スバル4POTキャリパー（GDA NB-R）を入手したのでオーバーホール、塗装、取り付けをしていきます。
まずは分解からです。

まずは分解からです。
ブレーキホースが外れてますがこちらは7を見てください。

青丸のパッドピンを固定している爪を内側から押し出すと白丸のパッドピンに刺さっている部分が簡単に外れます。

白丸の部分から引き抜いても可能ですが青丸から外した方がパッドピン固定用クリップに負荷が掛からず変形したりする心配が少ないです。

次にパッドピンを抜きます。
写真の矢印の方向にクロススプリングの平らな面を押し下げた状態でドリルの反対側などを使って押し込むと楽です。

※写真ではクロススプリングの凸側にドリルを当てていますが平らな面からやります。


簡単なやり方
クロススプリングの盛り上がってる方をマイナスドライバーでこじるとクロススプリングが全部外れるので後の作業が楽です。

パッドピンが外れればクロススプリングも外れ、ブレーキパッドも外れます。

次にリテーニングリングをペンチなどで外します。矢印の離れている所からやれば簡単に外れます。

次にダストブーツを引っ張り外します。

ピストンを抜く作業の前に白丸のブリーダーバルブ（8ミリ）とブレーキホース接続部（12ミリ）を外して中のフルードを出来るだけ抜いておきます。

ちなみに矢印はエアーコンプレッサーで空気を入れる入口です。
ブレーキホースを切ったものです。

ピストンが勢い良く発射しない様に写真の様な物や、ブレーキパッドを2枚と間に何か入れたりして先程紹介した入口からエアーを供給してピストンを押し出します。（手なんかを入れると指が潰れるか運が良くて骨折で済みます。抜けやすいピストンは弾丸の様にパァン！！と音を立ててシリンダーから発射します。）
ピストンは出やすい所と出にくい所があります。
1つでも完全に抜けるとエアが漏れて他のピストンが出てこなくなるので完全に抜けたら元に戻してやります。これが各ピストンが1度は完全に抜けた状態になったら全てのピストンを均等に出して、手で揺すって抜きます。

その2（分解編②）へ
https://minkara.carview.co.jp/userid/2349356/car/1859486/4358643/note.aspx