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さん
2023/01/18

資格試験合格への道程:第二種電気工事士 (筆記) (2017年)

ある日のこと、知人から「電気工事士の試験を受けるんだけど一緒にどう?」と誘われました。これはいい機会だと、背中を押されるように受験を申し込みました。

この資格は学科と実技の2つをクリアすることが合格の条件となります。まずは学科試験をクリアしなければなりません。

参考書は知人が購入してきてくれるとのことで選定を任せました。書店の棚には沢山並んでおりますが、内容はどれも大同小異でしょう。

後日、手元に届いたのは「第二種電気工事士試験 完全攻略 筆記試験編」(技術評論社)でした。カラー写真が多用され見やすいです。

この本は8章から成り立ち、簡単な暗記問題から、難解でめまいのしてくる計算問題まで盛り沢山てす。


第1章 機器・器具・工具の暗記
 これは仕事柄よく目にするものが多く、大丈夫そうです。見慣れていない人だと覚えるのが意外と難しいかもしれません。

第2章 配線図の図記号暗記
 これは見慣れぬ物が多いですが、アルファベットの書かれたものはそこから推定出来そうです。

第3章 工事方法
 主に配管やダクトの施工について、実際どのようにするのか覚えなければなりません。ややこしいです。

第4章 測定と検査
 各種計測器の使用方法、測定方法について覚えなければなりませんが、仕事柄慣れているので大丈夫そうです。ページ数が少ないのがありがたいです。

第5章 法令
 細かい規程が沢山ありますが、ページ数が少ないのでなんとかなるでしょう。

第6章 電気基礎理論
 オームの法則やキルヒホッフの法則など、高校で学んだことが書かれています。直流は大丈夫ですが、交流はお手上げです。

第7章 配線理論と配線設計
 三相交流についての理論やコンセント、ブレーカーについての説明があります。難解です。

第8章 複線図
 現場で使用する図面の描き方を学びます。慣れるまで大変ですが、理解出来ると楽しくなってきます。



大雑把にまとめてみましたが、真面目に勉強すれば不合格になることはないでしょう。過去には小学生の合格実績があるとのことですし。

そして試験当日。会場は某国立大学の一室で、大勢集まっております。静寂の中、緊張しつつ答案に向かいます。



開始から約1時間後、鉛筆を置きました。計算問題には歯が立たなかったものの、その他の問題は手応えはあります。たくさん勉強した成果が出ました。

後日自宅に届いた合否の通知には、「合格」の文字がありました。得点は88点でした。

まあ筆記は頑張れば殆どの人が合格するでしょう。本当に大変なのは、後日行われる技能試験です。

勝って兜の緒を締めよ…ということで、次回「技能編」に続きます。

Posted at 2023/01/18 19:14:30

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