オイル交換前……
ヘッドカバーを外し、燃焼室と排気経路の
カーボン除去を、軽めに実施・……５回目

健康維持のため、「宿便：カーボン」を
「浣腸：エンジンコンディショナー」で
排出するのと 似ている感じなのかも？

ハイカム、バルタイ、オーバーラップ、
ＥＣＵ等の影響？や、一般仕様ではないため？
「宿便：カーボン」が溜まりやすい猿人　
　　（ ガソリン直噴ではないのですが ）

カーボン除去は、チョット面倒ですが
必要に応じて対処すれば、快調・維持です

点火プラグを外し
クランクをラチェットで回し
排気バルブをＯＰＥＮ
(吸気バルブは完全閉じ)
↑この状態を確認するために
ヘッドカバーを外します

【 カーボン除去・作業の詳しい様子 】
は、　↓　こちら
http://minkara.carview.co.jp/userid/359142/car/262977/2587310/note.aspx
http://minkara.carview.co.jp/userid/359142/car/262977/2587353/note.aspx

各気筒毎の作業です

プラグホールから
エンジンコンディショナーを
８秒ほど注入

カーボンの堆積度合いは
初回ではないので、少ないです
今回も、「注入量は軽く」 で、
「溶解時間は長く（一晩）」として、
ピストンリングの機能・維持・復活
を主体に、で、ＯＫの様子の感じ

▲ バルブのカーボン噛み
▲ ピストンリング固着等で機能不全
　 （潤滑・気密・伝熱・姿勢制御）
▲ 圧縮漏れ・パワーダウン
▲ ブローバイ多発・オイル消費増
▲ ピストンスラップ等の異音発生
▲ 異常燃焼とエンジンブロー

カーボン・スラッジの悪影響は、
猿人の寿命を確実に縮めます
……防除は大切ですね

掃気用ノズルのパイプを
プラグホールに押し付け
弱めにセットした圧縮エアーを
燃焼室・排気経路に送り、掃気

これを２度繰り返し
燃焼室と排気経路を
エンジンコンディショナーで
「ひたひた」気味の状態にして
一晩ほど、放置　……
固着しているカーボンを溶解、
「フヤケタ状態」にします

翌日に、続きの作業です

一夜、明けて……　

燃焼室と排気経路の
溶解を終えたカーボンを
高圧エアーで掃気・排出するため
エンジンコンディショナーを注入
（作業状況は画像３と同様）

クランクをラチェットで回し
排気バルブを０ＰＥＮ

高圧エアーを最大圧力にして
溶解を終えたカーボンを
掃気・排出させます

掃気用ノズルの先端に
カーボンの汚れが付着しますが
汚れが少なくなるまで
エンジンコンディショナーの注入と
掃気・排出の繰り返します

カーボン除去後
点火プラグ・ホールから
銀ピカのピストンヘッドを確認
中心の目視出来る範囲だけ？　(^_^;

この後、
ピストン・シリンダーを潤滑・保護
するため、エンジンオイルを
燃焼室に注入し、掃気で拡散、且つ
余分なエンジンオイルは排出

ヘッドカバーと点火プラグを取り付け
エンジン始動……

猛烈な白煙排気と共に
エンジンは、モッサリとした
マイルドな感じで 最初は回ってます

暖気後、Max： 4000rpm程で
２０km程、走行の後……
エンジンオイルを交換
にて、一連の作業終了

カーボン除去は、今回で５回目ですが、
回数を３回４回５回と、重ねてきた都度、
アイドリングの雑音雑味は、どんどん消え、
低中回転域の回転はスムースになり、
レスポンスは確実に向上してきてます♪

使用したエンジンオイルは、カーボン除去の
変化を把握するため、長年・毎回使っている
【BP　VERVIS RACING 10W-50】です、これに
【ENEOS エンジンメタルスムーザー】を１本と、
【ＩＸＬ・メタルトリートメント】を３％、添加してます。
テスト用に購入している「Castrol EDGE 5W-50」、
「Castrol EDGE RS 10W-50」は、未使用です。

次のカーボン除去は、
１年後、ぐらい？　かな？