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2021/04/10

神社シリーズその63「倭文神社(鳥取市)」~大国主伝説を巡る旅~

 さて、八上姫公園の石碑を見ていたところ、「倭文神社(しとり)」にてオオナムチが八上姫に恋文を書いたという伝説の文章がありました。
「倭文神社」は伯耆の国一宮の「倭文神社」かと思いきや、マップを確認するとこの近くにも同じ「倭文神社」というところがあるそうです。
これは「大国主伝説」には欠かせない神社ですね!さっそく行ってみましょう!
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と、いったものの、この神社への道は非常にわかりずらい。
鳥取道のすぐわきにあり、側道からアクセスするのですが・・・
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駐車場が非常に狭く、かつ斜めになっていて、思わず立ちごけしそうになります。
何とか安定させてR1000を止めて上を見ると
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参道らしきものがあります。
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けっこう登らされます。
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むむっ!
これはかなり歴史がありそう。
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鳥居が見えてきました。
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境内は割と広く、ここにも威嚇タイプの狛犬さんが。
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拝殿です。
お参りして本殿を拝みに。
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!!
なにこれ!
どうやら風雨を避けるため、囲っているようです。
全く中が見えません!
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何とか見えるようにシャッターを切って。
こちらも「流造」のようです。

さて、この倭文神社の倭文とは?
この神社のホームページに詳しく載っていました。
抜粋
「倭文(しとり)は、「しづり」とも読み、「しづ織り」という絹織物のことを指します。
機織り(はたおり)を業(なりわい)とする倭文部の民がこの地に居住し、
祖神「倭文神・建葉槌命(たけはづちのみこと)」をご奉斎したと伝えられています。
倭文神社は、全国各地にあります。

倭文部(しとりべ)について
この部民は、厳密に言うと、五世紀後半の百済系帰化技術民渡来以前の民である。」

なるほど。先ほどの八上姫の部族と同じ大陸などからの移住民のようですね。
どうもこの地域はこうした先住民が多数いたようで、古墳などたくさんあるようです。

伝説によると、この地でオオナムチが八上姫に恋文を書いたとあることから、この神社では恋文を募集しているそうですよ。
妄想ですが、オオナムチが選ばれた理由に、このように恋文など細やかな心遣いが八上姫の心をくすぐったのではないでしょうか?いきなりやってきて協定を結べと言われては、さすがに気を悪くすると思うのです。この地の倭文部らと親しくしながら、文で打診する。時間をかけた結果なのではないでしょうか?
オオナムチは駆け引きが相当うまかったんでしょう。

ちなみに、このあたりの地名に「袋」が多いのは「オオナムチ」の担いでいたあの「布袋」にちなんだものだそうです。確かにオオナムチはここに来たんだという証拠ですよね!現地に行かないとわからないものですね。
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それでは、やっと次の神社に向かいます!

Posted at 2021/04/13 22:38:01

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