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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2013/07/26
ドライブラリー 第19回ShixpoDR 『甲州街道 旧道、廃道と富士遠景 123km』
昨日(7月26日)は、ひょんな事から休みを取ることができたので、ドライブラリー「ShixpoDR」に行ってきました。
今回のコースは山梨県。
勝沼ぶどうの丘をスタート。県東部の林道を走りまわり、中央道談合坂SA横がゴールの、約123kmのコースです。
前夜は遅めに帰宅したのですが、準備を整えてそのまま自宅を出発。
交通量の少なめな中央道をひた走り、山梨県の八ヶ岳PAで仮眠をとります。
標高が高い所なので、朝まで気持ちよく眠れるかな、と思ったらそうでもなく、途中、暑さで目が覚めます。
起きて朝食後、出発。スタート地点の「勝沼ぶどうの丘」には9時30分ころに到着(トップ写真)。

ここからの見晴らしは良く、甲府盆地の扇状地に広がるぶどう畑が見渡せます。
コースは、そんな扇状地の中の高台を走りぬけ、やがて最初の林道にさしかかります。

鬱蒼とした感じはなく、空が明るく見える道です。
登山やハイキング姿の人や、それらの人たちを乗せているのであろうタクシーとすれ違います。夏休みのせいでしょうか、平日にも関わらず賑わっていました。
外でクイズを解いていると、ハチやアブが何匹とやってきて、ちょっと難渋します。
ただでさえ虫が寄ってくるボディカラーですが、この時期のドライブラリーは車内にまでハチが侵入することがあるので特に気を付けます。

壮大な景色を望みながら走ることができます。
晴れ間がのぞく天気ですが、そこまで暑くありません。本当は窓を全開にして気持ちよく走りたいのですが、前述の通り虫の侵入があるのでそれはできません・・・
前半を走り抜け、コースは中間レスト地点である「道の駅 甲斐大和」に向かいます。
、「道の駅 甲斐大和」は何回か訪れていますが、いちばん印象に残っているのは、もう10年以上前に、とあるドライブラリーで立ち寄った時です。
あの時は、すぐ近くのR20の笹子トンネルが通行止めで、中央道が迂回路になっていたこともあり、前の国道を走る車もなく、連休の半ばなのにここの道の駅を訪れた者は私1人だけでした。
お客が来ないのはわかっているので、開店休業状態かと思っていたのですが、道の駅の皆さんが非常に明るく、数少ない客のためにもちゃんと食事もできるようにしていてくれたのが非常に好印象でした。あの時食べた「モツ煮定食」は美味しかったです。

平日にもかかわらず、この日はひっきりなしに車が出入りして賑わっていました。
休憩後、再スタート。
コースはここから旧道の笹子峠を通るのですが、

通行止め。
通行止めなのは、あらかじめ公式通知が出されていてわかっていましたので、ここからはぐるりと迂回して、反対側に回ります。

反対側は、旧笹子隧道の少し手前でした。チェックポイントが通行止め区間のぎりぎり外になっていてよかったです。

旧笹子隧道。入口壁面のデザインが特徴的ですね。
旧国道20号のトンネルです。ちなみに、今のR20のトンネルは「新笹子隧道」です。
ここからは再び林道に。
林道黒野田線、大月市と都留市の間にそびえる標高1374mの「鶴ヶ鳥屋山」の周辺を走る林道です。
全線舗装されていますが、さきほどまでの林道に比べて、やや荒れた路面になっています。

最初は、落ち葉が目立つ程度かな?と思っていたのですが・・・

こぶしの大きさを超えるくらいの落石も目立つようになりました
さらに、この時期特有の草洗車に、ごつい木の枝と、これぞ林道、という感じで却って嬉しくなってきます
展望台に到着。

眺望は非常によく、晴れていれば山の間から富士山も望むことができます。あいにとこの日は雲が多く、富士山の方向も厚い雲に覆われていました。
林道を走り終えた後は、のどかな山里道へ。
そして日本三大奇橋と言われる猿橋を見物します。私は詳しくは知らなかったのですが、非常に珍しい構造の橋と、まわりの渓谷美とが相まって、芸術的な美しさがありました。
カメラを車内に忘れたので、写真は撮っていません。
コースはここから、甲州街道の宿場町をいくつか経由します。その後、全国でも2ヶ所しかない、とも言われている非常に珍しい道路を通らせてくれました。

