まとめ記事(コンテンツ)

2010/10/10

宝塚散歩

3連休の中日である昨日(10月10日)、久々の街歩きをしてきました。
今回の舞台は、歌劇で有名な兵庫県宝塚市。

高速道路から見える景色で、私が大好きな景色の1つが中国道の吹田~宝塚間です。




特に、日の暮れた帰り道、六甲の北側の山間部から、宝塚IC手前のトンネルを抜けると、今まで暗かった周りの景色が一変し、たくさんのマンション群の明かりが視界に飛び込んできます。
そのまま吹田のジャンクションまで、近代的なビルの明かりがきらびやかに続き、横を並走する中央環状線を走るクルマのテールライトや大阪モノレールの軌道、そして太陽の塔が暗闇の中にうすぼんやりと見えてきて、街の華やかさを実感させてくれます。

実は、この時に最初に現れる宝塚のマンション群の明かりが、いつ見てもあまりにも壮大で、通るたびにいつも感動していることもあって、ここから、いつかは宝塚の街歩きを・・・と考えていました。

前日とはうって変わって爽やかな秋の青空が広がる中、出発。前日の疲れをゆっくり取ったため、少し遅めの出発です。

高速は連休中で混雑しています。ですので、途中滋賀県大津市のJR膳所駅前の駐車場に車を停め、ここからはJRで向かうことに。
今回の最終目的地は宝塚ですが、他の街も少しばかり歩いてみたい気持ちもあり、JRの車内でルートを考えます。suicaですのでどこでも自由に降りることができますが、流れゆく車窓の景色を眺めていると、そのままぼんやりと乗っているのも悪くなくなってきました。最初は新大阪あたりで降りて昼食でも、と思っていたのですが、そのまま宝塚線の乗り換え駅である尼崎まで乗り続けることにします。

大阪駅に近づくと、駅舎の上にかかる大きな屋根が見えてきました。たまたま出発前にみん友のTMKさんのブログを拝見していたら、この屋根のお話が出ていましたので知っていましたが、実際に見ると思った以上に大きな屋根です。車窓から写真を撮ってみましたが、うまく撮れませんでした。
京都駅舎の大階段に対抗して、というわけでもないのでしょうが、この大阪駅の大屋根、インパクトがあります。

尼崎で乗り換え、宝塚駅に降り立ったのはすでに14時を回っていました。


JR宝塚駅

駅前のマンション群

戸建の家をあまり見かけないくらい、マンションが建ち並んでいます。


武庫川にかかる宝来橋。橋が二つの弧を描くようにカーブしています。その向こうに見えるのは宝塚温泉。


街路灯と歩道、そしてマンションが良い統一感を出しています。


風見鶏ならぬ風見天使? ちなみにこの建物は交番でした。

宝塚大橋のたもとまでやってきました。対岸には有名な大劇場が見えます(トップ写真)
橋を渡って対岸へ。途中、宝塚音楽学校の学生さんと何人もすれ違います。

橋を渡ると、宝塚ファミリーランドの跡地。今はガーデンフィールズという公園になっています。
その一角に「手塚治虫記念館」そして、向こうに「宝塚音楽学校旧校舎」の案内標識が目に入りました。「旧校舎」という言葉に惹かれて立ち寄ってみたのですが…

外見はぱっと見、普通にみえますが、昭和初期の建築だそうです。しかし、昭和初期の建築物がこんなにも「現代風」なのは、逆に考えたら凄いことかもしれません。


宝塚市のモニュメント「火の鳥」と手塚治虫記念館の建物。


宝塚大劇場の正門前。
中に入ると、観劇の前後に食事ができるようなレストランや、宝塚歌劇グッズの売店などがあり、年代を問わず多くの女性でにぎわっていました。
あいにくと、うちの嫁は宝塚歌劇にそこまで興味は無いので、特にお土産を買い求めることもしませんでしたが、有名な宝塚歌劇の世界を少しだけ、垣間見ることができました。


大劇場から駅に向かう途中の「花のみち」。
周りの建物の意匠といい、このあたりもまるで劇場のセットのようですね。
この先の阪急の駅舎も、どこか劇場っぽいデザインでした。

そこまで長くない街歩きでしたが、街全体のデザインに統一感があり、非常に楽しく歩くことができました。特に、建ち並ぶマンション群や劇場、その他の建物も、オレンジやベージュが多用されていて、色彩の統一感が素晴らしく、さらには街の真ん中を流れる武庫川ともあいまって、美しい街並みを形作っていました。

ここからは阪急で大阪に出て、京阪電車で膳所駅まで戻ります。

大阪淀屋橋からの景色。

ビルとビルの間に夕日が沈み、楽しかった1日が終わりました。
Posted at 2010/10/11 21:21:09

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