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- ドライブラリー「DR北陸紀行第5章 メルヘン建築施設とビーナス像巡り」
まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2013/11/02
ドライブラリー「DR北陸紀行第5章 メルヘン建築施設とビーナス像巡り」
私は基本的に、祝日は出勤日なのですが、11月の2~4日は珍しく3連休。
しかし、初日の土曜日しか自由に動ける日が無いので、前々からどこにいこうか色々と考えた結果、ドライブラリーに行くことにしました。
今回参加させていただいたのは、北陸3県を中心にコースを作成されている「DR北陸紀行」の第5章「メルヘン建築施設とビーナス像巡り」。富山県小矢部市周辺を巡る約90kmのコースです。
小矢部市は、市の公共施設のほとんどを、以前の市長の肝入りで「メルヘン建築」として西洋風の著名な建築物に似せた造りの建物が次々と建てられました。保育所から小学校、そして公民館にいたるまで、瀟洒な西洋風建築になっています。今回は、そんな「メルヘン建築」をまわります。
午前8時半すぎに自宅を出発。東海北陸道を利用すれば富山県まで3時間弱の距離です。
スタート地点の小矢部市総合運動場に到着したのは11時過ぎでした。
コースは、まず最初に「小矢部市サイクリングターミナル」へ。
「サイクリングターミナル」とあるのでレンタサイクルなどの基地?と思ったのですが、宿泊施設を備えた研修センターのようでした。

ところでこの建物、何かに似ていると思いません?

以前の街歩きの時に撮ったこちらが’本物’。そう、東京駅の丸の内駅舎を模したものです。
この先、こんな感じで西洋建築が次々と現れます。
郊外ののんびりした雰囲気の中を走ります。丘陵風景や田園風景が交互にあらわれて気持ちの良いドライブです。車道も歩道もゆったりとした道幅で、道沿いの民家も屋敷林を備え、非常に大きくて立派な造りで、まさに富山らしい風景です。
(嫁が富山出身なので、私もちょっとだけ馴染みがあります)
高いタワーと広大な芝生広場のある公園「クロスランド小矢部」でクイズの解答のためしばし滞在。家族連れや若者が芝生広場で思い思いに楽しんでいます。今日も快晴、暑くも寒くもないちょうどいい陽気です。歩きまわって少し汗ばんだところで再出発。
そのまま、郊外の道路を走っていると・・・

ドイツあたりの、森の中のお城のようです。実際に、オーストリアのある宮殿をモデルにしているそうです。

3cpの市教育センター。となりは小学校です。う~ん、ここだけ見ると日本ではないみたいですが、ふと周りに目をやるとのどかな田園風景が広がっています。なにとも不思議な世界に足を踏み入れたようです。
コースはやがて、雰囲気の良い山里道に・・・

ススキたなびく秋の風景の中、誰もいない山里の細い道をのんびり走る・・・。特に絶景や面白いものがあるわけではないのですが、私の大好きな光景です。
そんな山里道と分かれ、走りやすい県道?と思ったら急に「険道」と言った方がいいような細くて路面の悪い道を走り抜けた後は、CP「道の駅 メルヘンおやべ」へ。

駐車場はほぼ満車。何とか車を停めた後はここで食事タイムです。
地元の名産品を使った料理が色々とあります。
いただいたのは、小矢部名物「ホワイトラーメン」。富山といえば「ブラックラーメン」が有名ですが、このようなホワイトラーメンもあります。

とんこつベースのスープの、美味しいラーメンでした。
お腹が満足した所で再スタート。ここからは稲葉山に向かいます。
この稲葉山が素晴らしい所でした。(トップ写真)
登り坂を上がっていくと、やがて両側に「稲葉山牧場」が現われます。緑豊かな牧草地が一面に広がり・・・感動ものの光景が目の前に広がりました。


牧草地の中にポツンと数本の木。その向こうに砺波平野の眺望。

ここにも西洋建築が。青い空によく似合っています。
ここからは一気に山を駆け下りて、宮島峡という峡谷へ。この次から次へと景色がめまぐるしく変わっていくのがドライブラリーの醍醐味です。
宮島峡、一の滝。川幅いっぱいに落ちる滝は自然にできたもので「小さなナイヤガラ」とも呼ばれているそうです。

