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まとめ記事(コンテンツ)
より3さん
2023/05/02
美作三社めぐり 謎の神社 神社シリーズその90「中山神社」
お昼ご飯を食べて
一服した後
きょう最後の神社
「美作国一ノ宮 中山神社」に向かいます
地図の「作州街道」を通ります
山のふもとに鳥居があります
よろしく
R1000
きれいな参道がまっすぐ続いています
途中に牛の像が
神様の眷属です
割と大きな狛犬さん
ほら 威嚇タイプのやつですよ!!
お清めのために手水舎に向かいます
ここにもロリ少女が!
統一されているようですね
神門の前にもう一組の狛犬さんが・・・
こちらは通常タイプですね
門の前を小川が横切っています・・・
むむっ!
ここは他と違うぞ!
結界があるということは
畏れなくてはいけない神様がいらっしゃるということでしょうか?
小川に降りる階段があるのは
お清めもするのでしょうか?
門の向こうに立派な拝殿があります
さすが一ノ宮
格が違います!
門から見える構図にも気を配っているようですね
拝殿から本殿の入口を望みます
拝殿内も広くて大勢で神事が行えるようです
さて本殿は?
これはっ!!
入母屋妻入りの様式は他と変わらないですが、
屋根に「千木」と「鰹木」が!!
これは何か違いますね
明らかに異質です!
千木が「外削ぎ」なので男神デスネ
檜皮葺きの屋根など
いかにも神社らしい形です
本殿の後ろにはあの床下の扉はなく、高床式になっているのも他と違います
これはいったい・・・
創建年は707年とありますが、別の資料では吉備国(岡山)から美作国が分立した713年ともあります
主祭神は「鏡作神(かがみつくりのかみ)」とありますが、まったく聞いたこともないですね・・・
字からすると鏡でも作っていたのかと思ったりしますが、ネットで調べてみると
桃太郎伝説に出てくる鬼「温羅(うら)」は鏡造りの高い技術を持っていて中山神社はこの温羅を祀っているのでは?という仮説がありました
吉備国から分立したときに新しくこの神様を勧請したのかも(大和国とは対立しますが)
なかなか変わった経緯のある神社ですね
しかし私が中山神社に来た理由は他にあるのです
それはこの神社に伝わる「猿神伝説」で「今昔物語集」にも載っている話の謎を解くためなのです
本殿の裏側から横にある摂社を見て回ります
この階段の上には・・・
お稲荷さんがありました
さて「猿神伝説」に関するものはどこに・・・
って!
見つけました!
矢印の方向を見ると
奥のほうに鳥居が!!
怪しすぎるーーーー
やはり本殿の裏側にある神社にはその神社の本質があるのです!
これは
物凄くあやしい雰囲気が・・・
勇気を出していってみます
うっそうとした森の先に山に向かって伸びる道が現れました
この先に神社があるのでしょうか?
ありました!
巨大な岩の崖の上に小さな祠が
飛騨の「さるぼぼ」みたいな人形が奉納されていますね
「猿」が祀られています
この祭壇の上に
あれがメインの祠ですね
ここの「猿伝説」とは
昔、悪さをしていた猿を英雄が犬を使ってやっつける
という全国各地にあるお話なのです
「しっぺい太郎」や「はやたろう」などなど
ただ貢献した犬を祀っているところはありますが
敵側の猿を祀っている神社はないのでは?
<妄想タイム>
この猿の悪行というのは、いわゆる「生贄」だったという仮説があります
生贄とは神様に捧げる供物だったように、昔からこの猿は神様として信仰されていました
それをやめさせた
「神殺し」ですね
そのため祟りを恐れて、元の祭祀場を後ろに隠して手前に本殿を置き
結界をしいて丁寧に祀っている(主祭神を変えて)
などと妄想を働かせてしまいます
突如として現れるこの巨大な一枚岩に
神が宿ると考えるのは自然のことと思いますね
境内に戻って一本の木を見つけました
ムクの木です
名木百選に選ばれたそうです
これで「美作三社めぐり」は終了しました
最後に非常に興味深い神社にお参り出来て満足でした
おいおい
あんたは能天気だねー
じゃあ今夜のお宿にGOです
宿はここ
ルートイン津山です
ビジネスホテルですが天然温泉の大浴場と露天風呂があって
まだ新築です
夜ごはんはホテルの横にあるホテル経営の居酒屋さんで
カンパーイ
いやー旅のお酒はチョーうまい
津山は山の中なので海産物のメニューは非常に少ないのですが、やっぱりお刺身が食べたいよね
とくれば
日本酒です
「加茂五葉 大吟醸」です 地酒らしいです
飲んでビックリ!
かなりの甘口です
大吟醸でこんな甘口のお酒は初めて飲みました
これもまたイイ!
そこでホッケを注文
かける醤油は
もちろん
刺身醤油ですよね!
関東ではつかわないんですよね
昔東京に住んでいた時に居酒屋で刺身醤油がないので憤慨したことがあったなー
広島のほうでは甘口の濃厚な醤油ですが、こちらはやや辛口でした
珍しく島根の「赤天」があったので注文
お酒は
「和三盆 梅酒」です
これも飲んでビックリ!
まるで黒糖のような香りの甘い梅酒でした
シメはお茶漬け
けっこう量が多くてお腹いっぱいになりました
完食です
明日は最終日
ゆっくり帰ろう
では!
Posted at 2023/05/05 12:19:39
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