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まとめ記事(コンテンツ)
SxLANDYさん
2021/09/03
天の川鉄道の夜 🚂
「あれが発明されてから
SLはすっかり寂れてしまった」
今日から90年後の2111年 9月 3日は、銀河中にネットワークを張り巡らせている天の川鉄道が『ある』発明によって、一瞬で移動できる利便性に太刀打ちできずに、ついに廃止される日となるのです。
SLに乗ってきたスネ夫の自慢話から帰宅したのび太は、ドラえもんにお願いするものの却下されてしまうのですが、その直後にドラえもんがしまい忘れた『天の川鉄道』乗車券を見つけます。
のび太はドラえもんにさりげなく天の川鉄道のことを訊ねて、天の川鉄道はSL型の宇宙列車であり、乗車券にハサミを入れれば、時空を超えて現れて乗車できることを知ります。
使用される車両は現在の蒸気機関車 (SL) を模した列車とそれに付随する客車からなる宇宙船であり、使用される車両は非常に古めかしいということ。宇宙空間ではレールは必要としない(実際は透明な線路があるが、触れることはできない。ただし駅にはレールが敷かれている)こと。
【のび太らが乗車した列車はオンボロメダ発、ハテノ星雲行きの列車で、20時07分に学校の裏山から乗車しました。この列車は地球を発車して土星の少し先まで通常の宇宙空間を走行し、その後終点までワープ空間に入りました】
未来(22世紀)の世界で宇宙空間を運行する鉄道で、切符に付属のハサミを入れると、そこに列車が到着し、目的地まで列車で移動できるということも...
のび太は、しずかとジャイアンとスネ夫にも天の川鉄道のことを教えると、その夜に裏山で宇宙列車のSLを呼び出します。
乗車券が1枚しかないことから、のび太だけしか乗れないと思われましたが、車掌は「これが最後だから」と特別に全員の乗車も許可するのでした。
運行中、車掌はしきりに「あれが発明されてからSLはすっかり寂れてしまった」とこぼしていましたが、「あれ」が何なのかは語ろうとしませんでした。
一方のドラえもんは、四次元ポケットの中に乗車券がないことにやっと気づきました。
のび太がなぜか天の川鉄道のことを尋ねてきたのは、自分が落とした乗車券を拾ったからだということにやっと思い至ります。
「キップがない。落としたんだ。さては……記念のつもりで買ったキップを使ったな! なんてことするんだ! よりによってあんな列車に乗るなんて!!」
4人を乗せた宇宙列車のSLは宇宙の果てのハテノ星雲に向けて飛び立ち、ハテノ星雲の端の星に到着しますが、その星は駅以外は何もない星で、乗務員の為の駅舎があるだけでした。
「どこでもドアが発明されたから、不便なSLは廃止されたんだ。大事な記念のキップを使っちゃって!」
宇宙列車のSLが廃止された要因である『どこでもドア』で、ドラえもんが助けに来てくれたので4人はことなきを得ます。
キップは、SLが廃止されることを知ったドラえもんが最後の記念にと購入したものだったのです。
「天の川鉄道の夜」(てんとう虫コミックス20巻に収録)
実際にどこでもドアが発明されたら、世の中の物流や観光は大きく変わりますよね。
まず住環境に縛られることがなくなり、地球上好きな場所に住むことができます。
乗物という概念がなくなりますから
飛行機・船・自動車といった交通手段だけではなく
それらに伴う製造からサービスまでの仕事もなくなることになるでしょう。
ドアを潜るごとに料金が発生するとしたら
かなりの金額になりそうですけれどね
そうなると定額制もありそうですw
考え出したらきりがないですね...
今の世の中でも
新しいことがそれまでの世界を駆逐することってあると思うのです。
Windows95や携帯電話が普及したときがそうでしたし
ガラケーからスマホに変わった時もそうでした。
自分にとっては
クルマの電動化も受け入れきれない面があります。
生きている間に
あと何回そのような出来事があるのかと
時々考えてしまいますね。
天の川鉄道ですが、廃止後はしばしば観光用にSLが運転されることがあり、映画版『ドラえもん のび太と銀河超特急』に登場します。車内は圧縮空間になっており、快適な個室や展望車なども設けられるなど、大幅に一新されています。現代を模しているようで興味深いですね。
Posted at 2021/09/03 08:59:52
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