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2021/01/18

PC用安定化電源(遅延起動対応)

カテゴリ : オーディオビジュアル > カーオーディオ、ビジュアル > 自作・加工

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PC版lightMPDによるネットワークオーディオを車載するにあたり、DC12V電源のPCを選定しましたが、車両の不安定な12Vには対応していないため安定化電源を調達しました。

バックブースト(昇降圧)タイプのDC/DCコンバーターをAmazonで購入。入力が12V以上でも以下でも安定した12Vを作ることができます。

NUCなどに使える19V品もあります。電流は今回1.5Aもあれば良いのですが、ノーブランド品なので余裕を見ておきました。

DC 12V to 12V 4A 自動車直流コンバータ密封防水 電圧安定化装置(DC10-36V入力、DC12V出力)
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ACC電源はイグニッション時に一瞬切れるので、ON→OFF→ONとなってPCの誤動作やファイルシステム破損の原因となる可能性があります。対策にタイマーリレーを使います。
同じくAmazonにあったデジタルタイプを購入しました。

DC 12V タイマーリレーモジュール 調整可能なサイクル遅延 タイミングディレイボード デジタルディスプレイ 0.1秒-999 起動/停止を制御 サイクルタイマーリレー
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届いたタイマーリレーは本体のみで説明書すら付いていませんでしたが、Amazonのカスタマーレビュー(ありがとう神!)を参考に結線図を描きました。

出力側はリレーの接点が出ているだけなので、片側を入力の12Vとつなぐ必要があります。
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結線図通り、こんな感じにDCプラグとジャックを接続しました。入力側はACC電源、出力側を安定化電源に接続します。

裏蓋はなく基板むき出し(まさかリレーがはみ出ているので蓋できなかった?)。全体に作りはイマイチですが機能的には問題ありません。
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タイマーリレーにはいくつかの動作モードがあり、モードP1を使用します。
初期状態がリレーOFFで、通電後設定時間T1後にONとなります。

T1として、イグニッションまでの時間(自分の操作感覚)より少し長めの時間に設定します。ACC=ONでカウントダウンが始まり、イグニッションでいったんリセット(ここまで出力OFF)、再度T1だけカウントダウンし出力ONとなります。

以上で瞬断しない電源の出来上がり。
この機種はちゃんと設定状態を記憶してくれるので一度設定すれば以降は操作不要です。
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今回はPCのOSとして電源ブチ切り可能なlightMPDを使ったためこんな構成で済みましたが、Windowsなどの場合はもう少し複雑で、エンジンOFF時にシャットダウンの時間を確保する仕掛けも必要になります。

mini-box.comなどから対応電源が販売されています。ただし常時電源(いわゆるバッ直ライン)を使用するため、バッテリー上がりや車両火災には細心の注意が必要です。

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