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まとめ記事(コンテンツ)
mistbahnさん
2016/08/22
【Mercedes-Benz Museum】14 | Mercedes-Benz Indy Engine 265E, 1994
2016.06.12に訪問したシュトゥットガルトの
メルセデス・ベンツ博物館(Mercedes-Benz Museum)編
の続き。
ブログエントリ: 「【Mercedes-Benz Museum】13 | Mercedes-Benz F1 Engine FO110M 2002 - 2003」
と同様に、このエンジンも暗い部屋でガラスの向こう。(残念な展示の在り方)
■Mercedes-Benz Indy Engine 265E, 1994

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)
インディレースで、ペンスキー・メルセデス PC23に搭載されたエンジン。
アル・アンサーJrが1994年のインディ500を制している。
V型8気筒
3429cc
1026ps (755kW)
~10500rpm
・・・・と、メルセデス博物館の展示エンジンの紹介文には↑この程度のことしか書かれていなかったのだが・・・・

↑たまたま、本日、手にとってパラパラ眺めていた Motor Fan illustrated誌の Vol.112 「シリンダーヘッド!」特集号に、
「あれ?これって、メルセデス博物館で見たインディのエンジンでは?」
と思われる記事を見つけた↓。

メルセデス博物館の展示には何も触れられていないが、MFi誌には
「イルモア社がメルセデスから金を引っ張ってまったく新規に作ったエンジン」
と書かれている。
イルモアはイギリスのレース専門のエンジンメーカー。
以下、MFi vol.112の記事から引用する。
(引用開始)==================================
イルモア・メルセデス265E
元コスワースのマリオ・イリエンとポール・モーガンが設立したイルモア・エンジニアリングは、北米CARTシリーズ用に2.65L DOHC・V8エンジンを製作。
1991年にはF1に進出して、メルセデスから資本提携を受ける。
265EはCART用にまったく新規に製作されたOHVエンジンで、DOHCに対する優遇措置があたえていたことから、「ストックブロック」と呼ばれるOHVを選択。
ボア97mm × ストローク58mm の 72° V8・3.4L。
プッシュロッドの追従性を上げるため、カムの位置は可能な限り上げられ、プッシュロッドは短い。
HEMIと違って2本のプッシュロッドが吸排気それぞれのロッカーアームを動かす。
ロッカーアームは角度をつけて捻られ2バルブは対抗配置。
燃焼室は多球型(ハート型とも言われる)でコンパクト。
バルブ径はIN/52.5mm ・ EX/39.7mm と非常に大きい。
最大ブーストは3.45kg/m2で、1万回転以上を許容し1000psオーバーを叩き出す、史上最強の自動車用ガソリン(メタノール) OHVエンジンである。
========
(前略)、OHVは絶滅の方向を辿る。
そんななか、1994年にある突然変異が発生した。
レーシングエンジン・ビルダーのイルモア社が、インディレース用に製作した3.4L V8 である。
当時のCARTはDFV派生のDOHC 2.65Lターボ DFX のワンメイク状態だったが、レギュレーション上OHVエンジンであれば排気量とブースト圧アップが許されていたことに目をつけたマリオ・イリエンが、F1でのジョイント・パートナー・メルセデスから金を引っ張ってまったく新規に作ったレーシングエンジン。
3.45kg/m2 のブースト圧時に 1024ps を発揮、アル・アンサーjrのドライブでインディ500とシリーズを制覇した。
==================================(引用終わり)
・・・「1994年」「アル・アンサーJrがインディ500を制覇」。
間違いなく、この展示エンジンの解説だよな。
OHVかぁ・・・。
自分でOHVのエンジンが欲しいとは思わないケド、OHVでのインディ制覇もロマンだ!
●Mercedes-Benz Museum | メルセデス・ベンツ博物館 目次はこちら
●クルマ写真 関連目次はこちら
メルセデス・ベンツ博物館(Mercedes-Benz Museum)編
の続き。
ブログエントリ: 「【Mercedes-Benz Museum】13 | Mercedes-Benz F1 Engine FO110M 2002 - 2003」
と同様に、このエンジンも暗い部屋でガラスの向こう。(残念な展示の在り方)
■Mercedes-Benz Indy Engine 265E, 1994

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)

→ 高解像度画像(PC向け)
→ 高解像度画像(スマホ向け)
インディレースで、ペンスキー・メルセデス PC23に搭載されたエンジン。
アル・アンサーJrが1994年のインディ500を制している。
V型8気筒
3429cc
1026ps (755kW)
~10500rpm
・・・・と、メルセデス博物館の展示エンジンの紹介文には↑この程度のことしか書かれていなかったのだが・・・・

↑たまたま、本日、手にとってパラパラ眺めていた Motor Fan illustrated誌の Vol.112 「シリンダーヘッド!」特集号に、
「あれ?これって、メルセデス博物館で見たインディのエンジンでは?」
と思われる記事を見つけた↓。

メルセデス博物館の展示には何も触れられていないが、MFi誌には
「イルモア社がメルセデスから金を引っ張ってまったく新規に作ったエンジン」
と書かれている。
イルモアはイギリスのレース専門のエンジンメーカー。
以下、MFi vol.112の記事から引用する。
(引用開始)==================================
イルモア・メルセデス265E
元コスワースのマリオ・イリエンとポール・モーガンが設立したイルモア・エンジニアリングは、北米CARTシリーズ用に2.65L DOHC・V8エンジンを製作。
1991年にはF1に進出して、メルセデスから資本提携を受ける。
265EはCART用にまったく新規に製作されたOHVエンジンで、DOHCに対する優遇措置があたえていたことから、「ストックブロック」と呼ばれるOHVを選択。
ボア97mm × ストローク58mm の 72° V8・3.4L。
プッシュロッドの追従性を上げるため、カムの位置は可能な限り上げられ、プッシュロッドは短い。
HEMIと違って2本のプッシュロッドが吸排気それぞれのロッカーアームを動かす。
ロッカーアームは角度をつけて捻られ2バルブは対抗配置。
燃焼室は多球型(ハート型とも言われる)でコンパクト。
バルブ径はIN/52.5mm ・ EX/39.7mm と非常に大きい。
最大ブーストは3.45kg/m2で、1万回転以上を許容し1000psオーバーを叩き出す、史上最強の自動車用ガソリン(メタノール) OHVエンジンである。
========
(前略)、OHVは絶滅の方向を辿る。
そんななか、1994年にある突然変異が発生した。
レーシングエンジン・ビルダーのイルモア社が、インディレース用に製作した3.4L V8 である。
当時のCARTはDFV派生のDOHC 2.65Lターボ DFX のワンメイク状態だったが、レギュレーション上OHVエンジンであれば排気量とブースト圧アップが許されていたことに目をつけたマリオ・イリエンが、F1でのジョイント・パートナー・メルセデスから金を引っ張ってまったく新規に作ったレーシングエンジン。
3.45kg/m2 のブースト圧時に 1024ps を発揮、アル・アンサーjrのドライブでインディ500とシリーズを制覇した。
==================================(引用終わり)
・・・「1994年」「アル・アンサーJrがインディ500を制覇」。
間違いなく、この展示エンジンの解説だよな。
OHVかぁ・・・。
自分でOHVのエンジンが欲しいとは思わないケド、OHVでのインディ制覇もロマンだ!
●Mercedes-Benz Museum | メルセデス・ベンツ博物館 目次はこちら
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Posted at 2016/08/22 00:41:38
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