山の木々が黄色や赤に色づいています
駐車場は誰もいません、聞こえるのは滝の音だけ。しばし佇みます。
能越林道という雰囲気の良い林道へ。落ち葉を踏みしめながらのんびり走っていくと、眺めの良い山の頂に林間保養施設「恵林館」がありました。こちらの建物も、御多分にもれず西洋建築。
駐車場では、地元の方々が落ち葉掃除をしていました。集めた落ち葉を燃やす煙が青い空にたなびいています。
私がクイズを見ていると、その中の1人のおばあさんが「クイズの人かね?」と話しかけてきました。
ドライブラリー参加者が何人も訪れては、同じようにクイズを見にきていたようです。
しばしお話、こういう地元の人たちとのコミュニケーションも楽しく、また大事なことですね。
ここからは子撫川ダムと五位野ダムというダムを2ヶ所チェックして、小矢部市内に戻ります。
ダムに向かうまでの間、林道沿いになぜかビーナス像が何体も建てられています(クイズの関係もあって、写真は撮っていません)。西洋建築にビーナス像・・・やはり不思議な街です。
そして、ダム湖のまわりも木々がきれいに色づいていました。秋のDRはやはりいいものですね
ここからコースはいったん、小矢部市を出て高岡市へ。

福岡町民族資料館。今まで見てきた西洋建築とは似て非なるもので、大正時代の建築で国の文化財にも指定されています。
このころから、だんだんと秋の夕日が傾いてきました。日没までにゴールしないといけませんので、少しだけ先を急ぎます。
ゴールは、小矢部市の「自由の女神像」前。何とか日没前にゴールできました。時刻はちょうど17時。

ここには、自由の女神を模した「自由の女神像」がありますが、残念ながら写真に撮り忘れました。写真後方に写っているのは、この「メルヘン建築」を推進した市長さんの銅像です。
ということで、メルヘン建築を巡るだけではなく、静かな山里道や林道、そして稲葉山や宮島峡などの絶景スポット、さらにはビーナス像めぐりなど、バラエティに富んだ色々な発見があった非常に良いコースでした。おかげさまで、秋の1日を大いに楽しむことができました。
※こちらのコースは、個人の方が作成&運営されています。
交通法規と、下記の関連情報URLに記載の順守事項を守れる方でしたら、どなたでも参加できます。
なお、万が一トラブル等が発生した場合は、すべて自己責任となりますことを十分ご理解ください。
ここからいったん富山市まで戻り、「西町大喜」の富山ブラックラーメンをいただきます。
昼は「ホワイトラーメン」でしたから夜はやはり「ブラックラーメン」で締めでしょう。

ブラックラーメンは、今でこそ様々な種類が出ていますが、味の「濃さ」でいえばここが一番だと思います。
しょっぱくてとても飲み干せないスープが絡んだ麺やメンマが、ご飯によく合います
後は北陸道経由でのんびりと帰路につきます。自宅に到着したのは23時過ぎでした。
しかし、初日の土曜日しか自由に動ける日が無いので、前々からどこにいこうか色々と考えた結果、ドライブラリーに行くことにしました。
今回参加させていただいたのは、北陸3県を中心にコースを作成されている「DR北陸紀行」の第5章「メルヘン建築施設とビーナス像巡り」。富山県小矢部市周辺を巡る約90kmのコースです。
小矢部市は、市の公共施設のほとんどを、以前の市長の肝入りで「メルヘン建築」として西洋風の著名な建築物に似せた造りの建物が次々と建てられました。保育所から小学校、そして公民館にいたるまで、瀟洒な西洋風建築になっています。今回は、そんな「メルヘン建築」をまわります。
午前8時半すぎに自宅を出発。東海北陸道を利用すれば富山県まで3時間弱の距離です。
スタート地点の小矢部市総合運動場に到着したのは11時過ぎでした。
コースは、まず最初に「小矢部市サイクリングターミナル」へ。
「サイクリングターミナル」とあるのでレンタサイクルなどの基地?と思ったのですが、宿泊施設を備えた研修センターのようでした。

ところでこの建物、何かに似ていると思いません?

以前の街歩きの時に撮ったこちらが’本物’。そう、東京駅の丸の内駅舎を模したものです。
この先、こんな感じで西洋建築が次々と現れます。
郊外ののんびりした雰囲気の中を走ります。丘陵風景や田園風景が交互にあらわれて気持ちの良いドライブです。車道も歩道もゆったりとした道幅で、道沿いの民家も屋敷林を備え、非常に大きくて立派な造りで、まさに富山らしい風景です。
(嫁が富山出身なので、私もちょっとだけ馴染みがあります)
高いタワーと広大な芝生広場のある公園「クロスランド小矢部」でクイズの解答のためしばし滞在。家族連れや若者が芝生広場で思い思いに楽しんでいます。今日も快晴、暑くも寒くもないちょうどいい陽気です。歩きまわって少し汗ばんだところで再出発。
そのまま、郊外の道路を走っていると・・・

