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2022/06/15

さだまさし少年の見た葛飾の景色

 さだまさしは中学1年生の時、ヴァイオリン修行のため長崎から単身上京し葛飾区立中川中学校に通学しました。最初は葛飾区で下宿しましたが、中学3年生からの約20年間は千葉県市川市で過ごしました。私は1976年から4年間千葉市に住んでいたので市川市と千葉市の違いはありましたが同じ千葉県人だったわけです。
 当時さだまさしが市川市に住んでいることは知っていました。わざわざ訪ねて行きはしませんでしたが、京成線で市川真間駅を通りかかったときには降りてみようかなと思ったことがありました。また葛飾柴又で家庭教師のアルバイトをしていたのでけっこう近くでうろうろしていたのです。

 「木根川橋」(作詞/作曲:さだまさし)は、1979(昭和54)年に発売されたさだまさしの4枚目のアルバム『夢供養』に収録されています。木根川橋は荒川に架かる橋で葛飾区立中川中学校の近くにあるようです。ここに登場する先生は数学の村山秀一先生のことだそうです。
 このアルバムが発売された1979年は学生時代最後の年です。就活と卒論で忙しくて音楽もあまり聴かなくなっていました。ですからさだまさしのアルバムも『帰去来』『風見鶏』『私花集』までしかまともに聴いていないのです。『夢供養』は社会人になって聴いたのでした。
 「木根川橋」の最初の印象は笑っちゃうものでした。さだまさしが「先生」と呼びかけているのですからね。私に呼びかけているとは思いませんでしたが、なんかこそばゆい感じがしたものでした。でも今回久しぶりに聴いてみると別の感じがしました。不思議なことにさだまさしの呼びかけは私にしているように感じたのです。いや呼びかけているのは女子学生のようでした。
 時の流れと言うものですかねぇ…。さて、そろそろ寝ちまおうかな。
Posted at 2022/06/15 21:52:27

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