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まとめ記事(コンテンツ)
徳小寺 無恒さん
2005/04/19
先取 スバル360にワゴンがあったって知ってましたか?
レオーネに始まり、レガシーで開花したワゴンというカテゴリー。
日本のワゴンの歴史は「ツーリングワゴン」というスバルが発したメッセージから本格的に始まったと言っても過言では無いだろう。
もちろん、それまでにも多くのメーカーやクルマ達が、ワゴンというジャンルにチャレンジしたが、スバルほど成功を収める事はできなかった。。。。
そんなスバルの歴史の中で。。。いや日本の国産車の歴史の中で燦然と光り輝いている一台のクルマがある。。。
そう、スバル360である。
どのメーカーも為し得ることのできなかった「国民車構想」に一番近い・・・と言われていたスバル360だが、その愛らしいエクステリアから「てんとう虫」というニックネームが付けられ、愛されていた事は多く語られているが、そのなかにワゴンの存在があった事は意外に知られていない事実である。。。
1958年、実はワゴンの発売前に「コマーシャル」という2シーターのモデルが発売された。
これは、単純にリヤのシートを廃止した意欲的なモデルであったが、もともとの形状がリヤからの荷物の出し入れ等に適している形状とは言えず、あまり人気が出ることは無かった。
そこでスバルは1963年に、それまでのスタイルを一新し、今で言う「2box」形状を採用した「カスタム」をリリースしたのだ!!
この「カスタム」は、4名乗車の「てんとう虫」のユーティリティはそのままに、なんとリヤシートの後ろに200Kg近い積載能力を誇る荷室を作り出したのであった!!
それなのに全長は通常のてんとう虫のまま、全高があたか+30mmされただけでワゴンボディを作り出したスバルの独創性と技術力には驚きを隠し得ないモノがある。

リヤ周りを大幅に見直して荷室スペースを造り出した。
エンジンは、それまでの360と同じRR方式空冷2サイクル2気筒18PS3.2kg-mというスペックだったが、軽量かつ堅牢なモノコックボディには必要にして十分な動力性能であった。
我が家には、私が生まれたのをキッカケに、3シータのフェアレデーSP310を売って、スバル360にしたが、小さな頃の記憶でも、路面の凹凸やギャップを拾って、まさに路面をなめる。。の感覚で、フワンフワンと上下しながらてんとう虫が走っていた事を懐かしく覚えている。
この革新的なワゴン「カスタム」は、小さくて、小回りの効く事から、都市部の牛乳屋さん、印刷所、商店などなどの配達に使われ重宝していた。
軽量でコンパクト・・・この古くて新しいキーワードが最大限に生かされたクルマ。。。それがスバル360であり、そこからもっと荷物が積めて手軽なクルマを・・というのは当然の成り行きだったであろう。。。
このスバル360のおかげで、日本での自動車の普及率は一気に引き上げられ、スバル360をターゲットモデルとして、多くの国産車が生まれて来た事は、いつまでも、われわれの記憶に留めておくべきであろう。
日本のワゴンの歴史は「ツーリングワゴン」というスバルが発したメッセージから本格的に始まったと言っても過言では無いだろう。
もちろん、それまでにも多くのメーカーやクルマ達が、ワゴンというジャンルにチャレンジしたが、スバルほど成功を収める事はできなかった。。。。
そんなスバルの歴史の中で。。。いや日本の国産車の歴史の中で燦然と光り輝いている一台のクルマがある。。。
そう、スバル360である。
どのメーカーも為し得ることのできなかった「国民車構想」に一番近い・・・と言われていたスバル360だが、その愛らしいエクステリアから「てんとう虫」というニックネームが付けられ、愛されていた事は多く語られているが、そのなかにワゴンの存在があった事は意外に知られていない事実である。。。
1958年、実はワゴンの発売前に「コマーシャル」という2シーターのモデルが発売された。
これは、単純にリヤのシートを廃止した意欲的なモデルであったが、もともとの形状がリヤからの荷物の出し入れ等に適している形状とは言えず、あまり人気が出ることは無かった。
そこでスバルは1963年に、それまでのスタイルを一新し、今で言う「2box」形状を採用した「カスタム」をリリースしたのだ!!
この「カスタム」は、4名乗車の「てんとう虫」のユーティリティはそのままに、なんとリヤシートの後ろに200Kg近い積載能力を誇る荷室を作り出したのであった!!
それなのに全長は通常のてんとう虫のまま、全高があたか+30mmされただけでワゴンボディを作り出したスバルの独創性と技術力には驚きを隠し得ないモノがある。

リヤ周りを大幅に見直して荷室スペースを造り出した。
エンジンは、それまでの360と同じRR方式空冷2サイクル2気筒18PS3.2kg-mというスペックだったが、軽量かつ堅牢なモノコックボディには必要にして十分な動力性能であった。
我が家には、私が生まれたのをキッカケに、3シータのフェアレデーSP310を売って、スバル360にしたが、小さな頃の記憶でも、路面の凹凸やギャップを拾って、まさに路面をなめる。。の感覚で、フワンフワンと上下しながらてんとう虫が走っていた事を懐かしく覚えている。
この革新的なワゴン「カスタム」は、小さくて、小回りの効く事から、都市部の牛乳屋さん、印刷所、商店などなどの配達に使われ重宝していた。
軽量でコンパクト・・・この古くて新しいキーワードが最大限に生かされたクルマ。。。それがスバル360であり、そこからもっと荷物が積めて手軽なクルマを・・というのは当然の成り行きだったであろう。。。
このスバル360のおかげで、日本での自動車の普及率は一気に引き上げられ、スバル360をターゲットモデルとして、多くの国産車が生まれて来た事は、いつまでも、われわれの記憶に留めておくべきであろう。
Posted at 2005/04/19 02:08:07
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