ドイツあたりの、森の中のお城のようです。実際に、オーストリアのある宮殿をモデルにしているそうです。

3cpの市教育センター。となりは小学校です。う~ん、ここだけ見ると日本ではないみたいですが、ふと周りに目をやるとのどかな田園風景が広がっています。なにとも不思議な世界に足を踏み入れたようです。
コースはやがて、雰囲気の良い山里道に・・・

ススキたなびく秋の風景の中、誰もいない山里の細い道をのんびり走る・・・。特に絶景や面白いものがあるわけではないのですが、私の大好きな光景です。
そんな山里道と分かれ、走りやすい県道?と思ったら急に「険道」と言った方がいいような細くて路面の悪い道を走り抜けた後は、CP「道の駅 メルヘンおやべ」へ。

駐車場はほぼ満車。何とか車を停めた後はここで食事タイムです。
地元の名産品を使った料理が色々とあります。
いただいたのは、小矢部名物「ホワイトラーメン」。富山といえば「ブラックラーメン」が有名ですが、このようなホワイトラーメンもあります。

とんこつベースのスープの、美味しいラーメンでした。
お腹が満足した所で再スタート。ここからは稲葉山に向かいます。
この稲葉山が素晴らしい所でした。(トップ写真)
登り坂を上がっていくと、やがて両側に「稲葉山牧場」が現われます。緑豊かな牧草地が一面に広がり・・・感動ものの光景が目の前に広がりました。


牧草地の中にポツンと数本の木。その向こうに砺波平野の眺望。

ここにも西洋建築が。青い空によく似合っています。
ここからは一気に山を駆け下りて、宮島峡という峡谷へ。この次から次へと景色がめまぐるしく変わっていくのがドライブラリーの醍醐味です。
宮島峡、一の滝。川幅いっぱいに落ちる滝は自然にできたもので「小さなナイヤガラ」とも呼ばれているそうです。

山の木々が黄色や赤に色づいています

駐車場は誰もいません、聞こえるのは滝の音だけ。しばし佇みます。
能越林道という雰囲気の良い林道へ。落ち葉を踏みしめながらのんびり走っていくと、眺めの良い山の頂に林間保養施設「恵林館」がありました。こちらの建物も、御多分にもれず西洋建築。
駐車場では、地元の方々が落ち葉掃除をしていました。集めた落ち葉を燃やす煙が青い空にたなびいています。
私がクイズを見ていると、その中の1人のおばあさんが「クイズの人かね?」と話しかけてきました。
ドライブラリー参加者が何人も訪れては、同じようにクイズを見にきていたようです。
しばしお話、こういう地元の人たちとのコミュニケーションも楽しく、また大事なことですね。
ここからは子撫川ダムと五位野ダムというダムを2ヶ所チェックして、小矢部市内に戻ります。
ダムに向かうまでの間、林道沿いになぜかビーナス像が何体も建てられています(クイズの関係もあって、写真は撮っていません)。西洋建築にビーナス像・・・やはり不思議な街です。
そして、ダム湖のまわりも木々がきれいに色づいていました。秋のDRはやはりいいものですね

ここからコースはいったん、小矢部市を出て高岡市へ。

福岡町民族資料館。今まで見てきた西洋建築とは似て非なるもので、大正時代の建築で国の文化財にも指定されています。
このころから、だんだんと秋の夕日が傾いてきました。日没までにゴールしないといけませんので、少しだけ先を急ぎます。
ゴールは、小矢部市の「自由の女神像」前。何とか日没前にゴールできました。時刻はちょうど17時。

ここには、自由の女神を模した「自由の女神像」がありますが、残念ながら写真に撮り忘れました。写真後方に写っているのは、この「メルヘン建築」を推進した市長さんの銅像です。
ということで、メルヘン建築を巡るだけではなく、静かな山里道や林道、そして稲葉山や宮島峡などの絶景スポット、さらにはビーナス像めぐりなど、バラエティに富んだ色々な発見があった非常に良いコースでした。おかげさまで、秋の1日を大いに楽しむことができました。
※こちらのコースは、個人の方が作成&運営されています。
交通法規と、下記の関連情報URLに記載の順守事項を守れる方でしたら、どなたでも参加できます。
なお、万が一トラブル等が発生した場合は、すべて自己責任となりますことを十分ご理解ください。
ここからいったん富山市まで戻り、「西町大喜」の富山ブラックラーメンをいただきます。
昼は「ホワイトラーメン」でしたから夜はやはり「ブラックラーメン」で締めでしょう。

ブラックラーメンは、今でこそ様々な種類が出ていますが、味の「濃さ」でいえばここが一番だと思います。
しょっぱくてとても飲み干せないスープが絡んだ麺やメンマが、ご飯によく合います

後は北陸道経由でのんびりと帰路につきます。自宅に到着したのは23時過ぎでした。
Posted at 2013/11/04 16:07:54
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