上信紀行でした。
Posted at 2022/06/04 20:31:02
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