こちらがその道路です。
一見、何の変哲もないごく普通の道路ですが、左手の「長い下り坂 速度注意」の注意看板、これって高速道路に設置されているタイプの標識ですね。
そう、実はこちら、かつては中央道の一部だった道路です。
もともとカーブが多い区間だった個所で、10年ほど前、よりカーブの少ないルートに付け替えられました。これにより、使われなくなった高速道路の一部が、このように一般道として走行できるようになっています。
※「中央道 廃道」で検索されると、より詳しいサイトがあります。
廃道好き、というより、近代~現代の大規模施設の遺産を見るのが好きな私にとって、非常に興味深く、今回のコースの楽しみの1つでした。特に、このように高速道路時代に使用されていたものを見るのは、私にとって非常に感慨深いものがあります。
余談ですが、もう1ヶ所の高速道路の廃道区間は、私の地元にも近い名神高速の関ヶ原付近です。

今通っている道路の隣も廃道区間(反対車線。こちらは立ち入り禁止になっています)。その隣を現在の中央道が走っています。
15時30分、ゴール。ゴール地点は、中央道談合坂SAの一般道側駐車場付近。
高速のSAやPAには、当然のことながら一般道路もアクセスしています。そして、ここのように一般道側にも駐車場が併設されていて、人のみ、食事や買い物などでSA内へ自由に立ち入ることができるようになっています。
駐車場に車をとめてゲートをくぐると、高速道路を走る車で賑わう駐車場と、「EXSAPA談合坂」の大きな建物がありました。

ここで軽く食事をして、ドライブラリーは終了です。
こちらのドライブラリーは、個人の方が作成&運営されているオリジナルのドライブラリーです。注意事項を遵守できる方ならどなたでも参加できます。詳しくは下記の関連情報URLへ。
前述しましたように、途中、路面に木の枝や落石などがあって、ボディや下回りを傷つける恐れがありますのでご注意ください。(念のため申し添えますが、何かあってもすべて自己責任でお願いします)
ここから帰路につきます。が、ただ帰るだけではなく、オプショナルツアーとして行きとは違ったルートを辿ります。
R20で上野原まで。そこからR413~R412で久しぶりの宮ヶ瀬ダムに立ち寄ります。

休日は観光客でにぎわう宮ヶ瀬ダムも、平日の夕方は人も少なく静まりかえっていました。
宮ヶ瀬ダムからはR413、通称「道志みち」へ。こちらも久しぶりに通ります。このあたりは景色もドライブも楽しめる道が多くていいですね。
山中湖に着くころには、長かった1日も暮れようとしていました。
そのころになって、今までなかなか姿を見せてくれなかった世界遺産・富士山が、ようやくその巨大な姿を見せてくれました。

美しいシルエットです
山中湖からは、R138~R246で御殿場~沼津と抜け、あとはいつものとおりR1下道ドライブ。自宅着は翌日AM1時過ぎでした。
今回のコースは山梨県。
勝沼ぶどうの丘をスタート。県東部の林道を走りまわり、中央道談合坂SA横がゴールの、約123kmのコースです。
前夜は遅めに帰宅したのですが、準備を整えてそのまま自宅を出発。
交通量の少なめな中央道をひた走り、山梨県の八ヶ岳PAで仮眠をとります。
標高が高い所なので、朝まで気持ちよく眠れるかな、と思ったらそうでもなく、途中、暑さで目が覚めます。
起きて朝食後、出発。スタート地点の「勝沼ぶどうの丘」には9時30分ころに到着(トップ写真)。

ここからの見晴らしは良く、甲府盆地の扇状地に広がるぶどう畑が見渡せます。
コースは、そんな扇状地の中の高台を走りぬけ、やがて最初の林道にさしかかります。

鬱蒼とした感じはなく、空が明るく見える道です。
登山やハイキング姿の人や、それらの人たちを乗せているのであろうタクシーとすれ違います。夏休みのせいでしょうか、平日にも関わらず賑わっていました。
外でクイズを解いていると、ハチやアブが何匹とやってきて、ちょっと難渋します。
ただでさえ虫が寄ってくるボディカラーですが、この時期のドライブラリーは車内にまでハチが侵入することがあるので特に気を付けます。

壮大な景色を望みながら走ることができます。
晴れ間がのぞく天気ですが、そこまで暑くありません。本当は窓を全開にして気持ちよく走りたいのですが、前述の通り虫の侵入があるのでそれはできません・・・

前半を走り抜け、コースは中間レスト地点である「道の駅 甲斐大和」に向かいます。
、「道の駅 甲斐大和」は何回か訪れていますが、いちばん印象に残っているのは、もう10年以上前に、とあるドライブラリーで立ち寄った時です。
あの時は、すぐ近くのR20の笹子トンネルが通行止めで、中央道が迂回路になっていたこともあり、前の国道を走る車もなく、連休の半ばなのにここの道の駅を訪れた者は私1人だけでした。
お客が来ないのはわかっているので、開店休業状態かと思っていたのですが、道の駅の皆さんが非常に明るく、数少ない客のためにもちゃんと食事もできるようにしていてくれたのが非常に好印象でした。あの時食べた「モツ煮定食」は美味しかったです。

