まとめ記事(コンテンツ)

2008/02/25

海青 プレセアのメータを最初に見たときは驚きました!

日産のメーターは、昔は凝ってた・・・S110に代表されるように、トータルでのコーディネイトがされており、夜の室内の表情が豊かで、本当に乗っていて楽しかった。

表示 メーターって。。。。
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/5252138/

そんな思いの最中、フト思い出したのが「プレセア」のメーター、「マリンブルーメーター」だ。

「プレセア」とは、約5000件の候補の中から生まれた「スペイン語」の「宝石」とか「大事な物」という意味の言葉だ。
クルマ自体は、トヨタのカリーナEDに端を発している、「スタイリッシュ・セダン」の流れを汲む日産のニューカマーだった。

最初にプレセアを見た時、当時の日産的な細かい目盛りが振られた、ありふれたデザイン・・・と思っていたのだが、随分経って夜に初代プレセアR10に乗せてもらった時、メーターの様子が昼間とはエラク違うのに驚いてしまった!!

メーター全面が、美しいブルーに発光し、それぞれの指針が昼間よりクッキリと白く輝いていたからだ!正直、昼間とのギャップに面食らったのだった。

そのプレセアも二代目、R11へとスイッチし、果して「マリンブルーメーター」は如何に!?と思っていたのだが、ちゃ~んとキャリーオーヴァーしていた!



若干、ブルーに光る部分は減ってはいたが、正直、見易さという点では、全面発光の初代より良くなった様に感じた。

この「マリンブルーメーター」の仕組みだが、

分解してみると意外に簡単な構造ではあったが、このアイディアを思いついた事に感心してしまったモンだ。

基本的に、ブルーに発光させたい部分に、近紫外線を照射する事によって、ブルーに発光する塗料を塗り、紫外線ランプ・・・まぁ俗に言う「ブラックランプ」を点燈させることによって、海色に発色させているのだ。

さらに、指針にも特殊な「蛍光塗料」が塗られており、ブラックランプが点燈すると、昼間よりより一層白く輝くようになっていた。

(二代目は、ブラックランプが不点燈になっても視認性を確保できる様に、補助バルブも備えられた。。。。)

今、思い起こしてみると、どうせなら常時点燈にして、キーを捻らない時は、ブラックフェイスで、キーを捻ると、ブルー発色っていうのも面白かったかも・・と感じている。

結局、プレセアそのものも、二代で終わってしまい、その運命と共に「マリンブルーメーター」も消えてしまったのだが、デザインや機構をリファインすれば、今、巷に氾濫している、色々な色彩が散りばめられたメーターより安価に、個性的なメーターになったかも・・と考えるのは早計だろうか?

今から18年も前に、こんな個性的なメーターを生み出した日産のアイディアに、今改めて感心しきりなのだ。。。


.
Posted at 2008/02/26 00:22:49

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース