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まとめ記事(コンテンツ)
SxLANDYさん
2020/12/19
デスゾーン 🏔
故 栗城史多氏について取材した本を読みました
今年7月に第18回開高健ノンフィクション賞を受賞
出版(11/26)を心待ちにしていました
賛否両論のある方だと存じています
登山家と認められていなかったり
心無い呼ばれ方をされていたことも
もちろん知っています
一般的には高度8000mを越える領域とされています
酸素量は地表の1/3程
人は睡眠をとると呼吸が浅くなります
デスゾーンで眠ると必要な酸素量が足りなくなるのです
故に眠ってはいけない、起き続けて深呼吸を続けなければ
生きていられない、過酷な環境であるわけです
わずかな回数と時間でしかないんですよね
GPSをシェルパに渡して行動してもらっていたという疑義もあります
(本書にも、その証言が載っています)
登山における応援は、どんなものでも
行為者を死に煽る可能性があるので
するべきではないとされています
(そう言ったら
アドベンチャーレースとかエアスポーツとか
死の可能性が高い活動は
殆どが当てはまるのかもしれませんが... )
某民放局の有名プロデューサーは
ブレイクする前の栗城さんを自らの番組で取り上げて
「ニートのアルピニスト、初めてのヒマラヤ」として売り出しました
実際はニートではありませんでしたが
このキャッチフレーズがやがて一人歩きし
若者たちの共感を受けるようになったのです
いわゆる、取り巻きが囃し立てたとされています
「栗城君、君ならできるよ」と...
単独無酸素という表現や
山頂からの配信の約束など
問題は大きいとは思います
でも
そうでもしないとスポンサーはつかないかな
達成できないであろう目標への
クラウドファウンディングという方法も
誤解を生じさせる手段です
なんちゃって登山家、とは
栗城氏自身の以前の自分評ですが
それで通してしまえば良かったのかな
素人(トップクライマーから3.5流とも評されています)が
どこまで登山できるのか、と
自分は当時、思っていたんですよね
そこも、エベレストだろうって...
7000m級⁉︎
尋常じゃない世界ですよ
誰もが山頂を目指さないと
『登山』と言ってはいけないのでしょうかね
最後に...
彼は山頂ではなく
その言葉通りの意味に
デスゾーンを
目指していたのではないかな
と思えてしまいます
更なるその先への憧れを抱いて
Posted at 2020/12/19 22:35:26
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