平日にもかかわらず、この日はひっきりなしに車が出入りして賑わっていました。
休憩後、再スタート。
コースはここから旧道の笹子峠を通るのですが、

通行止め。
通行止めなのは、あらかじめ公式通知が出されていてわかっていましたので、ここからはぐるりと迂回して、反対側に回ります。

反対側は、旧笹子隧道の少し手前でした。チェックポイントが通行止め区間のぎりぎり外になっていてよかったです。

旧笹子隧道。入口壁面のデザインが特徴的ですね。
旧国道20号のトンネルです。ちなみに、今のR20のトンネルは「新笹子隧道」です。
ここからは再び林道に。
林道黒野田線、大月市と都留市の間にそびえる標高1374mの「鶴ヶ鳥屋山」の周辺を走る林道です。
全線舗装されていますが、さきほどまでの林道に比べて、やや荒れた路面になっています。

最初は、落ち葉が目立つ程度かな?と思っていたのですが・・・

こぶしの大きさを超えるくらいの落石も目立つようになりました

さらに、この時期特有の草洗車に、ごつい木の枝と、これぞ林道、という感じで却って嬉しくなってきます

展望台に到着。

眺望は非常によく、晴れていれば山の間から富士山も望むことができます。あいにとこの日は雲が多く、富士山の方向も厚い雲に覆われていました。
林道を走り終えた後は、のどかな山里道へ。
そして日本三大奇橋と言われる猿橋を見物します。私は詳しくは知らなかったのですが、非常に珍しい構造の橋と、まわりの渓谷美とが相まって、芸術的な美しさがありました。
カメラを車内に忘れたので、写真は撮っていません。
コースはここから、甲州街道の宿場町をいくつか経由します。その後、全国でも2ヶ所しかない、とも言われている非常に珍しい道路を通らせてくれました。

こちらがその道路です。
一見、何の変哲もないごく普通の道路ですが、左手の「長い下り坂 速度注意」の注意看板、これって高速道路に設置されているタイプの標識ですね。
そう、実はこちら、かつては中央道の一部だった道路です。
もともとカーブが多い区間だった個所で、10年ほど前、よりカーブの少ないルートに付け替えられました。これにより、使われなくなった高速道路の一部が、このように一般道として走行できるようになっています。
※「中央道 廃道」で検索されると、より詳しいサイトがあります。
廃道好き、というより、近代~現代の大規模施設の遺産を見るのが好きな私にとって、非常に興味深く、今回のコースの楽しみの1つでした。特に、このように高速道路時代に使用されていたものを見るのは、私にとって非常に感慨深いものがあります。
余談ですが、もう1ヶ所の高速道路の廃道区間は、私の地元にも近い名神高速の関ヶ原付近です。

今通っている道路の隣も廃道区間(反対車線。こちらは立ち入り禁止になっています)。その隣を現在の中央道が走っています。
15時30分、ゴール。ゴール地点は、中央道談合坂SAの一般道側駐車場付近。
高速のSAやPAには、当然のことながら一般道路もアクセスしています。そして、ここのように一般道側にも駐車場が併設されていて、人のみ、食事や買い物などでSA内へ自由に立ち入ることができるようになっています。
駐車場に車をとめてゲートをくぐると、高速道路を走る車で賑わう駐車場と、「EXSAPA談合坂」の大きな建物がありました。

ここで軽く食事をして、ドライブラリーは終了です。
こちらのドライブラリーは、個人の方が作成&運営されているオリジナルのドライブラリーです。注意事項を遵守できる方ならどなたでも参加できます。詳しくは下記の関連情報URLへ。
前述しましたように、途中、路面に木の枝や落石などがあって、ボディや下回りを傷つける恐れがありますのでご注意ください。(念のため申し添えますが、何かあってもすべて自己責任でお願いします)
ここから帰路につきます。が、ただ帰るだけではなく、オプショナルツアーとして行きとは違ったルートを辿ります。
R20で上野原まで。そこからR413~R412で久しぶりの宮ヶ瀬ダムに立ち寄ります。

休日は観光客でにぎわう宮ヶ瀬ダムも、平日の夕方は人も少なく静まりかえっていました。
宮ヶ瀬ダムからはR413、通称「道志みち」へ。こちらも久しぶりに通ります。このあたりは景色もドライブも楽しめる道が多くていいですね。
山中湖に着くころには、長かった1日も暮れようとしていました。
そのころになって、今までなかなか姿を見せてくれなかった世界遺産・富士山が、ようやくその巨大な姿を見せてくれました。

美しいシルエットです

山中湖からは、R138~R246で御殿場~沼津と抜け、あとはいつものとおりR1下道ドライブ。自宅着は翌日AM1時過ぎでした。
Posted at 2013/07/27 17:25:59
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