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- 変身 S130Z産みの苦しみ・・イメージスケッチに苦心を見た!
まとめ記事(コンテンツ)
徳小寺 無恒さん
2005/05/28
変身 S130Z産みの苦しみ・・イメージスケッチに苦心を見た!
フェアレディの歴史の中で、もっともモデルチェンジに苦心したのが、「Z」として二代目に当たる「S130Z」だ。
なにせ先代が売れに売れて、ギネスにスポーツカーとしての販売台数のレコーダーとして未だに、その名が残っているくらいの偉大な先輩の後、開発陣の苦悩は大いに理解できるモノだ。
S30Zも登場した当時は、斬新で快適なスポーツカーであった事は疑う余地もなかったのだが、さすがに10年という歳月はS30Zと言えど、販売末期に至っては「オールドカー」の範疇に入ってしまった。
なにより、安全性や公害対策と言った時代の要請に答える事がだんだんと難しくなってしまっていたのだ。
「S130Z」の開発は、実はかなり前からスタートしていたのだが、一番の悩みはスタイリング。S30Zのスタイリングが、荒削りながら完成され「Z」という個性を充分に具現化していたので、それをどう表現するか・・・開発陣は大いに悩んだ。
S30Zのスタイリングを昇華させる案、まったく違ったアプローチをする案・・・種々多様なイメージスケッチが描かれていたが、そんな中、当時特に注目されていた「空気抵抗」の低減を狙って、リトラクタブルヘッドライトの採用が世界的に流行していたが、「S130Z」にもリトラクタブル案が当然あったのだ。
今回は、その中から2案ほどピックアップしたが・・・
いかに「S30Z」のイメージを残しながら、新しい流れに仰合させるかを模索していた姿が、このスケッチを見るだけでも分かる。しかし、リトラクタブルを採用すると、どうもどのクルマも同じ顔かたちに見えてしまうのは私だけだろうか?
一見すると、初代や二代目のRX-7的でもある。
ここで大胆に考えてみると、もし、このどちらかが「S130Z」に採用されていたら後に登場したRX-7も違った姿になたかもしれない。
そして「S130Z」であるが、大幅なデザインの変更はされず、「キープコンセプト」でリリースされる事になった事は周知の事実である。
産みの苦しみの中に見た、時代の趨勢と流行。
そんな観点から、ひとつのクルマをじっくりと見てみるのも、なかなか面白いモノだと思いませんか?
なにせ先代が売れに売れて、ギネスにスポーツカーとしての販売台数のレコーダーとして未だに、その名が残っているくらいの偉大な先輩の後、開発陣の苦悩は大いに理解できるモノだ。
S30Zも登場した当時は、斬新で快適なスポーツカーであった事は疑う余地もなかったのだが、さすがに10年という歳月はS30Zと言えど、販売末期に至っては「オールドカー」の範疇に入ってしまった。
なにより、安全性や公害対策と言った時代の要請に答える事がだんだんと難しくなってしまっていたのだ。
「S130Z」の開発は、実はかなり前からスタートしていたのだが、一番の悩みはスタイリング。S30Zのスタイリングが、荒削りながら完成され「Z」という個性を充分に具現化していたので、それをどう表現するか・・・開発陣は大いに悩んだ。
S30Zのスタイリングを昇華させる案、まったく違ったアプローチをする案・・・種々多様なイメージスケッチが描かれていたが、そんな中、当時特に注目されていた「空気抵抗」の低減を狙って、リトラクタブルヘッドライトの採用が世界的に流行していたが、「S130Z」にもリトラクタブル案が当然あったのだ。
今回は、その中から2案ほどピックアップしたが・・・
いかに「S30Z」のイメージを残しながら、新しい流れに仰合させるかを模索していた姿が、このスケッチを見るだけでも分かる。しかし、リトラクタブルを採用すると、どうもどのクルマも同じ顔かたちに見えてしまうのは私だけだろうか?
一見すると、初代や二代目のRX-7的でもある。
ここで大胆に考えてみると、もし、このどちらかが「S130Z」に採用されていたら後に登場したRX-7も違った姿になたかもしれない。
そして「S130Z」であるが、大幅なデザインの変更はされず、「キープコンセプト」でリリースされる事になった事は周知の事実である。
産みの苦しみの中に見た、時代の趨勢と流行。
そんな観点から、ひとつのクルマをじっくりと見てみるのも、なかなか面白いモノだと思いませんか?
Posted at 2005/05/28 08:51:39
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