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まとめ記事(コンテンツ)
徳小寺 無恒さん
2009/04/08
合成 ちょっとしたアイディアで。。。。
クルマの開発において、特に重要なのは「デザイン」だ。
今でこそ、デザインが販売の良否を決める・・と重要視されているが、昭和の30年代半ばまでは、端的なハナシ「タイヤが四つあって、前にはヘッドライト、後ろには・・・」あればいい、もっと乱暴なハナシになると、まぁ取りあえず「アメ車」か「欧州車」で人気の高いクルマのマネを・・・なんていうレヴェルだったモンだ。
今のクルマのデザインの進め方としては、まぁ多少の差異はあるが、
スケッチを競作して、そこから数案決め、それを実車のスケールダウンしたクレイモデルを造り、さらに案件を絞り、絞った案件のみを実車と同じサイズのクレイモデルを造って比較・・・となるのだが、当時のマツダでは、面白い試みをやっていた。
それがTOP画像のクレイだ。
「?」
と思われたかもしれないが、二案を真ん中でくっ付けたモノだ。
これを社内でプレゼン等をする時には、中心線上に、ボディラインに沿った鏡を置いて、あたかも一台のクルマに見せる・・・という算段だ。
これなら複数案あっても、その案件の半分の数のクレイモデルを造るだけで済むというメリットがあるのだ。
デザインスタディの重要性が増す中、開発期間の短縮もやらなければならないというジレンマの中で生まれたアイディアで、まさに「必要は発明の母」というひとつの良例と言えるだろう。
しかし・・・このクレイを良く見てみると・・・向かって右側のヘッドライトの処理は、なんだかZ31ぽい!?
ここでもライヴァルと交錯する場面があった事は面白いものだ。
今でこそ、デザインが販売の良否を決める・・と重要視されているが、昭和の30年代半ばまでは、端的なハナシ「タイヤが四つあって、前にはヘッドライト、後ろには・・・」あればいい、もっと乱暴なハナシになると、まぁ取りあえず「アメ車」か「欧州車」で人気の高いクルマのマネを・・・なんていうレヴェルだったモンだ。
今のクルマのデザインの進め方としては、まぁ多少の差異はあるが、
スケッチを競作して、そこから数案決め、それを実車のスケールダウンしたクレイモデルを造り、さらに案件を絞り、絞った案件のみを実車と同じサイズのクレイモデルを造って比較・・・となるのだが、当時のマツダでは、面白い試みをやっていた。
それがTOP画像のクレイだ。
「?」
と思われたかもしれないが、二案を真ん中でくっ付けたモノだ。
これを社内でプレゼン等をする時には、中心線上に、ボディラインに沿った鏡を置いて、あたかも一台のクルマに見せる・・・という算段だ。
これなら複数案あっても、その案件の半分の数のクレイモデルを造るだけで済むというメリットがあるのだ。
デザインスタディの重要性が増す中、開発期間の短縮もやらなければならないというジレンマの中で生まれたアイディアで、まさに「必要は発明の母」というひとつの良例と言えるだろう。
しかし・・・このクレイを良く見てみると・・・向かって右側のヘッドライトの処理は、なんだかZ31ぽい!?
ここでもライヴァルと交錯する場面があった事は面白いものだ。
Posted at 2009/04/09 01:26:26
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