recaroを中古で揃えると何が必要か　その2になります。

これはサイドエアバッグキャンセラーです。エアバッグ警告灯が点くのを防止してくれます。エアバッグ警告灯は微弱な抵抗を検出しているようです。スバル車の場合、3.3オームとのことです。自作してもいいのですが、めんどくさいので既製品を買いました。新品のrecaroのシートレールにはキャンセラーが付属しているようですが、その場合カプラーではなく配線に割り込ませるようです。カプラー式の方が戻す時も付ける時も楽なのでお値段ははりますが購入しました。サイズ的にセメント抵抗を使っているようですね。セメント抵抗は耐ワット数が高いのが特徴です。自作する場合にも、耐ワット数が高い抵抗を使った方がよいと思います。

このようなカプラーになっていてワンタッチで接続できます。実際使ってみるととても楽でした。

今回GRBでは使いませんでしたが、シートレール固定用のワッシャーです。M10 32mm径のものが標準では付属するようです。ホームセンターで1枚83円でした。念のため4枚あらかじめ購入していました。

横から見たところです。厚みも3mmくらいあるようで、標準のワッシャーとほぼ同じものと思われます。

*繰り返しますが、GRBでは使用しませんでした。残念なことに無駄でした。車種によっては必要となると思われるので掲載します。

GRBのシートベルトバックルを外すためにT50のソケットレンチを買いました。シートを取り外すまでわからなかったのですが、GRBのシートの場合必須です。これが無いとシートベルトバックルの移設ができません。すごく固く止まっている（トルクスネジが使われているところは固く止まっています）ので、ドライバータイプではなくソケットタイプのものを使った方が良いでしょう。スピンナーハンドルを使ってやっと外せました。メチャメチャ固かったです。下手な工具ではネジをなめてしまうのである程度いいものを使うべきですね。これだけで1,200円します。

*GRBのシートベルトバックルにはこれが使われていました。車種によっては普通のソケットで良いみたいです。車種ごとにそろえて下さい。

これがスピンナーハンドルです。このためだけに買いましたが大活躍でした。

あとは、シート固定ボルトを緩めるために14mmのソケットと、前述のスピンナーハンドル、シート固定用に6mmの六角レンチが必要です。シート固定ボルトもかなりきつく止まっていて、スピンナーハンドルでないと緩みませんでした。あと、ちょっと奥まっているので15cmくらいのエクステンションバーがあると便利です。

あと、大切なのがシートベルトバックル固定ネジの有無です。今回、中古のシートレールを買う際に商品説明ページでネジの有無を確認しておきました。赤矢印の部分、わかりにくいですが六角形になっている部分がシートベルトバックル固定用ネジです。特殊なネジなのでホームセンターにはありません。これが付属しているかどうか、とても大切です。今回GRBでは結果的にネジ自体は使いませんでしたが、あらかじめ調べておきましょう。

最後にシートレールです。GRBに使えるレールは2種類あるみたいで、古いタイプがGH/GR用、新しいタイプがGH/GR/GE/GV用みたいです。今回は在庫の問題でGH/GR/GE/GV用を買いましたが、何が違うのかはわかりません。品番は「２０８６．０８７．２」です。「２０８６．０８７．１」は助手席用なのでご注意下さい。海外メーカーだからか？助手席用が「１」です。
あと、シートスライドバーもきちんと付属しているか確認しましょう。時々スライドバー欠品なんていう商品も存在します。スライドバーが無いと車両に取り付ける際もとても大変なので確認しておいて下さい。スライドバーだけ別売りで買えるようですが、このバー1本で5,000円もするみたいですね。付属しているレールを買う方がはるかに安上がりです。

以上でだいたいの必要物品がそろいましたが特に工具が大切だと思いました。下手な工具でネジをなめてしまうと後が大変です。特にT50のソケットなんてマニアックなもの、近所のホームセンターには無くて片道30分かけて遠くの店まで買いに行きました。組み立てにも時間がかかるのでまとめてやろうと思っている方は事前準備が大切だと思います。