まとめ記事(コンテンツ)

2025/10/26

Windows 11 難関だったコア分離

パソコン博士の「セキュリティーを爆上げする設定」に従って、Windows セキュリティにある「コア分離」をオンにしようとしたところ、メモリ整合性チェックでエラーが発生しました。博士いわく「万に一つの確率」だそうです。

エラー詳細を確認すると、「互換性のないドライバー」として
RTL2862U_IPHID.sysRTL2862UBDA.sys が、それぞれ2個ずつ、計4つリストアップされていました。

不要なドライバーなら「デバイスマネージャー」で削除できると思い確認しましたが、該当ドライバーは見つかりません。
GoogleのAIモードで調べたところ、これらは Realtek製のテレビチューナーやデジタル放送受信機に関連するドライバー であり、古いWindows環境でインストールされた場合はデバイスマネージャーに表示されないことがある と分かりました。

私のPCは自作機ですが、OSは2009年に購入した DELL の Studio540 からアップグレードを重ねて引き継いでいます。Studio540には地デジチューナーが搭載されていたため、その時のドライバーが残っていたようです。

現在はチューナーを使用していないので、この不要ドライバーを削除する必要があります。
再び Google のAIモードに尋ねたところ、「pnputil コマンド」でドライバーパッケージを削除できることが分かりました。


📍実行したコマンド

pnputil /delete-driver oem49.inf /uninstall /force
pnputil /delete-driver oem84.inf /uninstall /force

ただし、RTL2862UBDA.sys の1つだけは削除できず残ってしまいました。
さらに調べると、「DriverStoreExplorer」というツールを使う方法と、Windowsのセーフモードで直接削除する方法が紹介されました。

まず DriverStoreExplorer を試しましたが、該当ドライバーは一覧に表示されず削除不可。
最終的に、セーフモードで起動して該当フォルダーから RTL2862UBDA.sys を直接削除することで、ようやく問題を解決できました。


📍結果と感想

その後、メモリ整合性チェックのエラーは消え、無事に「コア分離」をONにできました。
手間はかかりましたが、設定を完了できて満足しています。動作の遅延も特に感じません。

今回の作業で「pnputil」コマンドと「DriverStoreExplorer」ツールの使い方を学べたのは収穫でした。
また、初めて使った Google の AIモードは非常に優秀で、今後「Copilot」や「ChatGPT」とも比較してみたくなりました。


パソコン博士のYouTube「セキュリティーを爆上げする設定」は関連情報URL参照
Posted at 2025/10/26 08:16:33

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