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まとめ記事(コンテンツ)
流浪人ぽんぽこさん
2023/06/22
ABS故障の原因調査 その2
カテゴリ : 足廻り > ブレーキ関連 > 調整・点検・清掃
車種:日産 マイクラC+C
作業日:2023/06/22
目的:修理・故障・メンテナンス
作業:DIY
難易度:★
作業時間:30分以内
1
先日の確認で、メインハーネスに滴った水分がABS側に流れたであろう事迄は確認できたのですが、何処からメインハーネスに水分が滴ったのかは不明のままでした。
そこで降雨の後に再度ハーネス付近を覗いてみる事に。
ハーネス周辺を触ってみると、メインハーネス奥にある防音材がうっすら湿り気を帯びている事に気づきました。
防音材はスポンジの様な素材ですので、保水効果があるという事ですね。
そこで降雨の後に再度ハーネス付近を覗いてみる事に。
ハーネス周辺を触ってみると、メインハーネス奥にある防音材がうっすら湿り気を帯びている事に気づきました。
防音材はスポンジの様な素材ですので、保水効果があるという事ですね。
2
あちこち触ってみて判った構造を絵にしました。
防音材はメインハーネスの上部及び奥側にあります。
メインハーネスからABSへの分岐の裏にホースクリップが有り、防音材を貫いてメインハーネスをバルクヘッドに固定していました。
この構造だと、防音材に吸収された水分が、ホースクリップ⇒メインハーネス⇒ABSユニット と流れる事が明らかです。
防音材はメインハーネスの上部及び奥側にあります。
メインハーネスからABSへの分岐の裏にホースクリップが有り、防音材を貫いてメインハーネスをバルクヘッドに固定していました。
この構造だと、防音材に吸収された水分が、ホースクリップ⇒メインハーネス⇒ABSユニット と流れる事が明らかです。
3
あらためてボンネット内の様子を確認。
矢印で示しているのが防音材です。
カウルトップからの水分が防音材に流れる事で、防音材が吸水するというのも、この構造だと納得です。
矢印で示しているのが防音材です。
カウルトップからの水分が防音材に流れる事で、防音材が吸水するというのも、この構造だと納得です。
4
兄弟であるMarchと構造を比較してみました。
該当の防音材(図中矢印)がMarchには存在しませんので、カウルトップからの水分を防音材が吸水する事もメインハーネスに水分を供給する事も無し。
散々検索をかけてもMarchで同様のABS故障が見つからないのが不思議だったのですが、これで納得です。
となると、ABS故障を防ぐ為の最善策は防音材を剥がすって事になりますが、現実的では無いですね。
該当の防音材(図中矢印)がMarchには存在しませんので、カウルトップからの水分を防音材が吸水する事もメインハーネスに水分を供給する事も無し。
散々検索をかけてもMarchで同様のABS故障が見つからないのが不思議だったのですが、これで納得です。
となると、ABS故障を防ぐ為の最善策は防音材を剥がすって事になりますが、現実的では無いですね。
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